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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 55ページ)
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*28*
ミニマリオ
「...とは言ってもなぁ、このサビ、どうすればいいんだろうな」
ピッフィー
「そもそも、なんでこんなサビとんねん?」
レミ
「サビってどこから来るんですか?」
コバルオン
「自然に錆びる事はないからね...病気みたいなものさ」
正樹
「そう考えると意図的にサビ付かせた者が出てくるわけだ。」
ピカチュウ
「せかいのはしらをサビ付かせた者かぁ...心当たりある?」
コバルオン
「少なくともオモチャ達では無いだろうね...そんなことをしてもメリットはないし、任天堂戦士の皆は?」
彩月
「わかんない...」
レミ
「正樹さん、さっき言っていたF.D.Xの幹部はどうでしょうか?」
正樹
「あいつか...問い詰めようにも死んでしまったからな...」
「勝手に殺してんじゃねーよ、オイ!!」
ピッフィー
「ふぁ?」
七夜
「桜井七夜とF.D.Xは不滅だぜぇ!!」
レミ
「この人がF.D.X...!?」
正樹
「灰になったはずだが....?」
七夜
「俺はちゃんと言ったぜ?またなってな!!」
正樹
「最初から死なないって分かってたのか....」
ピッフィー
「単刀直入に聞くけど、これやったのアンタかいな?」
七夜
「その通ォり!せかいのはしらをサビつかせ、ひかりのしずくを止め、サビを流すようにコバルオンを動かし、仲間をサビに巻き込みぜーんぶサビつかせるように仕向けたのは俺様だァ!」
正樹
「本当に全て教えてくれるな、こいつ」
コバルオン
「全部お前の仕業だったのか!?」
七夜
「そうともォ!今更気付いたところでもう遅い...ハハハ!一度で良いから言ってみたかったんだよこの台詞ゥ!」
ミニマリオ
「何故お前は愛する任天堂を壊すような真似をする!?」
七夜
「任天堂を愛する~?なんだそれ、俺達F.D.Xが好きなのはスマブラだけだ!!」
七夜
「スマブラに参戦出来ないカスは消えて当然なのさ!もちろんお前らおもちゃ共とな!」
ミニマリオ
「てめぇ...!」
七夜
「そ、れ、に!俺がせかいのはしらをサビまみれにしたのはただ世界を壊したいだけだからじゃねぇんだ!見ろ!」
彩月
「あっ、はしらが...」
レミ
「壊れていく!」
柱が壊れて、現れたのは...
【ハハハ!遂に封印が解けたか!】
大きな、ネジ。
ピッフィー
「な、なんやあのドでかいゼンマイは!?」
コバルオン
「あれは...【くろのラスト】!?」
正樹
「くろのラスト...?」
七夜
「【黒のラスト】それはサビの神にして破滅の化身!その力は辺り一面を錆び付かせることさえ容易な究極の存在!俺はこいつを復活させたかったのさ!」
コバルオン
「せかいのはしらに...こんな物が封印されてたなんて...」
【ワレを甦らせた者はどいつだ?】
七夜
「俺だ俺!」
【お前か...ふふふ..感謝する、ようやくワレは自由の身となった...】
七夜
「さぁ黒のラスト!全てをサビつかせてしまえー!!」
【良いだろう!ワレの力を見せてやる!うおおおおおおおおお!!!】
くろのラストから何か出てる!
ピッフィー
「な、なんや!?」
ミニマリオ
「カービィ!ウィップアクションで俺たちを持ち上げてくれ!」
カービィ
「ぽよ!」
彩月
「ひゃ!?」
.....
「おい、彩月!」
「しっかりしろ、彩月!!」
彩月
「ほえ...なんかザラザラする...」
地面が茶色でばっちぃ...
ピッフィー
「やってくれたなぁ...辺り一面がサビだらけや」
ミニマリオ
「多分あれに巻き込まれてたら俺までサビてたぜ、サンキューカービィ。」
カービィ
「ぷー!」
正樹
「....七夜は!?」
レミ
「どこにもいない...くろのラストも...」
正樹
「逃げられたか....」
...
コバルオン
「これから君達はどうするの?」
ピッフィー
「マスター・サトルの元に帰るしか無さそうやな...ここにいたってもうどうしようもあらへんし」
ピカチュウ
「マモレナカッタ...」
コバルオン
「...ねぇ、ボクにも協力させてくれないかな?」
レミ
「え?」
コバルオン
「罪滅ぼしだとか、そういったわけじゃない...ただ、アイツを止めないといけないんだ。」
コバルオン
「だってボクは、正義のポケモンだから。」
彩月
「ん、帰ろっか。」
正樹
「ああ...滅んでしまったものはしょうがない、F.D.Xを潰せば全て終わる事だ」
...ばいばい、おもちゃの世界
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【被害情報】
『スーパーポケモンスクランブル』の世界、サビだらけ....
サビは内部にまで進行しており、ゼンマイが刺さらない程深く進行しており....
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『もうすぐ、全てが始まる...!』
episode1 END