コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

剣士「だりぃ」僧侶「回復めんどい」魔術師「うきゃー(逃避)」
日時: 2010/09/10 23:45
名前: すずか (ID: RsXPPDHr)

クリックどうもです。すずかと申します。

以前は別の名前でやってたのですが心機一転として名前変えてみました。
THE・コメディ目指して突っ走る気満々ですので笑っていただければ幸いです。
コメント・アドバイス等頂けると非常に喜びます。

1 >>1
2 >>2
3 >>3
4 >>4
5 >>5
6 >>6
7 >>9
8 >>14
9 >>15
10>>19
11>>23
12>>25
13>>30
14>>33
15>>34
16>>37
17>>40
18>>42
19>>43
20>>52
21>>54
22>>55
23>>57
24>>59
25>>60
26>>61
27>>62
28>>64
29>>69
30>>71
31>>74
32>>75
33>>76
34>>77
35>>78

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16



24 ( No.59 )
日時: 2010/05/28 16:56
名前: すずか (ID: wnkXBzTQ)

「これ小屋っていうか……廃屋?」
「元小屋って感じだな」

もし人がいたら失礼なことを化け物2人が率直に述べる。俺も同感。
確かにボロい。屋根には草が生えてるし、所々壁の木材腐ってるし扉が壊れて入り放題だし。

「廃墟でも地図ぐらいあるでしょ、何遠慮してるの?」
「へいへい」

ここはリオナに賛同して小屋に邪魔してみる。1部屋だけのようで、ぐるりと見渡せば家内が全て把握できる。把握してみようと視線を横に向けると

「うごぁ!?」

何か倒れてる!? ぴくりとも動かない白髪の人が倒れてる!? 背中に血がだらだら!!

「おー中もボロボロですにゃぁぁぁ!?」

ニーナもびびった。対してジークとリオナは。

「あら」

リオナは道端の落書き程度の興味しか示していない。人が死んでる(多分)というのに何だこの冷血女。
対してジークは

「死人を蹴るな!?」
「痛いやないかぁぁぁっ!?」
「生きてたぁぁぁぁっ!?」

25 ( No.60 )
日時: 2010/06/02 21:04
名前: すずか (ID: CkThpPJM)

「お前何しとる!?」

あんたにそっくりその言葉を返してえよ!?
俺の心の叫びは誰にも届かず、代わりにジークが鉄面皮で面倒そうに答える。

「死人のフリをしてる馬鹿がいたから」

こいつ、死体じゃないと知ってたのか。どこで見抜いたんだ一体。

「馬鹿とは何じゃ!! 擬態と言わんかっ!!」
「あれを見て擬態と気付く方がむしろ馬鹿ね」
「何だと!?」

リオナがジークと同じく投げやりに口を挟むと、その爺さんがそっちを睨む。次の瞬間鼻の下が伸びた。

「おお美人な小娘じゃな。毒舌なところも気が強そうで良い」

好々爺だったこの爺さん。突然デレデレし始めた。
リオナもその事に目ざとく気づき、ニコリと笑う。性格を知る俺から見たら何か企んでるとしか見えん。

「ねえおじい様、私達旅をしておりますの。まだこの地域は初めてで、全然地理が分かりませんわ、良ければ詳しく教えてもらえません?」
「いくらでも教えてやろう! ただし小娘だけな」

爺さんがそう言って片手を振る。次の瞬間リオナ以外が宙を飛んで小屋の外へ放り出された。

「みきゃーっ!」
「うごふぁっ!?」

またニーナが俺の上に積み重なってきた。どけ。

26 ( No.61 )
日時: 2010/08/10 15:52
名前: すずか (ID: wnkXBzTQ)

「おおおあのおじいちゃん凄いですよ!! もしや魔法使い!?」

お前もじゃねーのかよニーナ。

「……ジーク、何だあれ?」

猫のように足音なく着地したジークに聞いてみると、簡単に回答が返ってきた。

「仕掛け小屋だろ。床が跳ね上がってた、超高速で」
「……マジで?」
「見えなかったのか?」

何にも見えなかったぞ。こいつの目にはスローカメラでも内蔵してるのか?

「リオナはどうする?」
「10分待つ。それで出てこなかった放って行く。いないならいないで清々する」

相変わらず仲が悪ぃ。こいつらの馬さえ合ったら魔王なんて瞬殺だろうに。
取りあえず10分待ってから考えることにしようと、10分待ちぼうけていると、

「うっせえ黙れガチでくたばってしまえ消費期限切れのジジイが」
「……おお」

中からすげえ暴言が聞こえてきた。賞味期限じゃなく消費期限なのがまたひどいな。

27 ( No.62 )
日時: 2010/06/14 15:35
名前: すずか (ID: LWvVdf8p)

バタンと荒々しく扉を開けてリオナが出てきた。おお、こめかみに青筋が。

「ど、どうしたリオナ?」

恐る恐る尋ねると、どう見ても上辺だけの笑顔で答えてきた。手に持ってる地図らしきものが物凄い握力のせいで折れ曲がってる。

「あのエロジジイ、ニヤニヤしてるだけなら良いもののやたらボディタッチしてくるわ、挙句の果てには嫁にならんかと寝言をほざきやがったわ」
「確かに寝言だな」

それにはリオナの言い分に大いに納得する。年齢差いくつだよ、一回りとかのレベルじゃねーぞ。
ハァ、と深呼吸をして気持ちを整えたのか、いつもの完璧ながら胡散臭い笑顔に戻るリオナ。

「ま、地図は頂いたもの。もうあのジジイは用済みね、あのままくたばってもらえると嬉しいのだけれど」

そう言われる人ほど死なないっていう法則あるよな。

Re: 剣士「だりぃ」僧侶「回復めんどい」魔術師「うきゃー(逃避)」 ( No.63 )
日時: 2010/06/20 18:48
名前: ヨシュアさん ◆FdjQaNCWZs (ID: bQobMYPz)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

安芸

>>0
更新乙です^^


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16



この掲示板は過去ログ化されています。