コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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*。鏡花水月 -Dream×Mirage-
日時: 2010/07/03 10:37
名前: 美羽。 ◆ikNc8yUYjM (ID: 81HzK4GC)

            〜鏡花水月〜

         鏡に映る花と、水に浮かぶ月

      どちらも美しいけれど、手には触れられない

        それは儚く、消えた幻—————


*_____Contents
 作者より >>1
 Episode00 月夜の侵入者 >>2
 Episode01 三つ編みの少女 >>3
 Episode02 お目覚め >>10
 Episode03 窓から >>13
 Episode04 直立不動の朝(?) >>15
 Episode05 家出と近所迷惑 >>20
 Episode06 親友と、タコとイカ >>28
 Episode07 更なる驚き >>36
 Episode08 休み時間 >>52

*_____Cast

 羽月 慧  Kei-Hazuki(♂)

 宵宮 鏡花 Kyoka-Yomiya(♀)

 水谷 聡  Satoru-Mizutani(♂)

 春崎 咲  Sho-Harusaki(♀)

*_____Gest(God!?)
 神無月様      アビス様
 Rea様       ゆぅ様
 潤様        むーみん様
 瑚雲様       Faker様
 遠恋者様      ちぃ様

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Re: *。鏡花水月 -Dream×Mirage- ( No.16 )
日時: 2010/06/10 22:20
名前: 神無月 (ID: XOYU4uQv)


きょ、鏡花ちゃん・・・!?
何故にそんなところで!!あ、でも何だか似あいそう!?←

というか、時計を机の上に・・・うぅむ。
素晴らしい方法だ!ぜひ真似せねば!!

モザイクのとこで吹きましたww
モザイクとってーーー!!wwwww

Re: *。鏡花水月 -Dream×Mirage- ( No.17 )
日時: 2010/06/11 00:41
名前: Rea (ID: ydb695RL)
参照: http://reaaa

Reaです★

読みごたえあって楽しいです!!
更新頑張ってください^^
楽しみにしています。

Re: *。鏡花水月 -Dream×Mirage- ( No.18 )
日時: 2010/06/11 17:51
名前: アビス (ID: 4K4kypxE)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

どんだけ、眠るのが好きなんだ!?この子は?

さすがに庭で眠るのは凄いです

Re: *。鏡花水月 -Dream×Mirage- ( No.19 )
日時: 2010/06/11 20:31
名前: 美羽。 ◆ikNc8yUYjM (ID: 81HzK4GC)
参照: *。鏡花水月_________それは儚く、消えた幻

 @神無月さん
目覚まし時計を手の届かない所に置くというのは、実際私がやってることです。
いつも朝二度寝してしまうんですよ……。
他にも時計の時間を何分か早めておいたり、耳元に置いてみたりしたのですが、
やはり一番効果的だったのは机の上でしたww

はい、是非やってみてください。
オススメします!

 @Reaさん
こんにちは。訪問感謝です。
おお、読み応えがあるとは嬉しいお言葉です。
こんなもので楽しんで貰えるならば、私も救われますw

応援有難うございます。頑張りますよー!

 @アビスさん
本当に寝るのが好きなようですね、彼女はw
確かに、庭で寝るのはかなりキツいように思えますが、鏡花ちゃんにはちゃんと理由があるんですよ。
それがわかるのはもう少し後の話ですが……お楽しみに。

アビスさんの小説にも覗きに行かせて貰いますね。
コメント、有難うございました!

Re: *。鏡花水月 -Dream×Mirage- ( No.20 )
日時: 2010/06/12 14:45
名前: 美羽。 ◆ikNc8yUYjM (ID: 81HzK4GC)
参照: *。鏡花水月_________それは儚く、消えた幻

*。Episode05 近所迷惑と家出

何故こんな所で……。理解できない。大体、虫とか寄ってこないのか?
窓から身を乗り出して頭から足の先まで目を通してみる。
うん。どこからどうみても普通の少女。庭で寝てること意外は……。

(まあ、庭といってもちゃんと芝生の所で寝てるけど……って)


「そういう問題じゃなーい!!」


朝から大声出して、いい近所迷惑だなこりゃ。取りあえず、まずは起こさないと。

そう思って玄関から靴を引っ掛けてて庭へ出る。
そう言えば、こうやって庭に出るのなんて、何だか久しぶりの気がする。


「おーい、起きろー。朝だぞー。……っ」

「ふはっ…!」


よし、効いた。口ではやんわり言いながら思いっきり揺らす作戦、成功。
宵宮鏡花は腰まである三つ編みをぴょこりと揺らして立ち上がった。
そして決まり悪そうに口を開く。


「お、おはようこざいます……」

「おはよう……って場合じゃないだろ! 何でうちの庭で寝てる!? 自分の家で寝ろーー!!!」

「だ、だって此処はっ」


少女は何かを言いかけ、はっと自分で口を塞いで止めた。一体何なんだ、この人は……。


「此処は? 何だっていうんだ!?」

「いや、その……。私は……」


困ったように口ごもると、少女はうつむいてしまった。
うーん、こうやって言えないところを見ると家出か何かか?
でも、それにしては何も持ってないしなー。


「もしかして、家出とか?」

「え? そ、そんな感じ……なんでしょうか?」


そんな感じ……って、やっぱり家出なのか。
何の準備も無しに家を飛び出てきたのか。それで眠くなってぼくの部屋で寝てたのか。


「取りあえずさ、帰ったら?」

「それは……出来ません」

「何で」

「帰る家なんてありません……」


少女はまたまたしょんぼりと言う。でも、なーんか怪しいんだよなー。全然家出って感じじゃないというか。
でもまあそう言ってるんだから信じてやるか。
もしも家庭内暴力だったら可哀想だしなー。


「うち一人暮らしだからさ、まあ……一部屋ぐらい貸せると思うけど」

「え……い、良いんですか。本当に?」


少女はパッと顔を上げ、目をきらきらさせながらそう言った。
あれ、何かだまされてるような気がしてきた……。


「まあ、食事とか服とかは自分で何とかして」


(どうせすぐ親が向かえに来るだろ)

そう思ったが、現実はそんなに甘くない……と思い知らせれるのはもう少しあとの話。


「私、お水さえ貰えれば大丈夫ですから」

「そ、そうなの?」


水だけ? それで生きていけるのか、こいつ。まあ細っこいしなー。(そういう問題じゃないけど)


「まあ、取り合えず入れよ」


二人で玄関から家へ入る。そしてリビングへ入り、ぼくは愕然とした。
いや、正確にはリビングにある時計を見て愕然とした。そう___________



「遅刻だぁぁぁーーーーー!!!!!」




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