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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 44ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 逃走中 魔石商編 MM○○中
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逃走中の舞台で唯一逃走場所として許された建物が、ちょうどアンジェの入っていったアンジェデパートである
メイドウィン
「ストロベリーブロンドの毛染スプレーとウィッグ、真紅色のアイコンタクト、例の服」
Konakun
「一通り揃ってるんやな………」
メタルメイドウィン
「野菜や果物もどことなくアンジェに似てる気がするな」
エイジア
「いや気持ち悪いわ」
メタルメイドウィン
「さて、1億円どうする?」
エイジア
「俺は無理して狙わない、そもそも成功できるかも分からないんだからな」
Konakun
「ワイもや、1億もええけどここは安定を取るで」
メイドウィン
「メタルメイドウィンはどうする?」
メタルメイドウィン
「アンジェの生き様がルールらしいからな………アンジェのこれから次第だろう」
エイジア
「どういうことだ?」
メタルメイドウィン
「気づいてないのかい?」
メタルメイドウィン
「アンジェは何か抱えてこんでいる【闇】がある、たくっちスノーにもらった設定と比較して多少はマシになっているが、彼女の問題は解決していないんだよ」
メイドウィン
「やみぃ?」
Konakun
「………なんや、それ」
メタルメイドウィン
「俺もそこまでは………けど、このゲームの鍵を握るのはアンジェだ、だから俺はアンジェの情報を皆に提供することに【協力】を惜しまない」
メタルメイドウィン
「それが俺の独自能力ってモノだし」
Konakun
「了解………お、来おったで」
Konakunは4回の窓から景色を眺め………アンジェを追いかけるために集まってきた民衆たちを見る
エイジア
「始まって早々だが、逃走者に酷いことするかもしれない住民は………」
メイドウィン
「こういう手で分からせるしかねーよな………」
Konakun
「………ほんまにやるん?」
メタルメイドウィン
「我々はアンジェを助けるために彼らに抵抗するのではありません、ゲームの邪魔をする可能性がある時に抑え込むのです」
メイドウィン
「逃走中の平穏とついでにアンジェを守っちゃおうの会、略してTAMの始まりだ!」
Konakun
「…………そういや、ハンターはどこら辺におるんや?」
メタルメイドウィン
「反応があるから既に動き出しているはずだよ、数は4体」
そう、ハンターは既に動き出している……
彼らが滞在しているデパートの中にも、1人…………