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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 58ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 MM○○中 逃走中 ナントカ三術将編 3作品同時展開
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エイジア
「たくっちスノーからこの世界は一際異彩を放つ術があると聞いてきたが、本当みたいだな」
イグニス
「………そんなに珍しいのか?俺の【守影術】は」
エイジア
「ああ、一見防御型のようでどんな風にでも応用が聞く」
エイジア
「影を操るとなればもっと出来そうだ、更に……」ブン!!
イグニス
「影柱」
イグニスの周囲は結界で囲まれ、エイジアの攻撃は防がれる!!
エイジア
「この圧倒的硬さの結界だ、【ぼくはガリレオ】だったか?アレも防御型の能力者がタイマンでエリートに勝ってたりしたな」
エイジア
「直接柱を壊さなければオーラさえも通さないとはな」
イグニス
「これも魔王様を守る為だ」
エイジア
「………なるほど」
エイジア
「俺が守影術(それ)を覚えることは?」
イグニス
「はっきり言うと難しいだろうな、守影術は努力より血筋が大事な力だ」
イグニス
「それにお前にはお前の力がある、それを磨けばいいだろう」
エイジア
「そうだな、お互い守りたいものがあることは同じだ」
エイジア
「守影術士、俺の力を強くする方法って何かあるかな?」
イグニス
「お前の力……オーラだったか」
イグニス
「多彩な属性を使うソレは俺よりジーンの方が適役だろう」
イグニス
「ただし、数時間は拘束される事は覚悟しておいた方がいい」
エイジア
「ジーン、彩喚士だったか……よし行ってみるか」
イグニス
「…………」
イグニス
(ジーン、メアト………大丈夫だろうか………)
メアト
「いやああああ離してぇぇぇぇ!!」
ジーン
「我慢するんだ!いい感じに寝るには汗を流す必要がある!」
メアト
「嫌よ!!サウナなんて絶対嫌!!」ズルズル
ジーン
「じゃあトレーニングルーム!ヘイストを利用したマシーンで走りまくるというのは!」
メアト
「いやあああそれはそれでいやあああ」
エイジア
「……………あれがジーンか、なんか忙しそうだな」
…………
………
〜サウナ室〜
レオン
「なんでこんな所に!?」
スターアベネス
「うっせぇ!………流石にハンターもここまで来ることはねぇだろ…………」
レオン
「これじゃハンターが来る前に俺たちが死んじまう………!!」