コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 中二病ストーリー 〜光と闇が交錯するとき物語は始まる〜
- 日時: 2014/2/09 18:24
- 名前: 闇の四天王ガーティアス (ID: 0vNNOux/)
コン━━━(*´ω`)ゞ━━━ニチワ〜ッス★
どうも静岡県のとある田舎町に住んでいる重度中二病の中二のスレ主のガーティアスと申します。
かなりの中二病な話なんですけど楽しんで読まれてくれたら幸いです。
みなさんの暖かいコメント待ってます!
よろしくね〜ヾ(●´ω`●)
主題歌はJanne Da Arc のメビウスです!!
- Re: 中二病ストーリー 〜光と闇が交錯するとき物語は始まる〜 ( No.10 )
- 日時: 2011/10/06 20:04
- 名前: 闇の四天王ガーティアス (ID: J3IiMF8v)
「リサぁぁぁぁぁぁぁ!!しっかりしろ、お前はよく戦った」
アランが判定と同時にフィールドに押しかける。
「僕も認める。君は善戦だったよ」
「うぅ・・・アラン、フレッド・・・あた・・し・・・」
リサはまた意識を失った。復帰は難しいだろう。
「アラン・・・彼女の治療は僕が診よう。これでも魔術の道に進む前は医者を目指していたからね」
「フレッド、よろしく頼む」
「ああ、だがそれにはウェンディ、君の力が必要だ。協力してくれ」
無表情で座り込んでいるウェンディ。一体彼女はなにを想い動いているのか。
「いい・・・よ。私の力で助かるのな・・・ら。」
彼女は常にゆっくりと静かな声で話す。そして語尾を一泊置くのが特徴だ。
「それでは第3回戦〜〜〜暗黒軍からは妖しく光る我らが姫君、リンダーマン・グランダーチェ様VS幼くしてエリクシル副リーダーの地位を手にしている神童、ウェンディ・メルヴォン〜〜〜〜!♪」
「私の番・・・だ。」
「なっ、ばかな。それではリサの治療が・・・ウェンディの力がなければ治癒は不可能だ!」
フレッドが珍しく取り乱す。そこへ、
「あの!ウチがやるよ!ウチがウェンディの代わりになる」
「アンディ・・・」
アンディの能力は攻撃が主体のものだ。それは同じ時の番人クロノスのフレッドが一番良くわかっている。それでも、もうこれしか道はなかった。
「よしっ!わかった。今から僕とアンディでリサを治療する。ここは任せたよ、みんな!」
二人はリサを抱え足早に観戦席を去っていった。
暗黒軍観覧席
「おっつかれ〜★さすがじゃんゼクシオン〜★四天王最弱にしてはよくやったね〜ウフフ★」
「・・・ほめ言葉として受け取っておきましょうか。貴女との会話は疲れますので。」
「さすがだなゼクシオン。」
「はい、おやじさん。そういえばお次はリンダーマンさんじゃないのですか?」
「ウフフ★わかってるわよ。じゃ、いってくるわー★」
「ソレデハ第三回戦、始め!!」
「第四魔皇リンダーマン・グランダーチェ。あんたは?」
「ウェンディ・メルヴォ・・・ン」
「随分と覇気のない子ね、あんた。ウフフ★いたぶってあげるわ♪」
観覧席
現在この観覧席にいるのはリサ、フレッド、アンディ、ウェンディを除くアラン、ジャック、ザクスのみである。
「7人中4人もいなくなるとさみしいもんだな」
「ザクス・・・お前いたのか?」
「は!?」
「いや、だってこの小説で一回くらいしかしゃべってねぇだろ。時の番人のボスっていうかなり濃いキャラ設定なのに・・・」
「いや・・だってそれは・・おれはしゃいなんだよ!はずかっただけだって!」
(スレ主が忘れてたなんて口が裂けてもいえないZE☆)
