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ピッフィーのしりとりバトル日記(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 9ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 しりとり ギャグ 
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*7*

【第6話】
「バトル・バーガー」

ピッフィー
「あ、いかん忘れとった」

ピッフィー
「なぁ、今から愛知に戻れへんか?」

たくっちスノー
「どうした?」

ピッフィー
「そういえばワイ‥‥‥‥午後からバイトの予定入れとったの忘れてたわ」

たくっちスノー
「バイトぉ?お前そんなの受けてたの?どの世界?」

ピッフィー
「いや‥‥‥リアルワールドやけどな、ハンバーガーの店でちょっとな」

たくっちスノー
「分かった、あと何時間だ」

ピッフィー
「2時間くらいやな」

たくっちスノー
「だったら人間大砲が手っ取り早いな」

ピッフィー
「は?」

たくっちスノー
「南斗人間砲弾!!!」

ピッフィー
「ああああああああぁぁぁ覚えてろテメーーー!!!!!」



大倉
「ええ‥‥‥‥」

‥‥‥‥‥

ピッフィー
「ぜぇぜぇ‥‥‥‥どうにかバイトに間に合った‥‥‥‥あの野郎後で覚えとけよ‥‥‥‥」

ピッフィー
「‥‥‥はー、ようやくマトモな生活を送れる、ラッシャセー」

「チーズバーガー」

ピッフィー
「うーい、680円」

「割引してくれない?」

ピッフィー
「んじゃクーポン券の方を‥‥‥‥」

「クーポン券?そんなものいるんですか?いつの話してます?」

ピッフィー
「は?」

「しりとりで決めるにきまっ」

ピッフィー
「出てけや」

「えっ」

ピッフィー
「ワイが居る限りしりとりで飯食おうなんてふざけた事させへんで」

‥‥‥‥

ピッフィー
「ちっ、流石に1日2日そこらで変わるわけやあらへんか‥‥‥‥‥‥」

ピッフィー
「しかし、こんなふざけた事例をうちのバイトに持ち込まれても困るんや」

ピッフィー
「‥‥‥‥もしもし母さん、ちょっとうちの店来てくれや、住所は‥‥‥‥」

ーーーーーーーーーーーーーー

ピッフィー
「注文は?」

トラディ
「Lコーラと一番安いヤツ」

ピッフィー
「バーガーとLコーラな」

ピッフィー
「あとしりとり割引しようとする奴は遠慮なくブッ殺(トバ)してええで」

トラディ
「あんがとなー」

‥‥‥‥‥

モブA
「一体どういうつもりだ!店長の私に泥を塗る気か?」

ピッフィー
「あ?流星されたいか?」

モブA
「今日でこの店辞めます」

>>

ピッフィー
「‥‥‥‥いや、すっごいなぁ」

ピッフィー
「たった数十分でワイとあんただけになったで」

トラディ
「しりとりが通用しないのがよっぽど堪えたみたいやなぁ」

ピッフィー
「あいつら適応力高すぎやろ、ワイらがおかしいみたいやん」

ピッフィー
「いや‥‥‥ムカついたからって技使おうとしたのは悪いと思うけどな」

トラディ
「ええよええよ、法律にさえ触れなければ何やってもええのが人間や」

ピッフィー
「お前よく服屋になれたなぁ」

トラディ
「もう二度と勉強なんかしたないけどな」

トラディ
「ええか?あたしらは異常じゃないんやろ?世界が異常なんやろ?」

トラディ
「おかしいと思ったら殴ればええ、ぶっ壊したらええ」

トラディ
「世界ぶっ壊すんやからその意気でいかんとな」

ピッフィー
「‥‥‥‥‥こういう時だけは安心するわ、アンタでも」

トラディ
「ピッフィー、今度は魚のやつくれや 」

ピッフィー
「代金はちゃんと払っとけよ?」

‥‥‥‥

ピッフィー
「‥‥‥‥‥母さん、言い忘れとったけど今のワイって大学とこの店の長になってもうた」

トラディ
「おおよかったやん、アタシもガキの頃は学校の支配者やったで」

ピッフィー
「でもこんなもん‥‥‥しりとりの力で手に入れた歪なもんや‥‥‥ワイは元の大学生に戻りたいわ」

トラディ
「大学生ってのはグルグル回ってあたしの脳天を蹴り飛ばせるもんなんか?」

ピッフィー
「いやそこに関してはイレギュラーみたいなもんやけどさ‥‥‥‥」

トラディ
「だったら、反対運動してみるのはどうや?」

トラディ
「新聞見たけど、少なからずピッフィーみたいに今の世の中に納得できない奴がおるみたいやで」

ピッフィー
「ワイは母さんと違って、なるべく穏便に解決したいんや」

トラディ
「穏便なやつがグルグルアタックなんか覚えるか?」

ピッフィー
「犯罪者相手は別や」

トラディ
「アホ、まだ豚箱に入れられたことはないわ、あとポテトのL」

たくっちスノー
「おい、ピッフィー!!ピッフィー!!大変だ!!」

ピッフィー
「なんやねん騒々しいなぁ」

>>

‥‥‥‥‥‥

ピッフィー
「アンダーワードが生きとった!?」

たくっちスノー
「ま、そういうことだ」

トラディ
「そりゃあ日本以外でも活動してる言うたからなあたし」

たくっちスノー
「いや、そこら辺は小倉さんに任天堂戦士の能力与えて世界各国潰したんだけどな」

トラディ
「サラッと派手にやったねぇ」

たくっちスノー
「外国人としりとりなんて出来るわけないだろ、アメリカ語ですらさっぱりなのに」

ピッフィー
「おい、この作品の根本を揺るがす発言やめーや」

たくっちスノー
「で、そしたらテレビでこんなこと言ってたんだ」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「皆様‥‥‥‥私はこの世界をしりとりが正義となる世界にした、アンダーワード!」

