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MM逃走中 ジーンの気付かれない1日(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 50ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 MM○○中 逃走中 ナントカ三術将編 3作同時展開 
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10~ 20~ 30~ 40~

*6*

メアト
「念の為聞くけど‥‥‥‥服着てる?」

ジーン
「着てますよ、服まで透明になってます、ほら」

イグニス
「確かに触ってて袖らしきものが分かるな」

メアト
「ほんとでしょうね?ここから元通りになったらあたしあんたの汚いの見ることになるんだけど」

ジーン
「汚くない!!」

イグニス
「そんなことより、お前を襲った奴はまだ城に居るのか?」

ジーン
「分かりません‥‥が、今もクーに探させています」

ジーン
「そいつは色を消す力があるらしく、真っ白なものが多ければ近くを通ったという証になるかと」

イグニス
「分かった、白い物に警戒する」

メアト
「‥‥‥‥‥‥それにしても、あんた色々ありすぎでしょ」

ジーン
「無人島に遭難した時よりはマシです」

ジーン
「この姿でも逃走中の進行くらいは出来ますよ」

イグニス
「逃走中といえばメアト、お前は選手だが出発しなくていいのか?」

メアト
「ええ〜‥‥‥本当にあたしがやらなきゃダメ?」

ジーン
「諦めなさい、クジで決まった以上絶対です」

メアト
「‥‥‥‥む、分かったわよ、今回だけだから」

ジーン
「では私もそろそろ」

イグニス
「ああ」


イグニス
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥やりづらいな」

‥‥‥‥

メアト
「‥‥‥‥‥」ソワソワ


メアト
「ちょっとジーン、離れて歩いてよ」

ジーン
「離れてますよ」

メアト
「なんでついてくるのよ」

ジーン
「行き先が同じだから当然でしょう」

メアト
「‥‥‥‥なんか付けられてるみたいで嫌なのよ」

ジーン
「心配しなくても貴方を付ける人なんていませんよ」

メアト
「は?あんたあたしに魅力ないって言いたい訳?」


ジーン
「いえいえ、貴方は伸びしろありますよ、もっと色を知れば魅力を感じる人はいますよ」

メアト
「い、色って………あんたそういう意味で言ってんの!?ちょっと」

ジーン
「ほら、王子様というのは案外近くにいますからね、たとえば、そう…………」


ジーン
「私とか」


メアト
「次元葬ッ!!」ビキビキ


ジーン
「ごめんなさい調子に乗りすぎました」バビューン

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