コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- ‘Demons’.....薔薇色Love Story+†
- 日時: 2010/07/19 10:49
- 名前: 矢月-shizuki-... (ID: thDYr0mC)
◆+:;;;;:†…
クリック(´・ω・`)ゞアリガトゴザイマス.。.・゜
矢月です。
コメすっっごい喜びますのでよろしくお願いしますっ
- Re: ‘Demons’.....薔薇色Love Story+† ( No.9 )
- 日時: 2010/07/19 23:56
- 名前: ☆妖琉☆ (ID: 5ipM4g6R)
女子共と女子の彼氏、むかつきますね……
妖琉が叶矢君だったら……
女子→「うっとうしいからまとわりつくなハエ共!
地獄の血の池にでも落ちとけアホ!」
彼氏→「そんなに彼女が大事なんだったら
部屋の柱にでも括りつけとけ!」
って感じですかね?
- Re: ‘Demons’.....薔薇色Love Story+† ( No.10 )
- 日時: 2010/07/20 16:48
- 名前: 矢月-shizuki-... (ID: thDYr0mC)
妖琉様がなんか怖い…
でもかっこいいです★
- Re: ‘Demons’.....薔薇色Love Story+† ( No.11 )
- 日時: 2010/07/20 17:51
- 名前: 矢月-shizuki-... (ID: thDYr0mC)
◆【5】
「お兄ちゃん?」
気がつけば俺は自分のベッドの上で寝ていた。
俺の隣には4歳離れた妹が心配そうな顔で俺をうかがっている。
「俺…」
「お兄ちゃんが小学生だったころによく遊んでた債鬼って人居たじゃない?その人が2時間くらい前にお兄ちゃんをおんぶして家まで送ってきてくれたのよ?それより、どうしたのその怪我…また喧嘩?」
「別に…」
俺は素っ気無い言葉を返して、重い体を半分力が抜けた腕で起き上がろうとした時。
「お兄ちゃん起き上がっちゃだめだよ!! まだ39度も熱があるんだよ!?」
熱…?
じゃぁ今日頭がいたくなったりしたのは風邪をひいていたからなのか…
「今日病院行こうと思うんだけど、大丈夫?」
「行かない」
「だめだよ!!」
「うるせぇな!! 自分のことは自分でやる!! お前はもう俺の部屋から出て行けよ!!」
俺… 何言ってんだ?
「お兄ちゃんのばかぁ…」
紗那は着ていた服のそでを目に当てて部屋から出て行った。
俺、なにやってんだ?
こんなこと言うつもりなんてなかったのに… ?
心の中で言っていることと、行動が違うことないか?
その瞬間酷い頭痛が襲った。
「あ゜ぁ゜… !! ッ」
言葉にならない声が出る。
するとどこからかきたのか分からない声が頭の中に響いた。
〝お前はもうコノ世界で生きていくことはできない。〟〝お前はもうコノ世界で生きていくことはできない。〟〝お前はもうコノ世界で生きていくことはできない。〟〝お前はもうコノ世界で生きていくことはできない。〟〝お前はもうコノ世界で生きていくことはできない。〟〝お前はもうコノ世界で生きていくことはできない。〟〝お前はもうコノ世界で生きていくことはできない。〟〝お前はもうコノ世界で生きていくことはできない。〟〝お前はもうコノ世界で生きていくことはできない。〟〝お前はもうコノ世界で生きていくことはできない。〟〝お前はもうコノ世界で生きていくことはできない。〟〝お前はもうコノ世界で生きていくことはできない。〟〝お前はもうコノ世界で生きていくことはできない。〟〝お前はもうコノ世界で生きていくことはできない。〟〝お前はもうコノ世界で生きていくことはできない。〟〝お前はもうコノ世界で生きていくことはできない。〟〝お前はもうコノ世界で生きていくことはできない。〟〝お前はもうコノ世界で生きていくことはできない。〟〝お前はもうコノ世界で生きていくことはできない。〟〝お前はもうコノ世界で生きていくことはできない。〟〝お前はもうコノ世界で生きていくことはできない。〟〝お前はもうコノ世界で生きていくことはできない。〟
「黙れぇぇぇッッッ ンッ!!!!!!」
口を何かで塞がれた。
「叶ちゃん、夜だよ。静かにしろって。近所迷惑」
俺の目の前にはなぜか債鬼が居た。
「ハァ… ハァ… ハァ…」
俺はグショグショに濡れた汗だくのTシャツを床に脱ぎ捨てた。
「大丈夫だから落ち着けって」
「お前… なんでここに…」
すると債鬼はにんまり笑った。
「叶ちゃん、こんなに汗かいて魘されて、どんな夢を見てたの?どんなことを言われたの?… もしかして… 〝お前はもうコノ世界で生きていることはできない。〟こんなこと言われちゃった?」
俺は心臓が止まるのではないかというくらい全身にトリハダがたった。
「何で知ってるのかって?」
冷や汗がまた俺の体をなでていく。
「それは…」
- Re: ‘Demons’.....薔薇色Love Story+† ( No.12 )
- 日時: 2010/07/21 18:24
- 名前: 矢月-shizuki-... (ID: thDYr0mC)
◆【6】
ド ク ン ド ク ン ド ク ン
心音がうるさい。
「俺、債鬼悠は〝Demons〟悪魔だから」
空気が凍った。
債鬼は冗談抜きのような顔をしてそのセリフを俺に言った。
は? 悪魔だと?
