コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 笑顔空
- 日時: 2010/09/02 20:38
- 名前: ちか ◆M4/Y.eOuE6 (ID: oYpakyoC)
.
——君が笑うから。だから、きっと、空も笑っちゃうんだ。
∵挨拶
佐月=ちかですww一番初めの名前に戻しましたww
気持ちがふっきれましたww((((ryry
笑顔空ーっ知っている人もいるでしょーう\(^q^)/
笑顔空戻ってきました!((
まあ、きっと帰って来なくていいと思っていたのでしょうが((
…ryとりま、中学編からスタートです(^ω^)ノ
(小学校編はぐだぐだなので今回からの中学編から見た方がいいと思います←
中学編もいい感じでスタートするので!!ry)
それでは、それでは(∵)(∵)
∵笑顔空(登場人物の名前がかわってます!※変わってないキャラもいますが;)
登場人物1>>1 登場人物2>>2 登場人物3>>5 プロローグ>>3
第一章
01>>4 02>>17 03>>19 04>>23 05>>27 06>>28 07>>30
第二章
08>>34 09>>35 10>>36 11>>37 12>>43 13>>44 14>>46 15>>48
16>>49 17>>50
第三章
18>>51 19>>63 20>>75 21>>80 22>>81
∵お客様
いち様 紫雲様 風花様 春透様 かおり様 ふうな様 玲依様 空色様 tapi様
みく様 あす様 美純様
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- Re: 笑顔空 / 中学編^ω^ ( No.47 )
- 日時: 2010/07/24 17:51
- 名前: ちか ◆M4/Y.eOuE6 (ID: oYpakyoC)
そらね
夢中だしねwwww照れやねー(^ω^)
蒼井が?
- Re: 笑顔空 / 中学編^ω^ ( No.48 )
- 日時: 2010/07/24 18:07
- 名前: ちか ◆M4/Y.eOuE6 (ID: oYpakyoC)
第十五話『おでかけ』
私は少し動揺しながらもひとまず電車に乗り込んだ。電車は狭いし。
5人でかたまっていて、私の心臓はもう、持たないかもなと思った。
ちゆきは蒼井と凄い楽しそうに話をする。御崎くんの事が好きな逢子はなんだか気まずそう。
私はそれを眺めていた。蒼井とちゆきはなんだか似合っていて少し胸が痛んだ。
「着いたー!到着♪」
とちゆきが上機嫌に言い、蒼井と並んで歩く。
「何並んであるいてんのよ!」とは言えず…私達残りの3人はどうでもいい話をしながら歩いた。
ちゆきは、私の恋を応援しているのか。畜生!むかつく野郎め!
と心の中で暴言を吐きながら、着いた大きなショッピングモール。
ゲームセンターに行こう!となり、私達は上機嫌でいった。
ユーフォーキャッチャーでは、蒼井が何回もお金をいれてブタのキーホルダーを取ろうとする。
……取らなくていいじゃん。と思いながらも、なんだか止めることは出来ずただ見ていた。
御崎くんがサッカーフェアの景品を見て、お金を取り出し100円いれた。
回るユーフォーキャッチャーで、私の一番得意な分野の取り方。
私は御崎くんに取り方を教えたりして暇つぶしをしていた。
逢子は陰で御崎くんを応援していたのだろう。
……それから、プリクラの方へちゆきが歩く。プリクラを取ることなんて頭に入っていなかった。
「取ろうよ!」というちゆきの声に、逢子は待ってました!とでも言うように一番先にプリクラの部屋に入った。
次々とポーズをしていく中で、蒼井の隣になった時、一番心臓に悪かった。早くシャッター切れ!と私は祈っていた。
でも、今にとっては凄く幸せな思い出。
—— 好きな人と一緒に過ごせた。なんて幸せな1日なのだろう?
