コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

とりあえず死んでください
日時: 2010/07/13 21:10
名前: 灰猫 ◆vMsFzxQbBc (ID: Z5bWY0rP)

■menu

*作品の注意 >>001
※作品を読む前に必ずこちらをご覧ください

*Prologue >>002

*Chapter ⅰ「ちょっとした序章」
・story1-1 >>004
・story1-2 >>008
・story2-1 >>010
・story2-2 >>011
・story3-1 >>012
・story3-2 >>013

*人物紹介 >>015

*chapter ⅱ「とりあえず非日常」
・story1-1 >>22
・story1-2 >>26
・story1-3 >>29
・story1-4 >>34
・story2-1 >>
・story2-2 >>


□news

*ただいま作品連載中
*次回更新予定日→2010/07/15

2010/07/09 連載開始
2010/07/09 chapterⅰ終了


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9



story1-1 ( No.22 )
日時: 2010/07/18 22:29
名前: 灰猫 ◆vMsFzxQbBc (ID: Z5bWY0rP)




さて、どう説明すればいいのだろう
朝、いつも通りの通学路、見慣れた風景

いつもと違うのは……


両手に花


そう、まさに今俺は、両手に花状態
普通なこの上ない幸せ状態なのだが、俺にはこの状態が
ただの拷問にしかなっていない
まあ、確かに女の子に挟まれて嬉しくないと言えば嘘になる
が、
挟まれているその二人の少女が
昨日、突然俺に告白してきた二人となると……
ただ気まずいだけである
一人はとても可愛らしい優等生の委員長
もう一人はと言うと……

俺にカッターを突きつけて無表情で「好きだ」と言ってきた
かなり頭のおかしいイカレた
まるで漫画やアニメにでもでてくるような美少女

しかも頭のおかしい少女の方はと言うと
俺の腕にしがみついて手首にカッターを近づけながら
「殺してもいいですか?」
と、かなり物騒な事を聞いてきている
ハッキリ言ってめちゃくちゃ怖い


「あはは、河野君に気安く触れるなんて……如月さんったら……ふふっ」


にこにことしならがら委員長が如月に語りかけた

……委員長、その笑み……
めちゃくちゃ怖いです


「藤崎さんどうかしましたか?私は祥太さんを愛しているの

Re: とりあえず死んでください ( No.23 )
日時: 2010/07/10 19:12
名前: みぅ ◆AHL7KHofQw (ID: UcmONG3e)

す・・・すごい展開だね!
面白いなぁ。
この先の祥太kが気になる☆

Re: とりあえず死んでください ( No.24 )
日時: 2010/07/11 12:26
名前: 甘楽 (ID: hLayjJCv)

初めましてー
初小説と思えないぐらい面白いですねぇ、
のえかさんのキャラがめっちゃいいなぁ、
これからも頑張ってください、

Re: とりあえず死んでください ( No.25 )
日時: 2010/07/11 16:24
名前: 灰猫 ◆vMsFzxQbBc (ID: Z5bWY0rP)

>>23

祥太はきっとこれから先、
かなりの苦労人になりそうですw
面白いといってもらえて嬉しいです!

>>24

はじめまして!
コメありがとうございます!
って、
∑名前!もしやデュラ知ってますか?w←
応援ありがとうございます♪

Re: とりあえず死んでください ( No.26 )
日時: 2010/07/11 17:15
名前: 灰猫 ◆vMsFzxQbBc (ID: Z5bWY0rP)

・story1-2


昨日の夕方、俺はなんともその日二回目の
告白……と言っていいのだろうか
生まれて初めて一日に二回も告白をされたのである


——————


「し、死ねって……はい!?」


目の前の少女の物騒な言動に、俺の頭はついていけない状態だ
っていうか、お願いだからカッターしまってください


「好きなのですよ、あなたが」


いやいやいや
好きなら何故殺そうとしてんだよ!?
っつか、なんで俺が好きだって!?
知らないし!俺君の事知らないし!


「いや、ま、待ってくれよ!俺、お前の事知らねーし!」

「はい?私たちはさっき運命的な出会いをしたでわありませんか」


う、運命的な出会い!?


「運命的な出会いってなんだよ!?つーか、カッター下ろせよ!」

「まあ、もう忘れてしまったのですか?お昼休み、あなた……私の秘密を見たでしょう?」


ひ、秘密!?
秘密って独り言……というか、誰もいない空間に話しかけていたことか!?
おかしいだろ!あれの何が秘密なんだよ!


「秘密って、どういう事だよ……」

「わかってるのでしょう?私は霊が見えるのですよ、あなた、私は霊と話している所を見たでしょ?」


……?
な ん だ っ て ?


「私、霊が見えるのですよ、誰にも言えない秘密でしたのに……あなたは見てしまったでしょう?」


こ い つ 頭 お か し い の ?

え、何?
は!?霊!?
大丈夫かよこの子……


「えー……お前それマジで言ってんの?あれ、俺にはただ誰もいない空間に語りかけてるようにしか見えなかったんだけど」

「っ!そ、そんな事無いです!わ、私は霊が見えるのです!」


目の前の少女がほんの少し頬を赤らめて声を荒げる

あ、なんだ……
霊とか恥ずかしまぎれのごまかしか……
この子マジで霊とか言ってるんだったら逆に恐ろしかったわ


「と、とにかくです!あなたは私の秘密を見てしまったでしょう?……だから責任を取ってもらいます」

「え、待って、は?責任?」

「そうです、あなたは初めて私の秘密を知った人間。ですから私はあなたを好きなったのです」


「ですから」じゃねえよ!!
いや、ちょっ、って、どさくさに紛れて
好きとか!いや、内心告白は嬉しいけど!
はい!?


「ですから、とりあえず私とキスして死んでください」




……え?




Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9



この掲示板は過去ログ化されています。