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MM逃走中 〜黄金伝説と昆虫の島〜『完結』
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 90ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 MM○○中 逃走中 魔石商編 
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*41*

逃走者達はGPSを頼りにそれぞれ鍵のある場所へと向かっていく
だが、忘れてはならない‥‥この視界の悪さでは、いつハンターがやってくるかも分からないのだ


晴海
「‥‥‥‥‥‥う、うん、クモ、大丈夫?」

転子
「ロボットですので!本物でなければ余裕ですよ!」

晴海
「あっ、そうなんだ‥‥‥凄いなぁ、ロボットでも蜘蛛を想像するだけで震えちゃって」

転子
「大丈夫です!熊代さんも転子のネオ合気道で守りますから!」

晴海
「‥‥‥‥うん、ありがとう、転子ちゃん」


晴海
(‥‥‥‥ダメだ、しっかりしないと、虎居さん共々参加させてもらったんだから、頼りっぱなしじゃダメ‥‥‥)

そんな2人の後ろに、ハンター‥‥‥


転子
「‥‥‥!」

しかし転子はネオ合気道と男死への感情から生み出された究極の勘でハンターがいることに気づく、男性の場所に関してはなんでも分かり即座に対応できる、それがネオ合気道だ

転子
「‥‥‥熊代さん!申し訳ないのですが、先に行ってくれないでしょうか」

晴海
「えっ‥‥‥‥どうしたの転子ちゃん」

転子
「ちょっと、急用を思い出しましたので、すぐ戻ります!心配無用です!」


晴海
「‥‥‥‥‥う、うん!分かった、そっちも気をつけてね」


晴海は前を向き突っ切って走っていく‥‥‥‥

と、その時ハンターも転子の視界に入り、ハンターの足が早くなる

転子
「やはり来ましたね‥‥‥‥転子が居る限り熊代さんには指一本触れさせはしません!!」



転子
「きえええええええええええーーーーーいっ!!!!」


‥‥‥‥‥
【89:46】
茶柱転子 確保
残り23人

‥‥‥

ゴン太
「えっ、茶柱さんが!?」

‥‥‥

アリス
「‥‥‥‥‥また、一人減った」
‥‥‥

英雄
「‥‥‥‥熊代はどうなった?一緒にいたはずだ‥‥‥」


晴海
「‥‥‥」

英雄
「‥‥‥無事だったか!」


晴海
「転子ちゃん‥‥‥‥きっと、私を助けるために‥‥‥ごめんなさい‥‥‥‥」

英雄
「‥‥‥‥‥まだ、泣くんじゃない」

英雄
「このミッション、絶対に成功させるぞ!!」

晴海
「‥‥‥‥はいっ!!」

英雄と晴海は手を握り、鍵のある場所の1つへ向かっていく‥‥‥


茶柱転子の思いを無駄にしない、晴海の胸に決意の炎が芽生え始める


転子
「なんか転子が死んだみたいになってますけど!!?」

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