コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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学園物語
日時: 2010/12/14 16:23
名前: 雪菜 (ID: IX0Xljmj)

はじめまして雪菜です。
学園物の小説を書きます・・・が
初めてなのでうまくできないかもしれません
ですがよろしくお願いします


登場人物

放生 悠紀人(ほうじょうゆきと)
気が弱く真面目な少年高校1年生。

森本 海人(もりもとかいと)
明るくどこにでもいそうな調子者の少年高校1年生。

冬神 楓 (ふゆかみかえで)
どこか不思議な少女おとなしい性格高校1年生

羽山 破古(はやま はこ)
天然体育会系少女中学3年生治古とは双子の姉妹

羽山 治古(はやま なこ)
天然文学少女中学3年生破古とは双子の姉妹

戸島 逸 (とじまはやる)
海人と関係があった少女。




プロローグ
都会に立ちすくんだ校舎。
そこには今に知れない世界があった。

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Re: 学園物語 ( No.8 )
日時: 2010/12/19 10:09
名前: ふまんぐ (ID: LF8j4K3p)

すごいな・・・・・

あっ!ふまんぐです。私の小説にコメントありがとうございます!!

すごく読みやすかったです!ほんとに

これからも応援します!

Re: 学園物語 ( No.9 )
日時: 2010/12/19 17:02
名前: 雪菜 (ID: IX0Xljmj)

ここはとある部室。
教室にはロッカーと机、簡単なパイプ椅子があるにも関わらず、出窓にあぐらを書いて座りながらうまい棒の洋な物を食べている。
そう彼女こそがこの部の部長、羽山破古だ。
部員は二人、部長と副部長のみ。
活動内容は舞台関係を基本としているがやることがないため、やることを探している。
やること探し部なんて校内では言われているが彼女達は演劇支援部と言い張っている。


「ねぇ・・ナコ」
「何?」
「やること探しにいこうよ・・・」
「うん」
「何する?」
「特に」
「じゃあどうする?」
「これは?」
そうして顔の同じ少女がもう一人の少女に紙を差し出す。
『1年生入部活動日』
この学校は寮生活の者のためにやることがないという問題がある。
部活にはいらない生徒もいるが生徒の9割は部活に入っている。

「よし!!この部活の名前を轟かせてちゃっかり部員を入れちゃおうか」
「うん頑張って」
「えぇ!!ナコは来ないの!?」
「めんどくさい・・・」
「いいじゃんよー」
「めんどくさいめんどくさいめんどくさい・・・・」
「ほらほら!!」


そして高等部の出口。
「ねぇハコ?」
「なぁに?」
「なんで先輩勧誘しにけているの?」
「いいじゃんこの学校高校が売りなんだからさ」
「関係無いじゃん・・・・」
すると校舎の中から授業が終わり続々と生徒が出てくる。
「いい?3人以上の団体を勧誘するのよ・・・」
「めんどくさい・・・」
「ほらあの人たちは!?」
「えぇ・・・・」
ハコの指差した三人。
それは悠紀人、海人、楓の三人だった。
「だってさ女の子もいるし!!割合的に女が多いほうがいいじゃん」
「どうでもいい・・・・」

「あのーそこのせんぱーい」
「え?俺達?」
「はいはい!!俺達です!!あの私たち演劇支援部っていう部員なんですけれど!!勧誘にきました!!入ってくれます?はいりますよね!!もちろんですよね!!」
「入ってくれたらうれしい・・・です」
「え?ふ・・・双子?」
「わかりました!!まずは見学ですね!!」
「えぇっと・・・」
そうして無理やりに連れてこられた部室。
「あの!!先輩方の名前ってってどうゆう字なんですか?」
「知りたいです」
「えっと放すってかいて生きる・・・」
「わからないんで!!かいてください」
いわれるままに書くすると・・・












Re: 学園物語 ( No.10 )
日時: 2010/12/19 14:17
名前: 雪菜 (ID: IX0Xljmj)

ふまんぐさん
コメントありがとうございます

小説をかくのは初めてで少し変なところもありますが、これからもよろしくお願いします

Re: 学園物語 ( No.11 )
日時: 2010/12/19 18:26
名前: 雪菜 (ID: IX0Xljmj)

