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スマブラ戦記 〜Past・SEVEN〜(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 57ページ)
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*22*

【第5話】
「オールスター」


‥‥‥‥結局、七夜達は何も進展がないまま任天堂世界を生き続け‥‥‥‥‥

気が付けば、七夜達が任天堂世界に来て早くも2ヶ月が経っていた
だが‥‥‥この時間の中で七夜達同様日本の帰還を目指す人間は着々と増えていった。


七夜
「気が付けば俺たちの仲間もだいぶ増えてきたな‥‥‥‥」

博多
「仲間はいっぱい欲しいとは言ったけど、まさかこんなに‥‥‥」

四柳
「それだけ帰ることを目指すやつが居るということだ」

ジョンソン
「でもよかったじゃないですか、七夜君たちの頑張りで殺されずに済んだ人がここまで増えたんです」

七夜
「それもそうか‥‥‥‥なんつーか、これもうチームとか通り越して組織だな」

四柳
「お前、組織の作り方とか構成とか知っているのか?」

七夜
「いや全然」

四柳
「‥‥‥‥‥全く、なら今後は俺が仕切る、それでいいな」

博多
「組織か‥‥‥まさかそんなことになるとはなぁ、名前どうしようか」

ジョンソン
「名前?そうですね‥‥‥‥」




七夜
「オールスター」

博多
「え?」

七夜
「オールスターがいいな、名前」


四柳
「‥‥‥‥一応、由来を聞いておこう」

七夜
「星だよ、星‥‥‥‥前にも言ったろ?お前達は俺よりずっと楽しく生きてる」

七夜
「俺から見ればお前らも、ここにいるヤツらも全部‥‥‥手に届かないけど、見えるだけで満足な‥‥‥綺麗な星々」


七夜
「美しい俺の星空(オールスター)なんだ」


四柳
「‥‥‥‥‥星空か」


四柳
「そういえば見ていないな、星空」

ジョンソン
「そうですね‥‥‥‥ここは朝も夜もずーっと曇ってて星なんてない‥‥‥ゲームの世界にすらない」


博多
「だったら見ようぜ、皆で星空!」

博多
「俺たちで現実に戻って、星を見るんだよ!!」



七夜
「‥‥‥ははっ、だよな!」

‥‥‥‥



「七夜さん、七夜さん!」


四柳
「七夜、梨亜がお前に用があるって」

七夜
「り‥‥梨亜?えーと確か‥‥‥」

四柳
「‥‥‥‥お前、いい加減人の名前を覚えろ」

七夜
「悪い悪い‥‥‥あまりにも急に増えたもんで記憶しきれなくて‥‥‥」


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