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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 107ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 MM○○中 鬼タイジ 先にD-7推奨
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カラテマン
「万丈!キリル!いいニュースだゾ!オレたちが提案した【新しいしっぽ取りゲーム】がクロノス社で検討するって!」
龍我
「本当か!?やったな!」
カラテマン
「これで武道ヒーロー連合の名と健全なスポーツ精神は時空に広まるゾ!」
…………
月詠
「…………さて、続きを聞かせてくれませんか?」
剣
「いいよ、実の所鬼タイジは建前でこれをみんなに知ってもらいたくてジルトーさんも呼んだのかもしれないし」
剣
「………どこまで話したっけ?」
生ブスカジ
「旅をやめた所」
剣
「ああ………魔法のせいで不幸になった人のことを知った私は………旅を辞めることにしてね」
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時は遡り【1周目】
ロズムント
『本当に……旅を終わらせるんだね』
カーレッジ
『…………どうして?』
剣
『もう決めたんだ、僕は………とんでもないことをしてしまった』
剣
『僕はただ、僕のような魔法使いが色んなところに出てきて欲しい、沢山の人が魔法を使えるようになればいいと思っていた』
剣
『でも、その結果がこれだ………魔法のせいでここまで世界は酷くなってしまった』
剣
『僕が軽はずみな行動を起こしたせいで………ジルトーさんも………』
ロズムント
『………聞くまでもないがこれからどうするんだい?』
剣
『…………責任を取る』
剣
『この先何が待っているかは分からない、過酷であること………僕が無事では済まない事は確かだ』
剣
『でも………僕はそれだけの事をしてしまったんだ』
剣
『………僕が変えた世界を、僕が元通りにする』
カーレッジ
『なんで?つるぎちゃんが、そこまでする道理はない………』
カーレッジ
『世界が突然変われば混乱だってする、でもそういうのは時代の流れだ、当たり前のことなんだよ』
カーレッジ
『何もしなくても次第に適応される、だから』
剣
『僕は不幸を時代の流れなんて言い訳で見捨てたくない』
剣
『君は、魔法で不幸になった人間が………そうでなくても不幸になったと言えるの?』
カーレッジ
『そんなことは、もっとそれっぽい立場の人達がやってくれるだろう、君はただ………作っただけ、誰も知らないんだよつるぎちゃんのせいだって、それでいいじゃん!』