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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 55ページ)
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*34*
【エピソード2 我が理想の世界へと】
M・サトル
「そんなことがあったのか...」
コバルオン
「残念ながら、ボクらの世界はもう...」
M・サトル
「....そうか」
ピッフィー
「マスター・サトル、次はどうすれば?」
彩月
「もうかえりたい...」
正樹
「俺だって帰りたい...仕事しなくちゃならないのに...」
M・サトル
「.....この二人は一旦休ませよう、星谷とレミちゃんは引き続き任天堂世界へ進んでくれ、他の任天堂戦士からF.D.Xの幹部を二人も見つけたと報告があった」
ピッフィー
「二人もか?そいつはうかうかしていられへんな、行くでレミ!」
レミ
「はい!」
彩月
「ううう...お母さんに会いたいよ...」
正樹
「母さんか...なんだか、俺も恋しくなってきな...」
M・サトル
「....君達は選ばれたんだ」
正樹
「お前が勝手に選んだんだろ...」
彩月
「オムライスたべたぃ....」
正樹
「見ろ、彩月は戦いどころか喧嘩すらしなさそうな普通の子供だ、俺は仕事をするためにゲームはやめた、任天堂戦士に選ばれるほど任天堂が好きじゃないんだ、俺達は。」
彩月
「みんなとゲームしたぃい...」
M・サトル
「.....はぁ」
正樹
「そもそもお前は何者なんだ?...岩田聡(いわたさとる)の名前を借りただけじゃないか...」
『任天堂戦士(このセカイ)は...一体何なんだ?』
....
~時空間みたいなヤツ~
コバルオン
「あの二人、大丈夫かな...相当まいってるみたいだけど」
ピッフィー
「まだ、この状況に慣れとらへんからな...しゃーないやろ」
レミ
「この状況...って、まさか。」
ピッフィー
「レミ、君とバディ組んで結構経つけどな...実はワイ、知ってたわ、ここから出られへんこと。」
レミ
「えっ!?」
ピッフィー
「休憩時間の合間に色々やってみたがー、まぁ無理やった。」
レミ
「そんな...」
ピッフィー
「何気ぃ落としとんねん、マスター・サトルの言うこと聞いてF.D.Xぶっ潰したら帰れるやろ、だからワイはこうやって使命を全うしとるんや。」
レミ
「なるほど、やること全て終わらせれば帰れると考えているんですね」
ピッフィー
「ただどれくらいかかるか分からへんし、ゲームはニポン来たばかりでスタフィーしかやったことあらへんからなぁ、スタフィーは一日5時間は遊ぶくらいハマったんやが...」
ピッフィー
「そこら辺、アシスト頼むわ~」
コバルオン
「....しかし、まさかボクらの世界にあんな神様がいるとは知らなかったよ」
ピッフィー
「そうなん?」
コバルオン
「ああ、ボクこう見えても結構長生きなんだけど...マスター・サトルなんて人物聞いたこともなかったよ。」
ピッフィー
「ほんまかいな...何者(なにもん)なんやあいつ...」
レミ
「あっ、そろそろ任天堂作品の世界へ着きますよ」
ピッフィー
「今度はマトモな世界であってほしいわぁ...」
...
一方、F.D.X。
七夜
「七夜帰還~」
四柳
「七夜、見事にやってくれたな。」
七夜
「オモチャの世界なんてヨユーヨユーだぜ、相変わらず元気だなァ、F.D.Xでトップクラスの幹部、偉そうだけどわりとそうでもない、好きなスマブラファイターはアイクの桜井四柳(さくらいしりゅう)さんよぉ?」
四柳
「お前のその余計なことまで話すクセも相変わらずだな。」
七夜
「へへっ、まぁな...で、五代(ごだい)に六木(むつき)、一(はじめ)に二葉(ふたば)はまだ仕事中か?」
四柳
「六木と五代もそろそろ帰ってくるはずだ...問題はあの二人だ。」
七夜
「あいつら仲悪りぃからなぁ、くっだらねぇ事で喧嘩するしよォ」
四柳
「さて七夜、お前もそろそろ準備しとけ」
七夜
「は?なんで?」
四柳
「どういうわけかF.D.Xに入ることを志望してくる奴が現れたのさ、それも二人も。」
七夜
「マジかよ、良いことじゃねぇか」
四柳
「ポジティブに考えるな、任天堂戦士のスパイかもしれないだろ、奴等のスマブラ愛をこの目で確かめなくちゃならない」
七夜
「それもそーかぁ...んじゃ準備しますかねぇ!」
七夜・四柳
「smash・brotherZ!」