コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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叶わぬ恋……してもいいですか?
日時: 2011/04/02 15:03
名前: ナナ (ID: rLJ4eDXw)



☆御あいさつ☆

まずはじめに……クリックありがとうございます●〜*

初めましての方、ナナです。
早くも2作目のオリジナル小説です。
前は好きになってはいけない…と言うタイトルでした

面白いと感じたり誤字脱字などがあったらアドバイスとかコメして下さい。

コメして下さったお客様の小説には必ず行かせてもらいます(*^^)v


最初からタメ&呼び捨てでオッケーです。


恋愛小説を書きたいと思います。
少し切なくなっちゃうかもしれません(−−〆)

現在、30話までいったお祝いとして番外編を書いていますのでよかったらそちらもご覧下さい。


♪人物紹介♪

>>12 >>19 >>289 >>308 >>317


*本編*

プロローグ>>2

一話>>6 二話>>11 三話>>15 四話>>18

五話>>24 六話>>27 七話>>30 八話>>33

九話>>38 十話>>45 十一話>>49 十二話>>57

十三話>>68 十四話>>75 十五話>>77 十六話>>88

十七話>>91 十八話>>101 十九話>>102 二十話>>109

二十一話>>135 二十二話>>157 二十三話>>199 二十四話>>229 

二十五話>>266 二十六話>>272 二十七話>>286  二十八話>>287

二十九話>>288 三十話>>291 三十一話>>292 三十二話>>295

三十三話>>323 三十四話>>327 三十五話>>328 三十六話>>337

三十七話>>338 三十八話>>339 三十九話>>348 四十話>>352


†。○*番外編*○。†

〜桜の恋〜>>277 >>307 >>316 


★大切なお客様方★

 風菜様  ちえみ様  杏樹そるとくりーむ様  恋音様  ★ユマ★様  せいら様  
蘭*。*様  ゆう様  奈々☆様   ゆちか*様  くま☆様  りっこ←様
 静香様  ののこ様  菫様  恋芦様  友桃様



現在17人です…いつもコメや応援メッセージありがとうございます♪
あたしが小説を書くエネルギーにすっっっごくなっています☆


*キャラ絵*

セン様が書いて下さった琴音 >>41

雪梨 ◆GniOoWrG2M様が書いて下さった梨湖 >>42

よかったらご覧になって下さい●〜*


●+イメソン決定+●

宇多田ヒカルさんの光>>164

+*。〜キャラ絵募集について〜+*。

>>76をご覧になって下さい—


ご協力お願いします<m(__)m>

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Re: 叶わぬ恋……してもいいですか? ( No.334 )
日時: 2011/01/07 22:04
名前: 羅希 ◆JUP8K6dM0U (ID: PBJobJTc)


>>風菜

うん、勉強を全くしていない中三です☆

あああぁぁぁぁ〜!!!!!!
申し訳ない……最近行ってなかったもんね……
あたしが悪いんだぁ〜(/_;)

風菜はいつもあたしの小説に来てくれてるのに……

行くよっ!! もちろん行きます、今からダッシュで♪

待っててね、風菜*

Re: 叶わぬ恋……してもいいですか? ( No.335 )
日時: 2011/01/07 22:51
名前: 風菜 ◆feeLWMpK0E (ID: cp3YpwTA)

羅希、ありがとう、きてくれて!!!!

羅希様神です!!!
ありがとう!!!

Re: 叶わぬ恋……してもいいですか? ( No.336 )
日時: 2011/01/08 00:27
名前: 羅希 ◆JUP8K6dM0U (ID: PBJobJTc)


>>風菜


神なんて……そんな凄くないよ><

どういたしまして<m(__)m>
風菜の小説マジ面白いから自信持って書いて大丈夫だよ☆
あたしは何があっても応援してるぞぉ!!

Re: 叶わぬ恋……してもいいですか? ( No.337 )
日時: 2011/01/08 18:01
名前: 羅希 ◆JUP8K6dM0U (ID: PBJobJTc)


