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スマブラ戦記 ~嗚呼任天堂よ永遠なれ~(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 55ページ)
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10~ 20~ 30~ 40~ 50~

*38*

~白夜道場~

ヒナタ
「俺達が白夜王国を守るんだーっ!!」

白夜兵
「「「オーーッ!!」」」

ヒナタ
「よぉぉしっ!!今日は素振り50回ッ!!いくぞ!!」

白夜兵
「「「オーーーッスッ!!」」」

ピッフィー
「さ、さすが兵士、すごい気迫や、ワイらも負けていられんな」

レミ
「1、2、3!」

ピッフィー
「回数にとらわれんなよー!しっかり振ることが大切なんや!!」

ヒナタ
「なぁ、見学の人は静かにしてくれないかな...」

ピッフィー
「ああすまんなぁ、ついヒートアップしてもうた」

ヒナタ
「それにしても、あの娘初めてにしては素振り上手いな、誰かに教わったのか?」

ピッフィー
「そういやワイ、レミの事は何も知らんなぁ...後で何か聞いてみるか」

「....よ、兄ちゃん。」

ピッフィー
「ん?誰や?」

「おじさんさぁ、任天堂戦士だよ。」

ピッフィー
「...ああ、アンタがあの神居白太郎かいな」

白太郎
「そうそう、カムイ様だよ...」

ヒナタ
「そういう言い方やめろよな...タクミ様に知られたら殺されかねんぞ」

ピッフィー
「カムイ様ってそんな凄い方なん?」

ヒナタ
「凄いだとかそういう事じゃないな、戦争が起きたのは大体あいつのせいであり、戦争が終わったのは大体あいつのおかげって感じ...つまり白夜の人間全員にとって大事な人物なんだ!」

ピッフィー
「ほえ~」

ヒナタ
「で、カムイはリョウマ様とタクミ様の間の兄弟、つまり次男なんだ。」

ピッフィー
「タクミ様、兄ちゃん思いなんやなぁ」

白太郎
「おじさんだってねぇ...とんでもないくらいやばいんだからねぇ...」

ピッフィー
「まぁ任天堂戦士やもんな」

ヒナタ
「よく言うぜ、剣の手合わせしたらすぐギブアップしたくせによ」

白太郎
「年齢には勝てないんだよねぇ...」

ピッフィー
「ああそうそう、アンタに聞きたいこと山ほどあったんや、後で話せるか?」

白太郎
「別に構わないけどさぁ...ちょっと、姫君の無事な顔を見てから...ねぇ」スタスタ

ピッフィー
「一人で勝手にどっか行ってもうた...ていうか姫君って誰やねん」

ヒナタ
「この国の姫...というか王女といえばタクミ様の姉のヒノカ様と妹のサクラ様だな。」

ピッフィー
「ほえー、大家族なんやなぁあの王様。」

ヒナタ
「だよな!結構楽しそうで羨ましいんだ!」

レミ
「ヒナタさん!全員素振り終わりましたよ!」

ヒナタ
「よーし全員整列!次は白夜王国をぐるっと一周だ!俺に付いてこい!」

白夜兵
「「「オーーーッスッ!!」」」

ピッフィー
「ワイも走ろ~っと。」

....
一方その頃...

オボロ
「ふっ!はぁ!やあっ!!...ああ、疲れた..ちょっと布団で休も...」

ガラッ

オボロ
「......」

(さわさわ....)

オボロ
「やっぱり生暖かい...何時間も前に押し入れに入れたはずなのに...」

オボロ
「おかしいわね、ちょっと外に出て...」

オボロ
「....あ、あれ?私の草履がない、買ったばかりなのに。」

オボロ
「なんで...なんでよ...」

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