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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 80ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 メイドウィン逃走中 オリジナルゲーム 氷鬼 時空監理局編
*38*
【話は聞かせてもらったよ、時空犯罪者ボーマンくん】
時空の渦からロズムント像が飛び出す
「どういうことだ?私としてはあまり君達を巻き込みたくないのだが、鬼人正邪としては別かもしれないが」
「鬼人正邪!?」
「ああ、言い忘れてたな………私が連れてきたマガイモノメイカーの名だ。」
【そんなことはいいよ、悪いけど私のゲームを勝手に終わらせるのはやめてくれないか?】
「もう遅い………私は既に結界を破いた、時期に時空監理局が来る」
「はあ!?もう破いたの!?」
「もう時間が無い、一刻も早く私と同化しなければ君達は死んでしまう、聞いたところ三つ巴………いや四つ巴の大混戦になる、いくら君達だろうと……」
「そ、そうっすよ、同化はイヤだけどボーマンって奴の言う通りで………いくらみんなでも、こんな狭いところでこれだけの敵は………」
「自分も反対だ」
ここで手を挙げたのは………ここまでunknownを貫き続けている謎の逃走者
「何故かね?」
「単純にてめぇの思考が気に入らねぇ」
「それだけか………まぁ、気にする程でもない」
「ああ、俺も反対だ」
「それならデーリッチも」
「じゃあなんとなく私も」
unknownに続いて手を上げたのはexe、デーリッチ、花音。
花音に関しては気分で上げたようにしか思えないが、2人は真剣な目付きだった………
「………マガイモノメイカーの戦いは止められない、ここにはマガイモノキラーは存在してないのだぞ?」
「それでも凍結中は中断してもらいたくない、まあ巻き込みたくないのはこちらも同じだが……」
「こっちだって、譲れないものがあるんでち!!」
「それにな!マガイモノメイカーが3人だろうと、監理局が来ようとなんだ!俺達がそんなのに負けるように見えんのか!」
「いやあの、ワイ」
「ごめんごめん、いつか貴方も覚醒させるから……」
「とにかく………お前の指図など受けるか!俺達は意地でも凍結中を続けるぞ!」
「…………良かろう、ゲームを続けたまえ」
「ただし、君たちの安全は私が保証しよう 」
そう言ってボーマンは時空の渦に乗って消えていった………
【ゲイツ君もひとまずこっちに戻ってくるんだ】
「分かった」
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「いや、その皆……すまないな、急に」
「いえいえ、こっちもびっくりが止まりませんから」
「えーと、冷静に振り返ってみよう」
「ボーマンの連れてきた鬼人正邪、勝手に現れた石動惣一、そして凍空の姓を持つ謎のマガイモノ………更にあとからやってくる時空監理局」
「これらをなんとかした上で、あと67分間凍結中を続けろ、ってわけだが………」
「なんでこんなことに………」