債鬼が? そんなことがありえるわけがない。
「信じられないような顔をしているな。でも俺の言ったセリフを思い出してみ?今言ったことが冗談だといえるか?」
債鬼らしくない、表情と言葉使いがこれが現実だということを語っている。
「Demonsは100年に1度、人間界で生きている者がその代表者として、Demonsに生まれ変わる。そして、今年がその100年目で、朴惟叶矢、お前が選ばれた」
債鬼は真剣な眼差しで俺の目を見る。
俺が選ばれし者だと?
債鬼が悪魔?
100年に1度?
『笑わせるな』と言いたいところだが、そうも言えないようだ。
「ま、心配すんなって!俺も100年前にDemonsになったばかりだから!」
「100年前って… おまっ…! 一体何歳なんだよ!!」
「計算してみろってw」
「●×▼◎※■□×!?!?!?!?!?」
「なんて言ってんのかわかんねぇーよ、まぁ何にせよ俺はDemonsだから」
「そんな歳なのに外見は全然普通の高校生じゃん」
「体はDemonsに生まれ変わった時に成長は止まる。だから俺の外見は15歳のままなんだよ」
「じゃぁ俺はもう成長しないのか…?」
「いや、お前の場合Demonsに選ばれたが、まだDemonsにはなっていない。だから成長はするが、ほんの少しの間だな。これからお前をギーネスと言うDemonsの集まる場所につれて行き、それからDemonsになるためのことをするんだ」
「なるためって?」
「行けば分かる」
「それはかなりつらいと思う。お前にはもう親は居ないが、俺にはその時両親とも生きていた。しかし、Demonsになるためにあちら側に行ってしまったら、100年の間はもうもとの世界に帰ることはできない。勿論親や友達は皆死んだ…」
「そうか… 紗那は…」
「… 仕方のないことだ」
紗那にはもう会えないのか…
俺の知らない間に死んでいってしまうのか
「今まで一緒に育ってきた妹だろ?離れるのはつらくて厳しいことだが、これもまた運命。10分後に出る。妹に別れを告げて来い。」
「わかった…」
俺は自分の部屋を出て行き妹の部屋まで行く。
もうコノ家に居られることもあと少し。
2人で暮らすには大きすぎるように感じたこの家も、紗那となら明るく広々と暮らしていけた。
信頼や愛… たくさん詰まったコノ家を俺はもう2度と見ることはできないだろう。
俺は紗那の部屋にそっと入った。俺が怒鳴ったすぐ後に寝たのだろう、枕には涙の後がある。
「ごめんな…」
俺はそう言って頭をなでた。
「元気で… 暮らして行くんだぞ」
俺はそれだけ言って部屋を出て、債鬼のところまで戻る。
「挨拶は済ませてきたか?」
俺はうなずくことしかできなかった。
「お前の妹なら大丈夫だ。時間だな… 俺の腕をつかめそして目を閉じろ」
その瞬間に一瞬からだが浮いた。
それと同時に今までの紗那や友達との思い出が頭の中で流れ出した。
- Re: ‘Demons’.....薔薇色Love Story+† ( No.13 )
- 日時: 2010/07/21 17:57
- 名前: ピーチ (ID: CejVezoo)
こんにちはーーー☆
なんかすごくカッコいいです!!
私、初心者なんであんまりカッコいい小説が書けなくて・・
私のところにいつも矢月さんがコメしてくださって・・・この場をお借りして↓
ありがとうございます!!!
私はまだまだ未熟者何で、矢月さんの小説を参考にします!!
頑張ってください(●^o^●)ーー☆
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