コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 警視庁特殊能力一課“Almighty”
- 日時: 2010/12/14 19:58
- 名前: 麿ん堂 (ID: uiJl2442)
初めまして、麿ん堂と申します。
初の連載です。
緊張です。
指が震えます。
駄作かもです。
つまらないかもです。
何だか吐き気を催すかもです。
それでも良いという人はどうぞです。
作品について。
・流血シーンあるかもです。
・でもコメディかもです。
・なんかいろいろと矛盾してます。
第0話「キャラクター紹介」>>4 >>13 >>16 >>23 >>33
第1話「警視庁特殊能力一課“Almighty”」>>7
第2話「新入生」>>12
第3話「仲良くしましょう」>>15
第4話「任務発令」>>20
第5話「私の家」(前編)>>21
第5話「私の家」(後編)>>22
第6話「事前準備」(前編)>>26
第6話「事前準備」(中編)>>30
第6話「事前準備」(後編)>>31
第7話「敵陣潜入」>>35
第8話「死神化」(前編)>>38
第8話「死神化」(後編)>>39
第9話「王道的なアレ」(執筆中)>>40
- 警視庁特殊能力一課“Almighty” ( No.22 )
- 日時: 2010/10/11 22:11
- 名前: 麿ん堂 (ID: nJ9riueE)
第5話「私の家」(後編)
「つ、着いたぁ・・・」
「ご苦労様です、お嬢様。ここからは私が持ちます」
「ありがと」
差し出された此方の手にお買い物袋を乗せる。
あー、腕痛かったー・・・。
******
「「お帰りなさいませ、お嬢様」」
執事やメイドが声を揃えて言う。
これはとても見慣れた光景。
「お嬢様、お荷物お預かり致します」
そう言うのは泉水小太朗。
腰まである濃い水色の髪に紫色の瞳で、元・歌舞伎役者な私の執事。
女形をやっていただけあって、かなりの和風美人さんだ。
「お嬢様っ!俺、上着持ってやるよ!」
そう言いながら無理矢理ブレザーを引っ剥がそうとするのは更科八雲。
オレンジ色の髪に紅色の瞳という元・ヤンキーの私の執事。
・・・持ってくれるのはとても有り難いのだが、私の髪もろとも引っ張るのはやめて欲しい。
「おい、八雲。お嬢様の髪ごと引っ張っているぞ」
と、隣から制止の声をかけるのが更科七瀬。
八雲とは対照的の青色の髪に銀色の瞳の持ち主で、八雲の一つ上の兄。
勿論、私の執事。
「お嬢様っ!今私が助けに行きますわっ!!」
そう言って私に抱き付くのが菖蒲崎華林さん。
綺麗に巻かれた縦ロールの金髪と青色の瞳、真っ白い肌というお人形さんみたいな容姿が印象的な私のメイド。
実はこの人、大企業のお嬢様なのである。
昔、華林さんが不良に絡まれていたのを助けたらとても懐かれてしまい「私、千裕さんのお世話をしたいですわ!!」と言われたのでメイドに。
・・・ってか、
「華林さん、どさくさに紛れて私の胸を触るのやめて下さい」
華林さんはスキンシップが過剰過ぎるのだ。
いちいち胸とか足とか触ってくる。
正直、くすぐったいからやめて欲しい。
「まぁ・・・っ!最近流行りのツンデレですわねっ、お嬢様っ!!」
うっとりとした表情で私を見つめてくる。
・・・ツンデレって何だろう。後で調べてみようかな・・・。
「お嬢様、御夕食の準備とお風呂の準備が整いました。どちらからなさいますか?」
と、何処からともなく出現したのは平氏藤真。
深緑色の髪とオレンジ色の瞳で片眼鏡をしている。
彼はこの家の執事長。
いつも仕事を素早くこなしてくれる、しっかり者だ。
「んじゃ、ご飯からで」
「畏まりました」
一礼して、すぐに仕事場へ戻る。
うむ、良い仕事っぷりだ。
「じゃあお風呂の時は私をお呼び下さい!お嬢様の体の隅々まで洗います!!」
「いや、それは遠慮します」
最近の彼女は何処かオカシイ。
何か悪い物でも食べたのだろうか。
その後はご飯を食べ、お風呂に入って、寝る前に執事たちとババ抜きをした。
そうして夜は更けていったのだった・・・
(お嬢様、左がババですよ?)
(む〜・・・。でもこの前はそう言って嘘だったから・・・今度は騙されないからね!・・・あっ?!ババっ?!)
(ふふっ、素直に従ってればババをひかずに済んだのに)
(う・・・っ。・・・や、やっぱ此方はSだっ!!)
(お嬢様はMですよね?)
(違うっ!!)
(まぁっ!Mだったのですねっ!)
(だからっ、違うってば!!)