「あの、あなたの力はどういうも・・・の」
「ウフフ★おもしろい小娘ちゃんね★ウチの二つ名は暗黒薔薇の妖姫、そして武器はこの扇子。」
リンダーマンは両手に扇子を具現化した。紅い扇子・・・そしていばらの紋様。どことなく薔薇を連想させる。
「薔薇って綺麗で最高よね。他を圧倒する美しさ。ウチはその薔薇を操る創造主というとこかしら★」
「薔薇は賛成。でもあなたとは意見が食い違うよ・・・う。大地の目覚めバースグランド」
先手はウェンディだ。彼女は生まれながらに莫大な魔力を持って生きてきた。人を外れた力は身を滅ぼす、彼女は苦しみながらもあふれ出る自分の魔力と戦ってきたのだ。大地の目覚めはそこがどんな環境の場所であってもウェンディの能力を100%引き出せる地形、環境下にしてしまう技だ。もちろんウェンディほどの魔力がなければこのようなことは到底できない。
- Re: 中二病ストーリー 〜光と闇が交錯するとき物語は始まる〜 ( No.11 )
- 日時: 2011/10/06 20:05
- 名前: 闇の四天王ガーティアス (ID: J3IiMF8v)
激しい地響きが続く。これは一人の人間、否、一人の少女の力によって起こされている現象だ。あたりは一面、亜熱帯のジャングルを連想させる森と化した。
「これで全力で戦え・・・る」
「ウフフ★正直驚いたわ・・・これほどとはね・・・でもこの地形を生み出したのは誤算だったわね★」
「どうし・・・て?」
「ウフフ、いったでしょ。ウチの武器は薔薇。美しい華には毒がある。全てを蝕む荊クルーシマキシマ!★」
リンダーマンが腕を大きく振ると数本の荊が周辺の木々に絡みついた。「植物たちが恐れをなしてい・・・る」
「これはあらゆる生き物を縛り上げる拘束具よ★人間動物はもちろん、植物もね★」
「枯れることのない花グローリーハーツ」
ウェンディの固有技の一つグローリーハーツは彼女の魔力支配下にある植物を絶対の超速再生と急速成長であらゆる魔術から保護する技だ。この術中の草木はたとえ火に焼かれても枯れることはない。
「やるわね★薔薇扇子乱舞ローザメロディ!!」
リンダーマンは扇子を開き突如、接近戦に持ち込んだ。薔薇の花びらが舞う。
「木神たちのご加護ヴォーパルバーニィ」
ウェンディは植物たちから放たれたオーラを全身にまとう。
「接近戦は得・・・意」
「あんたほどの魔力、そんなことだろうと思ったわ★!!」
激しい衝突が繰り返される。
観覧席
「ウェンディ・・・・」
「自然支配系魔導士では間違いなくおれたちの中で最強だな。」
「あったりめぇさ!エリクシルの副リーダーだぜ。くやしいが俺よりも強ぇよ、あいつぁ」
ジャックが嫉妬したように言った。
数十分後〜 いまだ二人の激突は止まることを知らない。リンダーマンの扇子を使った変則カウンターな舞いとウェンディの無限に溢れる魔力を帯びた植物の加護。長期戦に終幕がくるのだろうか。
「あ〜あ、やーめた★このままじゃ拉致があかないわ。お互い全力で行きましょう★」
リンダーマンがウェンディに指を突き指した。
「わかっ・・・た。終わらせ・・る」
「悲劇の薔薇ドレス姫ケルヴィンローザドレス」
リンダーマンを薔薇扇子の花弁が包みこんでいく。そして花びらが一枚一枚と散っていくと彼女はいままでとは違う衣装に身を包んで現れた。
紅き血のごとく輝く薔薇の花弁で創られたドレス、薔薇の花の中心に魔獣の目玉を埋め込んだ髪飾り、腕に絡みつく荊。
観客たちもほぼ全てが彼女の虜となった。妖しく光るその眼光、そんななかにどこか気品を感じさせる表情、仕草。そして間違いなく上昇しつつある魔力。
