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MM逃走中 〜黄金伝説と昆虫の島〜『完結』
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 90ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 MM○○中 逃走中 魔石商編 
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億泰
「せ、成功だァ〜ッ!?そんなわけあるかっ!!オメーさっきの蜘蛛忘れたのかよっ!!」

転子
「そうですよ!それにこんな騙すような真似をして恥を知りなさい恥を!」

ベルゼルグ
「馬の頭上にニンジンをぶら下げることが恥、なのか?」

ベルゼルグ
「まあ、どちらにせよ………この島は、取り壊す、からな」

たくっちスノー
「取り壊す!?」

かばん
「実験は終わったから昆虫全てを回収した上で島を破壊する、この為に作ったものだし」

ベルゼルグ
「だが、その前に………オレは、イレギュラーを始末する」

ベルゼルグ
「名を【アトラル・カ】黄金伝説を事実にしてしまいかねない存在だ」

たくっちスノー
「アトラル・カ!?アトラル・カってあのでかい金色のカマキリか!?」

ローズマリー
「そ、それは確かに……黄金だ」

ベルゼルグ
「オレはアトラル・カを殺す、その為にこのゲームに参加した」

かばん
「………晴香にも話しておくんだよ」

ベルゼルグ
「当然だ」

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情報【インセク島は実験島】

インセク島そのものがバリアフリー・ポーチ社の作り物だった。
この島の全ての昆虫は人を襲わないように品種改良されており、その成果を確かめるために黄金のガセを流して人間を集め、結果を記録していた、これが黄金伝説の真実

今回のネルスキュラ以外人を襲った実績無し
???「貴方を詐欺罪と傷害罪で訴えます、理由はもちろんお分かりですね?」

情報【ベルゼルグの目的】
黄金蟷螂『アトラル・カ』の抹殺
突如誕生したこの虫は存在しないはずの黄金伝説を事実にしてしまう可能性がある為、また『人間を襲わないとしてもその習性が危険である』為にベルゼルグが勝手に判断し、今回の逃走中に乗り出した

逃走者はアトラル・カを守るためにベルゼルグと対立するのも、共に討つのも自由。

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ヤード
「で?取り壊しとかそれどころじゃないことは分かってるよな社長さんよ」

かばん
「分かってるよ、行方不明になった2人が見つかってからだ」

かばんが檻の中で待機していると、電話が鳴る

かばん
「もしもし?」

メタルメイドウィン
【あのネルスキュラの解析が終わったから報告しに来たんだ】


メタルメイドウィン
【あのネルスキュラはねー…………】

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