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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 55ページ)
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*45*
~国境みたいな所~
一
「何度も言うが、桜井のいないカービィなんて鶏肉のない親子丼みたいな物だ!」
二葉
「それただの玉子丼じゃない!!あれなの!?別物って言いたいの!?」
一
「うるせぇ!!」
白太郎
「ハーッハーッハーッ...」
オボロ
(うっわ息くっさ...)
白太郎
「我が愛しき姫君よ...」
オボロ
「ちょっ、顔近付けないでよ!」
白太郎
「今ここで運命が変わる....」
オボロ
「顔近づけんな!ちょっと!!...ねぇ!!やめてってほんと!!」
一
「桜井カービィがドウノコウノアレコレ」
二葉
「非桜井カービィがドウノコウノアレコレ」
白太郎
「我こそはカムイ、世界の中心....」
オボロ
「い、嫌!!誰か助けて!!」
白太郎
「おじさんはねぇ!!君の事がむッッッッッちゃ好きなんだよぉ!!」
オボロ
「私はむっっっっっっっっちゃ嫌いだよ!!」
一
「桜井アンチがウンヌンカンヌンイロイロ」
二葉
「桜井信者がウンヌンカンヌンイロイロ」
白太郎
「..........オマエ。」
オボロ
「...な、何よ。」
オボロ
「...ちょっ待って!無理無理!!ホントそういうの生理的に無理だって、イヤ!!だ、誰か!!」
ビュッ!!
ブスブスッ!!
白太郎
「ピャッ!!」
オボロ
「弓矢...ま、まさか...」
...
ピッフィー
「あ、危なかった、後少しでアウトやったな、色々と。」
タクミ
「あいつ...よくもオボロを...」
ルオ
「タクミ様の殺意凄まじかったね」
コバルオン
「君は膝を狙ったのに彼は正確に目に当ててきたもんね、ボクに乗りながら」
タクミ
「流鏑馬(やぶさめ)の訓練がここで役立つとは思わなかったよ。」
ヒナタ
「おい、オボロ!オボロ!!」
オボロ
「...あ、ヒナタ、私は...」
ヒナタ
「オボロ、大丈夫か、なにもされてへんか!?」
ピッフィー
「ヒナタ、ワイの口調移っとるで」
ヒナタ
「あ、ホンマや....」
オボロ
「...ぷっ!はははは!ホントにヒナタって面白いんだから!」
ヒナタ
「元気出たみたいやな!」
ピッフィー
「結果オーライや!」
タクミ
「神居白太郎、お前には聞きたいことが山ほどある...」
白太郎
「愛しい兄の邪魔をするのかい、タクミよ....」
タクミ
「お前、やっぱり....!!」
オボロ
「え、なに、どういうことなの?」
レミ
「実はかくかくしかじかというワケで」
オボロ
「なにそれ気持ち悪い、向こうのカムイもどきと私が結婚て」
ヒナタ
「あいつ、冗談かと思っていたがマジで言っていたとはな....」
白太郎
「俺はカムイ、皆に愛されるカムイだよ...なのにこのクソアマはよぉ!!」
白太郎
「こんなにも俺が愛しているのによぉ!!俺を嫌がって!!俺を否定して!!こんなにオボロが悪いところばかりなんて知らなかったよ!!」
ヒナタ
「んだとぉ...!?」
ピッフィー
「白太郎、お前の愛っちゅうのはその程度で冷めるものだったんかいな!?」
白太郎
「最初!任天堂戦士になれると知ったときは!画面の壁で触れることが出来ない嫁(オボロ)と話が出来ると喜べたものだが...蓋を開ければこの様だ!!」
白太郎
「鼻から俺は任天堂ではなくオボロにしか興味がなかった、オボロにすら捨てられた俺にはもうこんな世界必要ない!!」
ピッフィー
「こいつ、F.D.Xよりタチ悪いで」
タクミ
「なんて歪んだ男だ...どんな生活したらこんな性格になるんだ」
コバルオン
「ここまで一つの二次元に盲目的になれる人も珍しいよね、年齢的な意味で」
レミ
「ある意味立派ですけど、それを他の事に行かせたら...」
白太郎
「邪魔するならお前達も滅べ!!」
ピッフィー
「こんなんやったらF.D.Xの幹部と戦う方がはるかにマシやんけ!!おい聞いてるのかお前らの事やでそこの兄妹!!」
七夜
「ああもうイチイチうるせぇんだよ!!」スパーン!