「ウフフ★終わりよ。エリクシルの小娘★」
「確かにあなたの力が格段に上がったのは感じる。でもあたしには勝てな・・・い。」
「寝言いってんじゃねーぞ★ガキが!★」
「体で分からせるしかない。哀・・・れ」
ウェンディは両手を交差させ、初めて身構える。
「偽りの楽園という名の箱庭ケージオブエデン」
大地がこれまでにないざわめきを起こす。ウェンディは静かに目を閉じ、両手を指揮者のように振り上げた。するとフィールドの木々たちはリンダーマンに向かって枝を伸ばす。その速度はまさしく投げ槍のそれとかわらない。
「ウフフ★なんだ大口叩いといて結局中距離戦の続きかい?それじゃウチを殺せないよ!」
リンダーマンは荊を盾と鞭のように使いこなし、距離を縮めていく。さらに薔薇を大量に噴射し猛毒成分を大量に放出した。
「あたしに毒は効かな・・い」
ウェンディは全ての植物を操る。解毒などいとも容易い。
「解せない・・・あなたのそのドレスの力、こんなものじゃないはず。なにかを待っている・・な」
「ウフフ★ご名答よ、でももう遅いわ!!!死になさい!!」
リンダーマンがドレスにチャージした魔導薔薇が一つに集中し巨大な薔薇の魔獣が現れた。魔獣の中でもかなり高位に位置する獣だろう。その魔獣は観戦客の生気を吸い取っていく。
「ぐわぁぁぁぁ」
「死ぬぅ・・・」
「たすけ・・・て・・・・」
「ひどいことを・・・あなたの犯した罪の大きさを知りなさ・・・い」
パチン。ウェンディは指を鳴らした。同時に魔獣とリンダーマンが植物の中に吸い込まれていく。
「きゃああぁぁぁぁぁぁぁあアァァァアアあぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁ!!!」
観覧席
「あの技は・・・!?」
「あれはウェンディの十八番、ケージオブエデンさ。ウェンディはその絶大な魔力から自分で亞空間を生むことができる。そんなかは聖なる植物の楽園で普段ウェンディの戦闘時に操るのはそこから呼び出している植物たちなんだと。でもこちらの世界に呼べる植物はウェンディに協力的な善良な木々たちがけなんだってよ。」
「っていうことは・・・」
「そう、ウェンディの力でも操れない世界最高峰実力の植物たちが世界に入り込んだ異分子、リンダーマンを排除しようとするってわけさ」
「生命の保証はしな・・・い」
「カンカンカン〜〜〜〜!ハイ、今戦の勝者ウェンディメルヴォン〜〜〜!!!」
- Re: 中二病ストーリー 〜光と闇が交錯するとき物語は始まる〜 ( No.12 )
- 日時: 2011/10/06 20:05
- 名前: 闇の四天王ガーティアス (ID: J3IiMF8v)
亜空間の扉が出現した。
「ぐっ・・・はぁはぁ・・・・おぼえて・・・いろ・・・こむす・・・め」
出てきたのは瀕死のリンダーマンだった。どうやらこの扉はウェンディが召喚したものらしい。
観覧席
「勝った・・・よ」
ウェンディは全くの無傷だ。かすり傷のひとつすらない。すえおそろしい少女だ。
「信じてたぜ、ウェンディ、あはは」
「リーダー、ありが・・・と」
アランが頭をなでて笑うと、ウェンディも顔が赤くなり、少し微笑んだ。ザクスは初めて笑うウェンディをみて軽くにやける。
「おっ、いまウェンディみてにやけたな〜ロリコンかぁ?」
「なっ、バーロー、ちげーって!」
ジャックがそそのかし、ザクスは取り乱す。
暗黒軍サイド
「はぁ・・・はぁ・・・ぐふっ・・・」
激しい吐血、魔力の消費、傷だらけの体。彼女は植物の楽園で何を体験してきたのだろうか。