- Re: 笑顔空 / 中学編^ω^ ( No.49 )
- 日時: 2010/07/24 18:21
- 名前: ちか ◆M4/Y.eOuE6 (ID: oYpakyoC)
第十六話『笑顔』
今日は学校。少し遅く起きたが、急いで準備をする必要もなく、ゆったり準備した。
ピンポンが鳴る前に窓から柚子が来るのを見て家を出た。
「おはよう!」と言うと「おはよう」と柚子は微笑んだ。
_
面倒な授業なんて耳に入らない。私はだるく机に体をべったりとくっつけ外の景色を見るだけ。
ようやく帰りの会も終わった。私は机の上のかばんを背負うと、上の階にいる同じ部活になった吹奏楽部のちゆきの元へ向かった。
上の階段を上るだけで、少しドキドキするんだ。君に逢えるかな?逢えたらいいなって、少しだけ期待してるんだけどね。
上の階につくと、ちゆきのクラスの目の前にある、水道場に蒼井が手を洗っていた。
……自分から話すんだ!ということを胸に刻んでいた私は、思い切って声をかけた。
「ねえ蒼井!」
と言うと、蒼井は「あ?」と言う。いつまでお前はヤンキーみたいなんだろう?と思うけど、嫌いになれない私もいた。
「手さ、どうしたの?」
と聞くと
「知らねえ!ペンキじゃね?」
と笑ってとぼけてまた洗う。
君の、笑顔が見れた。はははって笑う君がいて、つられて笑う私もいて。
なんて幸せなこと?こんなにも幸せなことはめったにないのだろう。と心に刻んだ私。
—— やっぱり笑顔が好きだから。君はいつでも笑顔でいてよ。
- Re: 笑顔空 / 中学編^ω^ ( No.50 )
- 日時: 2010/07/24 18:43
- 名前: ちか ◆M4/Y.eOuE6 (ID: oYpakyoC)
第十七話『おふざけでの事だった?』
「なあ、お前さ、告白してみたら?」
汗が肌にべたりとくっつく夏。家が近所で同い年で同じクラスの、瑞廉太郎に笑いながら言われた。
「お前なにも勇気だしてないじゃん!」
って言われたし。勇気とか、出してるつもりなんですけど。
出してない?出してますよアンタに比べれば。お前も好きな人いるなら勇気出せって話。
「アンタも勇気だすのかいな」
「あったり前!お前みたいにうじうじじゃない」
…いらっと来た。その言葉にきっと私は火がついたんだ。
……今思えば、なんであんなことしたのかなと思ったりするな。馬鹿だったなとか思うけど…よかったのかな?
「それなら告白かましてやるよ!」
とはっはっはと机の上にシューズを履いたまま上がって言う私を見て瑞はよくぞいったという顔をした。
「逢って?」
「手紙で!」即答だった。
_
私は手紙に好きですやら文章を書きつめはしなかったが書き、瑞に渡してもらった。
きっと、きっと、あの時はうぬぼれてたの。御崎くんは両思いって言うし、みんなみんな両思いって言うし。馬鹿だなあって思う。
……ドキドキする胸を押さえ私は机に顔をかぶせていた。
「ちか!」
大きな声が教室に響いた。……逢子と鈴音だった。
「よくぞした!告白おめでとう!」二人の声に私の顔は真っ赤に火照った。
二人は真っ赤になっちゃって!と笑った。それから二人は再び二階へあがっていった。
_
……それから、一週間、二週間、三週間。返事は来ないままで、ちゆきと蒼井の仲は良くなるままで。
私は蒼井とすれ違うだけでも前よりドキドキするし、話せないし、むやみに近くにいることもできなくなった。
「お前うけるな!」
クラスが同じになって初めて言った遠藤太郎と隣の席になって。
……てゆうか、もう夏休みだよ。
—— 寂しいのは当分君の笑顔を近くで見ることはなさそうと思うこと。
- Re: 笑顔空 / 中学編^ω^ ( No.51 )
- 日時: 2010/08/01 12:07
- 名前: ちか ◆M4/Y.eOuE6 (ID: oYpakyoC)
第十八話『夏休み到来』
夏休みがやってきた。手紙告白から何週間だろう?
きっと、もう1カ月はゆうに………
「ねえ、私、蒼井のこと好きなのかな?」
ふと隣にいた、千夏に問う。千夏は少し眉を寄せ「あんな返事もやんないヤツやめちまえ!」
その言葉にちかはハッとした。
今考えれば蒼井は、バレンタイン、ありがとうというはずだったのに言わなかったし、告白の返事もくれてない。
こんな最低な奴、私はなんで好きになったのだろう?
私の頭の中には何一つ言葉が浮かびあがらなかった。
「…!!」
私は気になる人がいたことに気付いた。
工藤……工藤朔一が気になること。明るくフレンドリーな彼は、外見はかっこいいわけじゃない。
でも、みんなから慕われてる彼。私、工藤の方がよっぽどよく感じる。
席が隣で、問題だしあったり、勉強教えてくれたり、話もあう。友達っぽい工藤。
蒼井とは、仲がいいわけでもない。意地悪で、馬鹿で、最低な奴。………だけど、蒼井は私をドキドキさせる天才だったのかもしれない。
——もういいや。蒼井なんて。ドキドキするすぱいすの利いた恋なんてもういい。楽がいい。
「ねえ、ドキドキする恋と、楽しい恋。するならどっちがいい?」
——自分でもなんでこんなにも恥ずかしい質問をしたのだろう?
自分でもうすうす気づいてた。
蒼井に返事もらえてない時、どれだけ工藤に元気もらってたかってこと。
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