一
「オオッ!!」
二葉
「一!」
タクミ
「また誰か現れた!?」
コバルオン
「桜井七夜!お前なんでここに!」
七夜
「ハァ!?てめぇらこそなんで...」
ピッフィー
「バカの後始末してたんや」
七夜
「奇遇だな、俺もF.D.Xの組織に新しく新入りが来るから全員揃って面接をするために一旦帰ってきたがこいつらだけ帰ってこないから直接このバカ二人を連れ帰りに来たんだよ」
オボロ
「なんでこいつ自分の組織の事ベラベラ喋ってんの?」
コバルオン
「クセか何かじゃないかな」
タクミ
「『軍で一番口が軽い男』...かな。」
一
「ぐぬぬ...バカとはなんだバカとは!!今こいつと桜井カービィと非桜井カービィ、どっちが優れてるかで」
二葉
「そうよ!スマブラにとっても大事な」
七夜
「て め ぇ ら カ ー ビ ィ 遊 ん だ こ と ね ぇ だ ろ ! ! 」
一二葉
「あっ」
七夜
「はい論破終わり!!にわかで語るほどカッコ悪いことない!!以上!!帰るぞ!!」
ピッフィー
「ワイら潰さなくてエエの?」
七夜
「人員確保の方が大事だ!!」
ピッフィー
(ん、待てよ?ベラベラ言いたいこと言いまくるこいつの性格なら...)
白太郎
「あーオボロよ!!我が妻よ!!何故俺を裏切ったのだ!!前は頭を撫でるくらい仲が良かったのに!!」
レミ
「カムイさんってそんなことしてるんですか?」
タクミ
「男女問わず色んな人にやってる」
七夜
「うっせぇなぁ、なにこいつ、こいつも任天堂戦士?」
ピッフィー
「せやねん、かくかくしかじ
七夜
「歯ァ!!くいしばれぇ!!なめとんのかこのクソオヤジ!!」
白太郎
「グオオオオオオ!!!」
ピッフィー
「まだ言い終わってないやろ!!」
ヒナタ
「鋭かったな今のパンチ」
ルオ
「正確に顎に当たりましたね」
七夜
「ゲームの女とアホみたいにいちゃついて、いざ本人に会ってみたら悪いところだらけだぁ?裏切られただぁ!?」
七夜
「人間誰しもが良いところ悪いところあんだろうが!!俺はifやったことないからオボロってのがどこのどいつか知らんが普通に欠点くらいあんだろ!!」
七夜
「本気で愛しているならその悪いところを受け入れた上で好きになってみやがれ!!それが出来ないなら軽々しく嫁とか言うんじゃねぇ!!オタクヒキニート野郎!!」
白太郎
「あああああああああああああああああああ!!!」
ピッフィー
「七夜、お前スマブラを欠点を認めた上で透きなんか?」
七夜
「あったりめぇだろ!!スマブラの悪いところと言えば!ファイターにキャラとしての個性が無いだのネット対戦だの色々とあるけどよ!!俺たちF.D.Xはそれを分かった上でスマブラを愛してんだよハーゲ!!」
白太郎
「mgwapgankng」
コバルオン
(あ、バグった)
ピッフィー
「ほんまあんがとーなーワイらが言いたいこと言ってくれて、今回は見逃したるわー」
七夜
「へっ!それはこっちのセリフだゴルァ!幹部が新しく二人増えるんだ、覚悟しとけよ?」
レミ
「....あの、七夜さん、貴方のスマブラ愛は伝わりました。」
レミ
「....貴方も、任天堂戦士だったら良かったのに」
七夜
「ビームソード使い、俺だって、お前がF.D.Xに居てくれたらどんだけ仕事が楽になるか...んじゃあな。」
ピッフィー
「おう!」
七夜達は呆然としている一と二葉を引き連れて消えていった。
ピッフィー
「よし!ワイらの任務終わり!そしてのこるは...」
白太郎
「オボロは俺の嫁オボロは俺の嫁オボロは俺の嫁オボロは俺の嫁オボロは俺の嫁オボロは俺の嫁オボロは俺の嫁オボロは俺の嫁オボロは俺の嫁オボロは俺の嫁オボロは俺の嫁オボロは俺の嫁オボロは」
ピッフィー
「こいつやな...」
タクミ
「この男はうちで裁く、カムイ兄さんを侮辱したような奴だからな」
ルオ
「あの、すいませんでした...色々と...」
タクミ
「いや、君は悪くないさ。」
ヒナタ
「ああ!そうだって!」
白太郎
「お、おぼろ...おじさんはね...おぼろがねぇ...」
タクミ
「言っておくがオボロは僕の嫁だ」
ピッフィー
「えっ」
レミ
「えっ」
タクミ
「...コホン!何週間も前にね、式挙げたの、恥ずかしいから二人だけで」
オボロ
「ちょ、ちょっとタクミ様...!!まだ言わないでって約束したじゃないですか....もう。」
ヒナタ
「えっ、俺聞いてないよ!!なんで教えてくれなかったんですか!!」
オボロ
「しょ、しょうがないじゃない!その時はまだ戦争中だったから規模の大きい式を挙げてる暇は無かったのよ!!」
タクミ
「後少しで君の初めてをあんなやつに奪われるところだった」
ヒナタ
(あ、白太郎の脈止まってる)
レミ
(結果的にトドメさしちゃったんですね)