「皆さん、一生しりとりだけしましょう!しりとりのことしか考えなくていい人間になりましょう」

「そーして‥‥‥‥あとは、適当にうっパラッちゃいます」

ピッフィー
「星新一に出てくる異星人みたいやな」

たくっちスノー
「それだけじゃねーんだよ」


「逆らっても無駄です」

「私は今から総理大臣に向かってしりとりをします、100%勝ちます」

「勝って、私が支配者になって」

「反乱者をこれではんごろしにします」

トラディ
「草」

ピッフィー
「ミサイルではんごろしにするのは相当難しいやろ‥‥‥‥」

ピッ

たくっちスノー
「と、どうやらアンダーワードっていうのは個人の時空犯罪者らしくてな」

たくっちスノー
「しりとりのことしか考えられないくらいアホにしてリアルワールドの人間だけでテロ組織を結成」

たくっちスノー
「辻褄が合うように世界を少しづつ変えて、この世界にしてたみたいなんだ」

たくっちスノー
「俺に気付かず」

ピッフィー
「お前ほんとアホちゃうか?」

たくっちスノー
「うるさいな!俺だって結構忙しいの!!」

ピッフィー
「だからってこんなアホみたいなやつに世界書き換えられて恥ずかしくないんか!」

たくっちスノー
「恥ずかしいよ!!今俺めっちゃ泣きたいよ!!」

たくっちスノー
「いくらなんでもそこまでなじらなくてもいいじゃんっ!!」

>>


ピッフィー
「ん、ちょと待て」

ピッフィー
「他所から来た大倉さんはともかくとして、なんでワイや母さんはなんともないんや」

たくっちスノー
「あー、それについてだがピッフィー‥‥‥‥お前は多分時空に出て色んな耐性出来たからだろ」

ピッフィー
「じゃあ彩月達も無事なんか?」

たくっちスノー
「そうじゃねーかな?彩月は今リアルワールドにいるわけじゃねーし」

ピッフィー
「え、そうなん!?」

たくっちスノー
「うん、一応彩月にも連絡したんだよ、そしたら」

彩月
【え?そんな雑魚そうなヤツら私が出るまでもないじゃん】

彩月
【適当に滅ぼせば良くない?】

たくっちスノー
「カーレッジみたいなこと言い出した」

ピッフィー
「あいつもあいつで結構やばいな」

彩月
【っていうのは冗談】


彩月
【私の他に誰がいるの?え、星谷さん?】

彩月
【なら大丈夫だよ、あの人強いから】

彩月
【へー、しりとり上手いんだじゃあ別に問題ないね】

彩月
【念の為これ】


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

たくっちスノー
「そう言って彩月は電話の後にこのアプリを送り込んできた」

ピッフィー
「‥‥‥‥‥なんやこれ?しりとりのゲームやないか、見たことないから多分彩月が作ったな‥‥‥‥」

トラディ
「なんやこれ、出来るんか?」

ピッフィー
「やってみっか」


【しりとりのり】


プツッ

【ゲームオーバー】
ピッフィー
「は?」

たくっちスノー
