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作者： ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E （総ページ数： 80ページ）
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＊37＊
「私の事など今はどうでもいいだろう」
「いや、どうでもよくねぇよ！何関係ない人巻き込んでんの！」
「関係ない………そう、それだ」
「はあ！？」
「まず詫びる事が1つ、たくっちスノー………今はロストメイドウィンと名乗っ…ているそうだが、彼に会うためにシステムを支配した、迷惑をかけてすまなかった」
「あ、あれあんたの仕業っすか」
「システムの支配ってサラッと言ったなお前な」
「次に警告することが1つ、私はマガイモノメイカーをここに送り込んだ」
「！！？」
「えっ、じゃああの凍空とかいうのは」
「それは違う、私は【さっき】送り込んだばかりだ」
「それともう1つ………私は時空監理局を防ぐ結界を破り、監理局をおびき出す」
「「「な、何ぃぃぃぃ！！？」」」
Konakun、ソウゴ、たくっちスノー等一部の逃走者は驚く………特にたくっちスノーは石動が狙ってくるだろうと想定していたが、思わぬ変化球が飛んできたわけだ
「そんな事もあり、私その為マガイモノメイカーは戦争を起こしかねない状況にある」
「それでそれで？私たちどうすればいいの？」
「ニューロン・リンク！」
ボーマンは体から6つの紋章を浮かび上がらせ天井に巨大な魔法陣を形成する
「私の全てのデータが君たちの脳にアクセスし脳内で形成されるネットワークと同化するシステムだ」
「私と1つになるのだ、そうすれば安全は保証される………」
「え、いや普通に逃がしてくれよ」
「いずれこうなる運命だ、私のニューロン・リンクで全時空の人間、いや人間だけではない………生物と同化し、時空の王たくっちスノーが望んだ全平和を成し遂げるためにも」
「恐れることは無い、君たちの想いは私の中で生き続ける、その魂は永遠に尽きないのだ」
「お前、わけわかんねぇよ！」
「大体、お前監理局に勝てるのかよ！？」
「心配はない、私は試練を超え、世界の全データと同化し、playmakerにも勝った………私を超えるものなどあるわけがない」
逃走者達はボーマンを見て「なんなんだコイツ」という事を考えていた
過去にも名無しの怪物や監理局の1部といった訳の分からないことをやる者はいたが
平然と、さも当たり前のようにイカれた計画を並べるボーマンの姿は……異常だった
「つまり？」
「このゲームは中止するべきだ」
【嫌だね】
「何？」