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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 107ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 MM○○中 鬼タイジ 先にD-7推奨
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*30*
『ゲーム開始から3分経過』
葉月
「‥‥‥‥‥‥‥」
生ブスカジ
「さっきからずっと黙っていて、何か?」
葉月
「いえ‥‥‥‥ちょっと、ドクター・ジルトーの件で‥‥‥」
生ブスカジ
「気になる点があるならチャットで言えばいいのに、せっかく離れていても会話出来る仕様にしてもらったんだから」
葉月
「‥‥‥‥‥‥‥」
‥‥‥‥‥‥
葉月
(2週目‥‥‥私が知っている『メイドウィンさん』の事は今でも覚えている)
葉月
(カーレッジ・フレインという男の記録と松山那雄宏という存在が、確かにメイドウィンさんが居たという証だ)
葉月
(‥‥‥‥それでも、まだ分からないことは多い)
葉月
(3週目‥‥‥通称「史上最悪のバッドエンド紀」というのもそうだが、今の四週目‥‥‥『時空』)
葉月
(ここに生きているのはメイドウィンさん達の頃と同じなようで、異なる歴史)
葉月
(強さだけが受け継がれて、メイドウィンワールドの事は何も覚えて『いなかった』)
葉月
(なら、どうして)
葉月
「どうして『私だけ』が、あの時の事を覚えていたのでしょうか」
松山
「別に、『お前だけ』ってわけじゃねーぞ‥‥‥ま、なんでお前が覚えているのかは俺も知らねーけど」
葉月
「え?」
松山
「なんなら1周目、あいつで言う『原作の歴史』って頃から記憶を保持してるやつだって居るからな」
葉月
「それはいいとして‥‥‥‥‥なんで私の頭の上に?」
松山
「ワープミスった」
葉月
(この人本当になんでも出来るな‥‥‥)
‥‥‥‥
龍我
【おい!鬼が見つかんねーぞ!】
ジルトー
【奴らも馬鹿じゃないからのう、数や実力で勝てないと分かれば逃げるぞ】
Sonic.exe
【そうか、ハンターもだけどリアルワールドのテレビと違って実力は鬼より俺達の方が基本的に上だよな】
月詠
【かと言って1人になるとそれはそれで不安】
Konakun
【よし、誘い出してみよか】
たくっちスノー
『どうやって?』
Konakun
【囮作戦】
たくっちスノー
『おと‥‥‥ああ、あれかぁ!!』