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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 57ページ)
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*5*
そして、七夜と博多が並んで歩いていると……遂に入口までたどり着いた
七夜
「お、あれじゃね?」
博多
「みたいだな………」
七夜
「椅子ねーかな椅子」
………
中に入っていくと、そこには机と椅子、前方向には扉が
七夜
「おい、第2チェックみたいなのあるぞ」
博多
「ああ、まぁ座ってみるか」
………
七夜達が待機してしばらくすると、声が聞こえてくる
「よくぞ降り立った、選ばれし戦士たちよ」
七夜
「お、始まったぞ」
博多
「選ばれし戦士たちよってさ、やっぱレジャー施設じゃないのか?」
「君たちはこの世界で使命を果たすためにやってきた」
七夜
「………なぁー!使命とかは全然別にいいんだが、ここってどこなんだよ?」
「そうか、それをまだ明かしていなかった」
「ここは【任天堂世界】」
七夜
「に……任天堂世界?任天堂って、あのゲーム会社の任天堂か?」
「そう、ここは『任天堂』の世界の収束点、あらゆる世界に繋がる架け橋のような場所であり、その入口だ」
博多
「あー………なるほどな」
七夜
「え、今のでわかったのか?」
博多
「ほらお前もネットとかで見ただろ、どこかの遊園地で任天堂ゲームのエリア開発中とかいうやつ」
七夜
「マジかよあんな感じか……ゲームの世界とか映画でしか見た事ねーぞ」
「君たちは突如別世界から現れた危機を止めるために呼び出された『任天堂戦士』だ」
博多
「任天堂戦士て………」
「君たちに戦士としての力を探るため、これを書いてもらう」
その言葉と共に七夜の前に紙が置かれる
七夜
「またなんか書くのかよ」
博多
「しかもこんどは凄いびっしり書かれてるぞ………さっきは名前だけだったのはなんだったんだ」
七夜
「しかもこれ個人情報スレスレじゃねーのかってのも結構あるぞ」
「全ては嘘偽りなく」
博多
「嘘偽りなく……おい、これ拒否権ないみたいだぞ」
七夜
「マジか………こんなもん書くのとその任天堂戦士ってやつがなんの関係が………」
「…………」
七夜
「いやめっちゃ見てくるんだけど」
博多
「書くぞ………」