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MM逃走中 メアトの眠れない1日(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 58ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 MM○○中 逃走中 ナントカ三術将編 3作品同時展開 
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*41*

53:14

イグニス
「…………」

メアト
(ああ………ら、楽なのはいいけど、あたし今、イグニスに掴まってる………あああ………)

メアト
(やばいやばいやばい、今までは何ともなかったのにあんな事があってから………変な風に意識しちゃう)


メアト
(別のこと考えないと、別の……………)








メアト
(あっ)ブルッ

イグニス
「ん?今震えたような………気のせいか」


メアト
(あ…………あ…………)




メアト
(トイレ行きたい…………!!)


メアト
(ぬいぐるみのフリする前に行っとけばよかった、やばいこの状態じゃ連絡出来ない)

メアト
(なんとかしないと…………!!)



「おい、そこの」

イグニス
「ん?」


セーギ
「お前が持ってるやつ………オレよりよく出来てんな」

セーギ
「よこせ」

イグニス
「断ると言ったら?」

セーギ
「無論、力づくだ!」ブンッ!!


イグニス
「…………仕方ない、抱えたまま戦うのも面倒だ、ここは…………!!」


イグニスはメアトを影柱の結界に閉じ込める

メアト
(離したわ!次元層は制限されてないはずだから経由してトイレまで………)スッ


セーギ
「毒のメイドウィン舐めんじゃねぇぞオラァ!!」

イグニス
「三術将として負ける訳には…………」



「ストップやねん!!」

セーギ
「ああ!?」

イグニス
「!」



「あんな、せっかくのゲームで喧嘩されたら困んのやホンマ」

セーギ
「誰だテメェは!?」

「ジーン様とやらが5番目のルールで収集させた用心棒、言わばメタルメイドウィンや」

イグニス
「ジーンの差し金か………」

「改めて自己紹介、ワシはメタルメイドウィン・セブンティスリーと申しますねん」


メタルメイドウィン
「最近はワシらも派遣されること多いでんな〜、いつも大抵1〜20とかばっかやで暇やったんですわ」

セーギ
「なんだそれ?立会人みたいな序列でもあんのか?」

メタルメイドウィン
「いや、単に長い数字のメタルメイドウィンを製作者が考えるの忘れてただけや」

セーギ
「なんだそれ………?」

メタルメイドウィン
「ナインティナンバーはおるのになぁ?」

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