「おやおや、なんですそのざまは。僕にあれほどケンカをうっておきながらその失態。やれやれ貴女には失望するばかりです。」
ゼクシオンはあきれ果てた。
「リンダーマン・・・おまえの負けだ。事実を認め反省するんだな」
伝説の親父ガルガトスだ。
「うるさい!ウチは勝てた!!ウチの勝利は決まっていた★!!それなのに、それなのに!!!畜生ぉぉぉぉぉぉ!!!こうなったらハデスも暗黒軍もお前たちも関係ない・・・ウチが全てをぶっ壊してやる!ウフ・・・ウフフフフフ★」
「・・・リンダーマン、よく聞け。おれはハデス様より他のものにはないある特権をもらっていてな。」
ガルガトスが切り出した。
「ある・・・特権?」
「暗黒軍の兵、もちろん四天王も含めて、だ。その中に軍を裏切るもの、危険因子、禁忌を侵したものを軍から排除、つまり消滅させる権利を持っている。今日までのお前の行動、言動。そして今の戦いでの思想、危険因子に類すると判断した。よってお前を特権により破壊する。」
「ウフフ・・・なにかと思えば・・ウフフ・・・ウフフフフフフフフフフフ★ふざけるな!!!ウチがおまえを殺・・」
ゴォォォォォォォォ!!!ザシュッ
鈍い音が聞こえた。リンダーマンは体を二つに別ち、消滅していった。
「さよならだ。暗黒薔薇の妖姫よ。」
会場がざわついた。光の戦士たちもガルガトスの行動に驚くばかりだった。
「ソレデハ、第4回戦ハ〜〜〜〜〜!暗黒軍ガルガトス・S・フェザリオンVS時の番人ボス ザクス・M・ラディカル〜〜〜〜!!」
毎度おなじみの変態仮面が対戦組み合わせを発表した。
「おれか・・・時の番人のトップバッターになっちまったな」
ザクスはフィールドへ向かう。
「・・・できることなら此度の戦い逃れたいものだ」
ガルガトスも哀しげに歩き出す。
遠のいていくガルガトスを見ながらゼクシオンは腕を組み、
「フ・・・リンダーマンが消えたのは好都合です。伝説のおやじの力みせてもらいましょう」
「ソレデハ試合開始〜〜〜!!」
- Re: 中二病ストーリー 〜光と闇が交錯するとき物語は始まる〜 ( No.13 )
- 日時: 2011/10/06 20:06
- 名前: 闇の四天王ガーティアス (ID: J3IiMF8v)
ええとここらで戦況を整理しときましょ。
戦績
第一バトル ハーケンクロイツ戦闘不能 ジャック勝利
第二バトル ゼクシオン勝利 リサ瀕死治療中
第三バトル リンダーマン消滅死 ウェンディ勝利
第四バトル ガルガトスVSザクス 両者戦闘開始
第五バトル 銀狼愛舞・騎士 ? フレッド救出中(リサ
第六バトル Ms.Green ? アンディ救出中(リサ
第七バトル ガーティアス ? アラン観戦中
という感じですね、ややこしくてすいません。このスレを観てくれている方、どうかコメントください〜〜さびしいです(泣き
リア友へ
実は登場キャラは数人イメージキャラがいますw
ゼクシオンはキングダムハーツのあれまんまですwリンダーマンは・・・まぁこんな性格のキャラを平野綾さんに演じてもらいたいとつくりましたw
伝説のおやじガルガトスは「おやじ」という言葉からして同学年のあの子、フェザリオンという名字であのこ、翼竜斬魔剣というチョコランの武器、チョコランネタ満載のキャラです。
フレッドはメガネ長身でみためは俺かな・・・性格は吉良イヅル的なw
未登場キャラの銀狼騎士は石田彰さん演じるエヴァのカヲル君的キャラのイメージです。
ミスグリーンは・・・はい。ウケねらいました。はい。
ガーティアスは僕のHNだし、中二バリバリの将軍キャラでいきます!声優子安さんです!!!
長々とごめん、これからも応援よろしくね〜〜!
