コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- ————ねぇ、笑って。
- 日時: 2010/09/14 17:43
- 名前: 壱夏@ (ID: Dfaev/X/)
- 参照: http://yaplog.jp/yuka-0412/
ねぇ、笑って。
いつものように、澄ました笑顔で。
ねぇ、笑って。
私だけにしか見せない笑顔で。
笑って泣いて怒って。幾多の時を超えても最後は
—————笑って。
@.登場人物>>003
@.001話>>004 @.006>>015
@.002話>>006 @.007>>020
@.003話>>010
@.004話>>011
@.005話>>013
—読者様—
オーズ様 ☆ゆき☆様 あず 様
- Re: ————ねぇ、笑って。 ( No.2 )
- 日時: 2010/09/10 18:14
- 名前: 壱夏@ (ID: Dfaev/X/)
- 参照: http://__________________
@.オーズ様
初コメント有難う御座います、
畏まりました.....とはお友達おkという事ですかry
- Re: ————ねぇ、笑って。 ( No.3 )
- 日時: 2010/09/12 14:07
- 名前: 壱夏@ (ID: Dfaev/X/)
- 参照: http://__________________
⇒登場人物@.
臼杵 笑美 Emi Usuki
女。高校一年生の16歳。笑騎が好き。
蓮池 連夜 Renya Hasuike
男。高校一年生の16歳。笑美の幼馴染。
木原 芽衣 Kihara Mei
女。高校一年生の16歳。笑美の心友。
- Re: ————ねぇ、笑って。 ( No.4 )
- 日時: 2010/09/11 19:50
- 名前: 壱夏@ (ID: Dfaev/X/)
- 参照: http://__________________
@.001話
「臼杵笑美さん、好きです!付き合って下さいっ」
私、臼杵笑美。放課後、中庭に呼び出され告白された。
この光景はあまり珍しくはない。一方的な恋心。
好かれたいなど考えた事も無い。
好かれたってどうせ飽きられる。本当の私を知ってしまえばみんな引いていくだろう。
それに私は、あの人にだけ好かれればいい。好かれたい。
あの人は本当の私を受け止めてくれた。それが何よりも嬉しかった事か——。
私がまたこうして笑っていられるのもあの人のお陰だ。
—笑美、笑って。どんなに苦しくても笑えば大丈夫—
あの人が言ってくれた言葉。忘れられない言葉。だから——
「...ごめんね?これからも友達で居てくれると嬉しいな」
「...うん、そっか。分かった」
「好きになってくれて、...ありがとう」
最後に一言言い、微笑んだ。そして教室に向かった。
- Re: ————ねぇ、笑って。 ( No.5 )
- 日時: 2010/09/10 20:10
- 名前: ☆ゆき☆ ◆xG4d99l1h6 (ID: xe6C3PN0)
- 参照: ある事件があってトリップ変えたよ!でもゆきだよん!
うまいっっ
- Re: ————ねぇ、笑って。 ( No.6 )
- 日時: 2010/09/12 14:15
- 名前: 壱夏@ (ID: Dfaev/X/)
- 参照: http://__________________
@.002話
「連夜、帰ろ?」
「あぁ。今行くよ」
私を見ると幼馴染の連夜は優しく頷いた。
毎日二人で帰っている。私たちは家が近く親同士が仲が良い。
だけど私の両親は忙しく帰ってくるのが凄く遅い。帰って来ない日もあった。
当時の私は寂しさのあまり部屋に引きこもっていた。そんな私を励ましてくれた。
そんな私に連夜は何時も寄り添っていた。
「連夜、...連夜は好きな人とか居ないの?」
「と、突然だね...」
そんな連夜に私は恋におちた。私の問いに連夜は苦笑い。
好きな人の好きな人が気になるのは当然だと思う。
それに、何時も私を見て欲しい——。
「いるよ」
「.......っえ!?」
突然応えられ驚く。いるなんて吃驚だ。
連夜は格好良いし優しいし——さぞモテるのだろう。
応えを聞くのが怖い....。でも気になる。
「、だ、誰....?とか聞いてみちゃったり」
「んー....秘密」
そっと人差し指を自分の口元に近づける。
きゅうん....。可愛い、格好良い。連夜の仕草に胸がきゅっとなる。
「じ、じゃあどんな人?」
「泣き虫で強がりで意地っ張りで....」
「....そんな人のどこがいいの?」
「でも、そんなとこも可愛いくて大好き」
その人の話をしている連夜はとても嬉しそうだった。
連夜は恥ずかしがってこほん、と一つせきばらいをする。
耳まで真っ赤になっちゃって——。
連夜に想われてる女の子はどんなに幸せなんだろう。
私もそんな女の子になりたい、連夜に想われたい。
長話をしているといつの間にか家に着いた。
幸せな時間があっという間に過ぎてしまった。
連夜は また明日ね と私に手を振った。私も笑顔で振り替えした。
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