コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 「未来」の神様 お知らせありますよ
- 日時: 2011/03/08 19:50
- 名前: 神村 (ID: 5Yz4IUWQ)
こんにちは。はじめまして。神村です。
ジャンルに「複雑・ファジー小説」が出来ましたので引っ越します。
この物語はファンタジー小説です。神様ってどんな生活を送っているのでしょうか?色々と大変なようです。たまに意味不明な話があるかもしれませんが、伏線だと思います。多分。
※No.3から作者名のトリップ機能を使用します。
目次
用語・設定紹介>>3
人物紹介 >>1
零話 >>2
壱話「落ちこぼれ神様見習い」>>5 おまけ>>6
弐話「変人神様と落ちこぼれ」>>7 >>10 >>11 >>12
参話「試験といのちと」>>16 >>24 >>29おまけ >>30
肆話「教え子見習い」>>33 >>41 >>48 >>49
伍話「トラブルメーカー」>>50 >>52
※お知らせ >>51
★お客様☆
神無月様 あいすくりーむたべたいな様 虎々様
- 人物紹介 ( No.1 )
- 日時: 2010/07/28 14:03
- 名前: 神村 (ID: 3mln2Ui1)
「人物紹介」
神門 来歌(かみかど らいか)15歳?
この物語の主人公。稀に見る程の落ちこぼれの神様候補生?の少女。性格は楽天的で涙もろく感情的。暴走しやすく、すぐに騒ぎを起こす問題児。容姿は(黙っていれば)なかなか良いらしい。肩まである艶やかな黒髪が密かな自慢。
久遠 (くおん) ?歳
未来を司る神様。毎回何かと問題を起こす来歌の先生をやることとなる人。性格は唯我独尊。何故だか常にぐるぐる眼鏡を着用していて、周りからは「変人」と評されることが多い。弟子をとらないことで有名。何をやらせても完璧にこなす超人。色素の薄い髪をしている。
- 第零話 ( No.2 )
- 日時: 2010/07/28 14:04
- 名前: 神村 (ID: 3mln2Ui1)
第零話
ああ、まただ。
ぼんやりと思った。いつも繰り返される夢。ほんの短く、けれど鮮烈に記憶に残るその夢。
浮かぶのはただこちらを見る一人の人。逆光を浴びているかのようにその姿はおぼろげだ。不思議なことにその人物の周りや背景は思い出せない。例えるならば、霧が一面にかかっている様な。霞がかるといってもいいかもしれない。
そして、その人物は決まってこう言うのだ。
「また会いましょう」
と。ひどく中性的なその声は慈愛に満ちていた。表情は残念ながら見えないが、きっと微笑んでいるのだろうと勝手に思った。だってそれほどまでにその声は優しい。
これで目が覚めるのだろうな。と目を閉じる。これまでも度々この夢を見てきたが、決まってこのタイミングで目が覚めるのだ。
しかし、今回は違った。
目が覚めることがないことに気付き、そっと目を開けるとあの人が何かを言って、微笑むのが見えた。囁くように言われたその言葉はこの耳に届くことはなかった。
「あれ?」
あの後あの人はなんて言ったのだろう?と疑問に思いつつ、黒髪の少女は起き上がって支度を始めた。今日はなんたって特別な日なのだ。
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