「‥‥‥‥1秒でも途切れたらゲームオーバーみたいだな」

ピッフィー
「あの子ワイのこと買い被りすぎやない?」

ピッフィー
「まぁやってみるけど」

たくっちスノー
「バイトはいいの?」

ピッフィー
「しりとり禁止にしたらまさかの1人も来なくなったわ、あと店長になってもうた」

たくっちスノー
「ほんとこの世界やべぇよな‥‥‥‥」

トラディ
「よかったやん出世したで」

ピッフィー
「ワイは普通がいーの!」


ピッフィー
「待って、1回深呼吸させて‥‥‥すー‥‥‥‥」




ピッフィー
「よし、やったるわ、かかってこい」

たくっちスノー
「‥‥‥再プレイ!」

>>

【りんご】

ピッフィー
「ゴーレム」

【∞】

ピッフィー
「無花果」

【クリスマス】

ピッフィー
「するめ」

【メタル】

ピッフィー
「ルナティック」

【クール】

ピッフィー
「瑠璃」

【リリース】

ピッフィー
「スペルミス」

【スター】

ピッフィー
「棚からぼたもち」

【チリソース】

ピッフィー
「スープカレー」

【レントゲン検査 】

ピッフィー
「査定」

【いんげん豆】


たくっちスノー
「す、すげぇ‥‥‥‥わずか0.6秒で答えを出してる‥‥‥‥あいつの脳内どうなってるんだ」

トラディ
「なんや知らへんのか?あいつIQ149はあるで」

たくっちスノー
「マジ!?そこそこ天才じゃねーか!?」

トラディ
「せやで、ピッフィー結構いい大学通ってるんやで」

たくっちスノー
「知らなかった‥‥‥‥あいつそんなインテリキャラだったのかよ‥‥‥‥!!」

ピッフィー
「かずのこ」

【コイルスプリング】

ピッフィー
「グリード」

【ドラ】

ピッフィー
「ラッキー」

【絆】

ピッフィー
「ナツメ」

【メダカ】

ピッフィー
「カレーライス」

【スルト】

ピッフィー
「トリケラトプス」

【CLEAR】

ピッフィー
「アンダー‥‥ん?CLEAR?」

たくっちスノー
「おつかれ、終わったみたいだぞ」

ピッフィー
「そうか‥‥‥‥あー頭いてぇ‥‥‥こんな集中したのは大学入試以来やわ」

ピッフィー
「で、彩月はワイにこれをさせて何をしたいんやろ?」

プルルルル

ピッフィー
「え、もしもし?彩月?」

彩月
【本当にあれ解けたんだ、凄いや星谷さん】


ピッフィー
「ああ、脳の栄養メチャクチャ使ったけどな‥‥‥なんでこんなもんを?」

彩月
【星谷さん、目には目を歯には歯を、そしてしりとりにはしりとりを】

彩月
【あのソフトはアンダーワードとやらの脳にリンクしててね】

彩月
【彼は知らない間に貴方としりとりをしていたの】

彩月
【そして彼らの脳はスパコン並みの処理が行われていた】

彩月
【今彼の脳はパンクして失神してる、やるなら今だよ!】

ピッフィー
「ファッ!?」

END

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