- Re: 中二病ストーリー 〜光と闇が交錯するとき物語は始まる〜 ( No.14 )
- 日時: 2011/10/06 20:13
- 名前: 闇の四天王ガーティアス (ID: J3IiMF8v)
「ソレデハ、第4回戦ハ〜〜〜〜〜!暗黒軍ガルガトス・S・フェザリオンVS時の番人ボス ザクス・M・ラディカル〜〜〜〜!!」
毎度おなじみの変態仮面が対戦組み合わせを発表した。
「おれか・・・時の番人のトップバッターになっちまったな」
ザクスはフィールドへ向かう。
「・・・できることなら此度の戦い逃れたいものだ」
ガルガトスも哀しげに歩き出す。
遠のいていくガルガトスを見ながらゼクシオンは腕を組み、
「フ・・・リンダーマンが消えたのは好都合です。伝説のおやじの力みせてもらいましょう」
「ソレデハ試合開始〜〜〜!!」
試合開幕の狼煙は上がった。
「四天王第三魔皇ガルガトスだ。先ほどはリンダーマンが恥をはらしてしまってすまない。」
「うーん、わからないなぁなんで味方戦力を減らすようなことしたんだお前?消すにしてもリンダーマンは瀕死だったしこっち側に戦力低下を敢えて知らせるように・・・」
「リンダーマンは確かに四天王になるほどの力を持ってはいるがそれ以上に奴は危険な思想を抱いていた。全能なるわが主レギオンハデス様もそれは承知のうちだった。だから消したのだ。」
「・・・!?おい、待てよ。レギオン・・・ハデス。ハデスは復活したってのか!!?あいつ・・・」
「いかにも。ハデス様は絶大にして絶対だ。」
観覧席
「おいおい・・・まさか魔王が・・・復活だなんて・・・」
「アランおちつい・・・て。」
「ああ、ウェンディ。それにしてもザクスのあの乱れよう・・・なんなんだ?」
「・・・ハデス・・・・あの誓いは・・・・クソッ!!」
ザクスは感情が高ぶる。
「ほうほぅ、なるほど。その驚き方、異常だと思って考えてみればあなたはかつてわが主ハデス様の親友だったお方、ザクス様じゃないですか。」
「・・・・あぁ、だがそれはハデスがニンゲンだったころの話だ。」
「ほぅ」
ガルガトスは眉をしかめ、腕を組む。
「おれには使命が、約束が、誓いがあるんだ!!お前なんかにかまってられるかよ!行くぜ!魔銃四丁ガンクワトロ!!」
時の番人クロノスのボス、ザクスは魔力を銃弾にして無限に打ち出す四丁拳銃使いだ。かつての大戦ではその銃撃、迫撃の腕が高く評価され1000体もの魔兵をたった一人で倒したことからついた二つ名が一騎当千アルティメットワン。
「朱色の銃弾オレンジブレイズ!」
「ほぅほぅ、魔力をボール状にした速攻弾ねぇ。翼竜斬魔剣!」
ドゴゴォォォォォ!
ザクスの弾をガルガトスは斬る。余裕の表情を浮かばせるオヤジ。その姿には軽い笑みすらもうかがえる。
「こいつぁおれの相棒、翼竜斬魔剣だ。よろしくな」
「・・・・そうこなくっちゃな!蒼色の銃弾ブルーショット!」
朱色の次は青。この弾は威力、速度よりも連射回数と銃弾数を重視した魔法弾だ。
「へぇーこれはおもしろいや!翼竜斬魔!!」
ドゴゴゴ!またも大剣の一振りでザクスの攻撃を打ち消す。
「次はこっちから行くぜ!!翼竜剣乱舞!!」
「クッ接近戦か!純白の壁弾シルディーロウ!」
キシィィィィィン!
「がっはっは!おもしれぇ!今度はシールドの弾か!次はどんな手品をみせてくれるんだ!!?」
「わるいけどこれで終わらせるつもりなんでねぇ!行くぜ!四連魔光コンボ!真紅の鋼弾ブラッディアロー!漆黒の覇弾!深緑の包弾!瞬光の黄弾!!」
「なっ!ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁL!」
「はぁはぁ、これは特性のちがう魔弾をほぼ同時に一点に撃ち放つ大技さ。いまの俺じゃこの精度だけど、お前には十分効いただろうぜ!」
「はぅっ!ごはっ!・・・・ざ、ザクス・・よくこの俺をここまで追い詰めただが・・・」
「!?」
ガルガトスは一瞬で消えた。そして、
「翼を捥がれた竜の逆鱗ジュブナイルテラー」
「しまっ・・ぐわぁぁぁぁぁああぁぁぁぁぁっぁ!」
「すまないな、俺は勝たなければならん」
「く、そっ・・・・」
ジュブナイルテラー。翼竜斬魔剣の奥義の一つ、刃についている竜の鱗に使用者の魔力を送り一時的に爆発的な力を生み出す攻めの乱舞だ。
「カンカンカン〜〜〜!ハ〜イ!第4回戦勝者は暗黒軍ガルガトスデ〜〜〜〜〜ス!」