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MM逃走中 〜黄金伝説と昆虫の島〜『完結』
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 90ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 MM○○中 逃走中 魔石商編 
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*48*

スネ夫
「助けてー!!」

のび太
「スネ夫ーー!!くっ、スーパー手袋!!」

のび太は勇敢にネルスキュラの背中に乗り、振り落とさんとばかりにネルスキュラは暴れ回る

のび太
「うわっ‥‥‥待ってろ!」

スネ夫
「のび太、お前‥‥‥‥」


英雄
「危険だ、戻ってくるんだ!」

のび太
「でも、このままじゃスネ夫が!」

英雄
「‥‥‥熊代、やるしかない!」

晴海
「はい!」



【【念動装甲!!】】

英雄と晴海の体は塊に包まれていき、土偶のような、生き物のような鎧が形成された


英雄
「このっ!!」

虎の鎧はのび太をすくい上げ、片手で糸を引っ張る

英雄
「‥‥‥‥‥くっ!あと少しで!!」




ベルゼルグ
「‥‥‥‥‥‥‥」



のび太
「危ない!!」

英雄
「え?‥‥‥‥うわっ!!」


その時、木から飛び上がって大剣を振り下ろすベルゼルグが‥‥‥‥剣の長さが不幸にも英雄の鎧の頭部に激突する


ベルゼルグ
「邪魔だ」

英雄
「‥‥‥‥っ、すまない」


ベルゼルグ
「いい、今度は確実に殺す」

のび太
「‥‥‥殺す?殺すだって!?」


ベルゼルグ
「‥‥‥‥叩き斬る」


英雄
「何を言っている!まだ救助が終わっていないんだぞ!」


ベルゼルグ
「‥‥‥‥‥‥‥前に、本で虫がこんなことを言っていたらしいな」

ベルゼルグ
「『お前は豚や牛の命乞いに耳を貸したことがあるか』」

ベルゼルグ
「‥‥‥‥‥オレはヒトを牛やブタ扱いはしない、牛やブタは役に立つ、何より食える」


ベルゼルグ
「‥‥‥‥‥だが、動物は‥‥‥‥」

かばん
「ベルゼルグ、その先は言うな」


ベルゼルグ
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥とにかく」




ベルゼルグ
「ネルスキュラを殺したことがあるのは、オレ1人のみだ」


ベルゼルグ
「味方の気遣い、そんなもの知らん、殺されたくないなら、さっさとアレなんとかしろ」


ベルゼルグ
「オレはやつを殺す為に‥‥‥」

かばん
「それも言うな」

ベルゼルグ
「‥‥‥‥‥‥」

たくっちスノー
「‥‥‥‥‥待て!ネルスキュラを討った事がある奴ならここにいる!」



たくっちスノー
「このアクのカリスマ様だ!」


たくっちスノー
「なぁゴン太、おそ松!頼みがある!ネルスキュラを殺さずに済む方法だ!」

ゴン太
「本当!?ゴン太に出来ることがあるなら、なんだってするよ!」

おそ松
「後でお礼よこせよ、タダ働き嫌だし」

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