- 警視庁特殊能力一課“Almighty” ( No.23 )
- 日時: 2010/10/12 18:23
- 名前: 麿ん堂 (ID: nJ9riueE)
新キャラ
津田 此方(つだ こなた)(♂)(20)
容姿 身長176センチ、体重66キロ。
端整な顔立ち。綺麗な黒髪に金色の瞳。
性格 ドS。人を弄るのが生き甲斐。
特技・料理
苦手・自分よりSな人
好き・お嬢様弄り
特記・千裕に仕える執事。
・料理長。
泉水 小太朗(いずみ こたろう)(♂)(28)
容姿 身長180センチ、体重74キロ。
和風美人。濃い水色の髪に紫色の瞳。
性格 気配り上手。
特技・日本舞踊
・歌舞伎
苦手・バレエ
好き・歌舞伎鑑賞
特記・元・歌舞伎役者で女形をやっていた千裕の執事。
・時々日本舞踊を教えている。
更科 八雲(さらしな やくも)(♂)(高2)
容姿 身長167センチ、56キロ。
童顔。オレンジ色の髪に紅色の瞳。
性格 頑張り屋。
特技・ケンカ
苦手・勉強
好き・お菓子
特記・元・ヤンキーでケンカの神と呼ばれた千裕の執事。
・七瀬の一つ下の弟(他に7人兄と弟が居る)。
更科 七瀬(さらしな ななせ)(♂)(高3)
容姿 身長171センチ、63キロ。
美少年。青色の髪に銀色の瞳。
性格 面倒見が良い。
特技・サックス
苦手・音楽が嫌いな人
好き・サックス
特記・千裕の執事。
・八雲の一つ上の兄(他に7人兄と弟が居る)。
・時々サックスを吹いている
菖蒲崎 華林(あやめざき かりん)(♀)(高2)
容姿 身長162センチ、体重50キロ。
かなりの美少女。金髪の縦ロールに青色の瞳。
外国の人形の様な容姿。
性格 お嬢様LOVE。
特技・オペラ
苦手・不良
好き・お嬢様
特記・千裕のメイド。
・実家は超有名ホテル企業で、本当はお嬢様。
平氏 藤真(ひらうじ とうま)(♂)(25)
容姿 身長162センチ、53キロ。
童顔。深緑色の髪にオレンジ色の瞳で片眼鏡をしている(右目の方)。
性格 しっかり者。働き者。
特技・人をまとめること
苦手・仕事を怠ける人
好き・仕事
特記・千裕の執事。
・執事長。
- Re: 警視庁特殊能力一課“Almighty” ( No.24 )
- 日時: 2010/10/13 16:04
- 名前: アムロ ◆/0/V5vVlUM (ID: 5oJbC9FU)
メっ・・・メイドさん・・・!?
- 警視庁特殊能力一課“Almighty” ( No.25 )
- 日時: 2010/10/13 18:08
- 名前: 麿ん堂 (ID: nJ9riueE)
そうだよ!
メイドさんだよ!!
「お帰りなさいませ、ご主人様」だよ!!!
でもちょっと私が書くメイドさんはすこぉーしオカシイけどねっ!!!!
- 警視庁特殊能力一課“Almighty” ( No.26 )
- 日時: 2010/10/15 17:33
- 名前: 麿ん堂 (ID: nJ9riueE)
第6話「事前準備」(前編)
こんにちは、今日もお元気不破千裕です。今日はおしとやかを極めたいと思います。をほほ。
今日の午後11時に任務があるので、今日はそれの準備をしようかなと思い、必要な物を買いにとあるお店まで来ています。
それは都心にある聖月桂駅から徒歩3分の所にある“fullmoonjokar”というお店です。をほほほ。
この“fullmoonjokar”は、月や星、天体をモチーフにした衣類や雑貨が売っている、私御用達のお店です。をほほほほほ。
・・・おしとやか疲れた。やっぱり普通が一番だよね、うん。
表向きは可愛い雑貨屋、でも裏では銃や戦闘用武器を取り扱う私のお気に入りのお店なのだ。
なんでも、店主の月影さんが趣味で始めたらしいのだが・・・。
「よっす、月影さん」
「あら、千裕ちゃんじゃない」
と艶やかな微笑みを存分に振りまくこの女性は店主の月影満夜さんである。
「今夜も任務?」
「そーなんですよー」
「大変ねー」
何なんだ、このオバサンみたいな井戸端会議風な会話は。
はっ!!・・・もしかして、私オバサン?!
あ、有り得ない有り得ない・・・。
「で、今日は何が欲しいの?」
普通の客に聞く様に私に問い掛けてくる月影さん。
え、なんかもっとこう・・・
「いらっしゃい・・・。今日は新しいのが入荷してるよ・・・」
「じゃあマスター・・・、その新しいのを・・・」
みたいなさ!
ドラマ的な展開望んでいつもこうだもんなぁ・・・、はぁ・・・。
・・・っ裕次郎ーっっ!!!
あ、今言った裕次郎ってのは、石原裕次郎のことだよ!渋くてイイよね!!
死んでも好きですぜ!兄貴ぃいいいい!!
・・・あ・・・、いっけねー・・・。
完全に趣味に突っ走ってしまいましたよ、私。
あのね、別にね、ほのぼのとしたのは嫌いじゃないんです。寧ろ、好きなんです。
でもね、もうちょっとね、刑事ドラマ風にしたかった訳ですよ。
すみません。全て私の我が儘で御座いました、ハイ。
「えー・・・じゃあ、いつものと、手榴弾を多めにと、あとはー・・・」
あ。
と頭の片隅に浮かんだのは新しく入ったメンバー。
初めての任務だもんね・・・。
「あと、治療セット出来るだけ多めね!」
「了解。夕方くらいに宅配で家まで送るからね。あ、あと」
「ん?」
「いつも贔屓してくれるから、おまけに新しいヤツをあげるわ」
「わお!さっすが月影さん!太っ腹ぁ!!」
「・・・太っ腹は、やめて欲しいわね・・・」
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