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*29*
そして、〜女湯〜
ヨウコ
「あああ〜、疲れが取れるぅ〜〜〜」
デーリッチ
「やっぱり逃走中の後はここに限るでち〜」
シキ
「と言っても、ここ以外来たことないでしょ」
ラヴィ
「いつもの所が1番でしょ」
月詠
「ふええ………」
桃
「あの………大丈夫ですか?もう1時間は入ってますよね?」
月詠
「ここの温泉謎の原理で何時間入ってものぼせないんですよ」
桃
「ええ………(困惑)」
月詠
「でも、流石に浸かりすぎて皮膚がふにゃふにゃになってきたし………そろそろ上がります」ザバー
雪
「あれ、月詠さん?」
月詠
「入れ違いで失礼しまーす…………」
雪
「っと………ここが女湯ですよセーギさん、ではごゆっくり」
セーギ
「ごゆっくりじゃねーよお前も入るんだよ」
雪
「えっ!!?い、い、いやでも、私は………!!」
セーギ
「ゴタゴタ言ってねーでオラッ!!」
雪
「う、うわあああーー!?」ザパーン
ラミス
「あれ?雪ちゃんも入ってたんだ」
ルミナ
「ボクたち も………」
ラヴィ
「あら………お料理はどうしたんですか?」
ラミス
「何だかよくわかんないけどお父さん達が作るって………まぁ、たまにはお父さんの料理食べたかったしいいけど」
ラミス
「あっ、もちろん叔父さんにも伝えておいたよ?」
ルミナ
「かーれっじ は ボク に つくってほしいって いってたけど あっち が ね」
ルミナ
「ボク はそんなに うまくないのに」
雪
「そんなことありませんよ!母さんの料理は誰にも真似できませんって!」
シキ
「全く………料理なら私を誘えばいいのに」
ラヴィ
「それだったら私も」
ヨウコ
「それは絶対にダメ」
セーギ
「ま、腐ってもあいつのじいさんだ、飯の腕は期待していいだろ」
ラミス
「そう、貴方も知ることになるわ…………今のメイドウィンというものを」
セーギ
「は?それどういうことだよ?」
ラミス
「ご飯になれば分かるわ………」
セーギ
「は?は?は?」
…………
エンジ
「ぐ………ぐぬぬぬ!!見える!!見えるぞ!!」
土方
「へえ〜何が見えるって?」
不破
「ちょっとこっちに来い」
エンジ
「あ…………ああ…………あ!!」