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スマブラ戦記 ~嗚呼任天堂よ永遠なれ~(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 55ページ)
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【エピソード2 我が理想の世界へと】

M・サトル
「そんなことがあったのか...」

コバルオン
「残念ながら、ボクらの世界はもう...」

M・サトル
「....そうか」

ピッフィー
「マスター・サトル、次はどうすれば?」

彩月
「もうかえりたい...」

正樹
「俺だって帰りたい...仕事しなくちゃならないのに...」

M・サトル
「.....この二人は一旦休ませよう、星谷とレミちゃんは引き続き任天堂世界へ進んでくれ、他の任天堂戦士からF.D.Xの幹部を二人も見つけたと報告があった」

ピッフィー
「二人もか?そいつはうかうかしていられへんな、行くでレミ!」

レミ
「はい!」

彩月
「ううう...お母さんに会いたいよ...」

正樹
「母さんか...なんだか、俺も恋しくなってきな...」

M・サトル
「....君達は選ばれたんだ」

正樹
「お前が勝手に選んだんだろ...」

彩月
「オムライスたべたぃ....」

正樹
「見ろ、彩月は戦いどころか喧嘩すらしなさそうな普通の子供だ、俺は仕事をするためにゲームはやめた、任天堂戦士に選ばれるほど任天堂が好きじゃないんだ、俺達は。」

彩月
「みんなとゲームしたぃい...」

M・サトル
「.....はぁ」

正樹
「そもそもお前は何者なんだ?...岩田聡(いわたさとる)の名前を借りただけじゃないか...」


『任天堂戦士(このセカイ)は...一体何なんだ?』

....

~時空間みたいなヤツ~

コバルオン
「あの二人、大丈夫かな...相当まいってるみたいだけど」

ピッフィー
「まだ、この状況に慣れとらへんからな...しゃーないやろ」

レミ
「この状況...って、まさか。」

ピッフィー
「レミ、君とバディ組んで結構経つけどな...実はワイ、知ってたわ、ここから出られへんこと。」

レミ
「えっ!?」

ピッフィー
「休憩時間の合間に色々やってみたがー、まぁ無理やった。」

レミ
「そんな...」

ピッフィー
「何気ぃ落としとんねん、マスター・サトルの言うこと聞いてF.D.Xぶっ潰したら帰れるやろ、だからワイはこうやって使命を全うしとるんや。」

レミ
「なるほど、やること全て終わらせれば帰れると考えているんですね」

ピッフィー
「ただどれくらいかかるか分からへんし、ゲームはニポン来たばかりでスタフィーしかやったことあらへんからなぁ、スタフィーは一日5時間は遊ぶくらいハマったんやが...」

ピッフィー
「そこら辺、アシスト頼むわ~」

コバルオン
「....しかし、まさかボクらの世界にあんな神様がいるとは知らなかったよ」

ピッフィー
「そうなん?」

コバルオン
「ああ、ボクこう見えても結構長生きなんだけど...マスター・サトルなんて人物聞いたこともなかったよ。」

ピッフィー
「ほんまかいな...何者(なにもん)なんやあいつ...」

レミ
「あっ、そろそろ任天堂作品の世界へ着きますよ」

ピッフィー
「今度はマトモな世界であってほしいわぁ...」

...
一方、F.D.X。

七夜
「七夜帰還~」

四柳
「七夜、見事にやってくれたな。」

七夜
「オモチャの世界なんてヨユーヨユーだぜ、相変わらず元気だなァ、F.D.Xでトップクラスの幹部、偉そうだけどわりとそうでもない、好きなスマブラファイターはアイクの桜井四柳(さくらいしりゅう)さんよぉ?」

四柳
「お前のその余計なことまで話すクセも相変わらずだな。」

七夜
「へへっ、まぁな...で、五代(ごだい)に六木(むつき)、一(はじめ)に二葉(ふたば)はまだ仕事中か?」

四柳
「六木と五代もそろそろ帰ってくるはずだ...問題はあの二人だ。」

七夜
「あいつら仲悪りぃからなぁ、くっだらねぇ事で喧嘩するしよォ」

四柳
「さて七夜、お前もそろそろ準備しとけ」

七夜
「は?なんで?」

四柳
「どういうわけかF.D.Xに入ることを志望してくる奴が現れたのさ、それも二人も。」

七夜
「マジかよ、良いことじゃねぇか」

四柳
「ポジティブに考えるな、任天堂戦士のスパイかもしれないだろ、奴等のスマブラ愛をこの目で確かめなくちゃならない」

七夜
「それもそーかぁ...んじゃ準備しますかねぇ!」


七夜・四柳
「smash・brotherZ!」

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