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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 80ページ)
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*28*
「機嫌が良いようだね、我が魔王」
「あっ、ウォズおかえり………アナザーライダーはどうだった?」
ソウゴが目を離した隙にウォズが背後に現れる
「アナザーライダーはどうにか始末した、けれど不自然でね………」
「不自然?」
「これを」
ウォズは布から小瓶を取り出す……瓶の中には真っ黒な粘土のようなものが詰まっていた
「なにこれ?」
「分からない………未来にもこのような物は無いものでね」
ソウゴが小瓶をまじまじと眺めていると、そばで見ていたデーリッチが口を開く
「それ、もしかしたらマガイモノの成分じゃないでち?」
「マガイモノ?」
「あ、マガイモノっていうのは生き物や道具の歴史や記録などを組み合わせて作られる存在らしいでち」
「なるほど、キメラのようなもの………」
「凄いね、なんで知ってるの?」
「ここにもマガイモノはいるでち、コードメイカーさん、exeさん、たくっちスノーなんかがそうでち」
「分かった、その人達を探してみる、行こうウォズ」
「ハンターに気をつけるでちよー!」
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「ねぇ、何してるの〜?」
「これか、屋内において完璧な戦術だ」
たくっちスノーの臣下、コードメイカーは策を練っていた、七花が見れば『奇策の一種』と妙な風評被害を招きそうな馬鹿馬鹿しい戦術だ
「凄いだろこのキューブ、たくっちスノー様とexe隊長が切り離した樹木や岩を圧縮したものだ」
何かしらのマガイモノにはそれぞれ固有の能力がある………コードメイカーは触れた物体を大きさ問わず【圧縮】しキューブのように変えられる………使い勝手のいいこの力を利用して地面から天井までキューブを詰み隙間なく壁を作ったのだ
花音は………観戦していくうちに巻き込まれ、共に閉じ込められることになった
「でもさあ、いいの?一応今回は独自能力ないけどさ」
「逆に聞くが、使えるものは使っておかないと損ではないか?せっかくの個性を使わぬなどキャラクターにおける自殺に等しいぞ 」
「でもさぁ〜、そういうこと出来るのって限られてるしさ〜」
「ならばその力、皆にも使えばいいこと………何も1人で使うこともないだろう」
「うーん……この人、勝つ気あるのかな………で、これ崩されたらどうするの?」
「一気に解凍し第2の壁、ガラクタの山を築き上げる………今以上に足止めになるぞ」
「じゃ、それまで待機かな」