 36話


「……良かったぁ、服が見つかって」

薄暗闇の花月市を琴音と夢理は仲良く肩を並べて歩いていた。琴音の服も無事に選び終わり、今は花月通りを歩いて帰るところだ。

「だいぶ寒くなってきたな……」

夢理がそんな事を言う。確かに十一月としては肌寒く、手が少し赤くなる。夢理はチラリと琴音の手を見る。制服の袖から少しだけ赤い手が出ている。

「うん、もう冬に近づいてるもんね……私たちの学校の文化祭って遅いよね」

琴音が右手で左手をさすりながらフット息を漏らす。琴音はまた手を袖の中に戻す、そんな琴音の手を夢理が優しく包み込む。

「片手しか暖めてやれないけど、この方が良いだろ」

夢理が顔を少し制服に埋め微笑しながら言う。夢理に握られた琴音の右手は少しずつ、じんわりと温かくなっていった。

「ありがとう、ねえねえ……あそこのファミレス入らない? 暖かい飲み物が飲みたいんだけど……ダメかな?」

夢理は少し迷った様に顔を空に向け琴音に聴く

「良いけど……やっぱ寒い?」

少し困った様に琴音に向き直る。歩いているうちにさっきまで遠くにあったファミレスの傍まで来ていた。

「ち、違うの……ただ、その、よく考えたらこれが初デートだったから……もうちょっと一緒に居たいなって」

琴音の顔は寒さと恥ずかしさで寄り一層赤みがつよくなっていく。夢理は少し間を開けてから応える。

「そっか……初デートだったのか、気付かなかった……せっかくだし行くか!!」

夢理は少し申し訳なさそうな顔をして苦笑いする。そして琴音の手をひいて店に向かって行こうとする。

「……気にしないでね、今日楽しかったもん」

琴音はニコリと笑う服屋で見せた笑顔とはまたどこか違う……周りがほんわかと温まる。琴音らしい笑顔だった。

そして次の瞬間にはより一層、琴音も夢理も温かかった……と言うより熱かった。
何故って……? それは夢理が琴音の手を自分の元へと優しく引っ張り、抱きしめていたから。琴音はびっくりしたような顔をし、手もあたふたしていたが夢理の体温を感じると共に、夢理の背へと手をまわしていた。しばらくの間、二人の影はそのまま動かなかった……




……続く




Re: 叶わぬ恋……してもいいですか? ( No.338 )
日時: 2011/01/08 22:34
名前: 羅希 ◆JUP8K6dM0U (ID: PBJobJTc)


 37話



琴音と夢理はそのあとそっと身体を離し、微笑みながら手をつないでファミレスに向かっていた。


「……やっぱお前可愛いな」

夢理は少しも照れた様子もなく、ポテトを口に運びながら言う。そんな夢理をよそに琴音は驚いたように少し焦り、食べていたポテトむせる。

「ゲホッ、ちょ……ゴホゴホ、い、いきなりやめてよ」

目を潤ませながら言う。苦しかったらしく、オレンジジュースを一気に飲み干す。夢理はその様子にクスッと笑っていた。

「可愛くて面白いとか最高だよ、癒される……今さらだけどさ、彼女になったくれて本当にありがとう」

肘をつき、琴音を見つめ頬を赤く染めながら言う。琴音はまたもやむせ、必死で息を整えている。

「ゼーハー、ゼーハー……本当に夢理どうしたの? なんかいつもと違うよ?」

琴音は不安そうに顔を歪め、夢理をじっと見る……そして琴音は気付く。

「……夢理、酔っぱらってる? でもお酒なんてないし……って!! もしかしてこのデミグラスソース!!」

琴音は夢理が食べていたオムライスを見て、手に取ろうとする。
しかし夢理が先に手に取り心なしか赤い顔で琴音に話しかける。

「……琴音、食べたいの? 良いよ、あげる……はい、アーンってして」

琴音は一瞬反応が出来ず、呆然としてしまう。夢理は相変わらず微笑んだ顔でスプーンいっぱいにのっているオムライスを琴音に食べさせようとしている。

「えっ!! 本当に酔ってるの? どうしよ、夢理が微量のワインで酔うなんて……」

琴音は困ったような顔をひきつらせ、間の前に居る御機嫌の夢理を見ていた。

「琴音、どうしたの? 俺いつもどおりだよ……オムライス食べないの? せっかく俺が食べさせてあげるのに……」

夢理はふてくされたように頬を少し膨らます。琴音は少し迷いながらも夢理の顔の前に自分の顔を持っていく。

「今日だけだよ……」

そして戸惑いながらも口を少し開ける、夢理が一転変わって笑顔になりながら琴音の口にスプーンを運んで行った。

「美味しい? 俺が食べさせたんだからより一層美味しいでしょ」

満足したように夢理は微笑む。琴音は少し呆れた様なそんな顔でいながらも吹っ切れたように笑顔に戻る。

「うん、美味しかったよ……ありがとう」

夢理も相変わらずの笑顔でコクンと頷いた。琴音も笑顔になり、またポテトを食べ始めるのだった。

今日は意外な夢理の一面を見て驚いた琴音だったが、クールじゃく、甘い夢理も良く、幸せで微笑ましい時間を過ごしたのだった。




……続く


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