「あー・・・そうかこういう字か」
そういって紙を仕舞い込む。
「そこのおニ方も名前の字を教えてくれませんか?!」
「承知しました・・・」
「いいけど・・」
そうして名前を書く二人。
「・・・・そういえばもう一人・・・さっきはいたよね?」
ユキトが聞くとハコは言う。
「うーんと・・・多分あそこの箱から・・・」
そういって指をさしたダンボール。
すると・・・・
『ダンッ』
「「「!」」」
四人の後ろに設置されている掃除用具入れが開く。
「ダンボールからも疑問だけれどなんでそこから?」
「気にしないで下さい!!」
「例のもの・・・持ってきたよ」
そういってナコは机の上に紙を置く。
紙には『入部届け』と記されている。
「お三方は部活に入る予定ありますか!?」
「俺は全くないけど・・・・」
「私もありません」
「僕も一応・・・ない」
「じゃあこの部に入部してくださいよ!!」
「俺はパス」
はじめに返答を返したのは海人だった。
「ええ・・・なんでぇ」
「めんどいしわけわかんないし・・・」
後の二人もなにかいいたがっているきっと入部できないということだろう。
「でも大丈夫!!この部にあなたはいなくちゃ行けなくなります!!なぜなら!!」
そういってハコは海人の耳元で小さく話す。
「これからは定期テストの問題と回答を私が入手しますよ先輩が危険を犯すこともなくね・・・」
「な・・・・」
海人の顔色が徐々に青ざめて行く
なぜなら海人は中学生の頃、定期テスト前になるとこっそり夜中職員室に忍び込みこっそりとテストを毎回盗んでいたという過去があった。
そのうえ実は海人は「カンニング魔」で誰よりも・・活確実にカンニングをこなしてきた問題児なのだ。
そのことは誰にも話さないし口にもださない。
それなのに何故かこの双子はその秘密を知っているのだ。
そのことをただ一言
「例の今までのカンニングの件・・・クラス中にばらまいちゃいますよ」
と・・・その一言で海人の考えは変わる。
「みみみみみんな入部しよう絶対しよう・・・なっ?なっ?」
「えっ?入部しないんじゃなかったの?」
「突然気が変わった!!入部しようきっと楽しい」
「私はどちらでもかまいません」
「僕もなんか気楽そうな部活だし・・・はいってみようかな」

「じゃあこれ!!お返しします」

そういって二人に返された物。
それは各自の「見られてはならない物」だった。
そしてつくずく二人は素直に入部してよかったと思うのだった。

Re: 学園物語 ( No.12 )
日時: 2010/12/22 15:30
名前: 雪菜 (ID: IX0Xljmj)

この学園は本来、外部との接触は禁止されている。
そのためか保護者が入場できるイベントも多い。
その中の一つが「美術展覧会」だ。
名前の通り美術で制作した作品を保護者に観覧してもらうためのイベントだ。


美術展覧会前日 海人
展覧会前日を控え学校の様子が活気づいてきた頃、どんどん郵便物が学園には増えていった。
携帯電話は家に変える祭に学校から返されるのだがそれ以外では使えないこの学校では家族との通信手段が手紙しか無くなる。
そして海人の元にも一通の手紙は届く。
「森本くん手紙だよ」
「あ・・・ありがとう」
そういって預かった手紙。
送り先は『森本重信』海人の父親だった。
海人は中を見るなり恐ろしい顔つきをした
「これいつ届いた?」
そういって渡してくれた女子に聞く。
「今日あったからいっしょに持ってきた」
「そっか」
そう言うなり海人は公衆電話の羅列する部屋。
『電話室』に向かった。
そう・・・・海人の最も恐る人物。
それが彼森本重信だ。
『プルルルルル・・・・』
電話の音が鳴り響くそして
「森本だ」
「こんばんわ・・・お父様」
その一言は海人の外見や性格を一変させる一言だった。
『なんだ貴様か』
「お手紙を拝見させていただきました・・・・明日の行事にはいらっしゃるのですね・・・・光栄です・・・・」
『教師がうるさいんだ決して貴様の作品などというくだらない物を見に行くのではない』
「はい・・・わかっております」
『貴様の顔など見たくないから寮性の学校に移したと言うのにこれでは意味がないではいか』
「未熟な僕のせいです申し訳ありません」
『フン今度の長い休みで帰ってくたときは覚悟しておけ』
「・・・・はい」
同時刻
「おーい海人ぉ〜・・・・」
寮で相部屋になっている悠紀人だが相部屋のカギを海人が持っていることに気がつき校舎の中を探している所だった。
いつもいる屋上や中庭にはいなかった。
いるのは見たことないが図書室や資料室も見て回った。
だかなかなか見つからない海人。
教室に荷物があることを知っていた悠紀人は教室の机でほおずえをかいていた。
そのとき
「放生君・・・・」
「あっ・・・冬神さん」
委員会の仕事から帰ってきた楓。
「どうなさったのですか?」
「ええと・・・カギがなくて」
「森本くんなら電話していました」
「えっ本当!?」
「でもなんだかながくなりそうだって受付の人が」
「じゃあ海人の荷物もっていこっか・・・・」
しかし海人により笑顔を取り戻した少女はあることを知っていた。

森本海人は大企業、森本財閥の社長森本重信の息子とということを・・・・

10分前 海人
『そういえば貴様、アンヌとは連絡をとっていないだろうな?』
「はい・・・お父様の言いつけとうり連絡はとっておりません」
『まぁ撮っていたことが知れたらどうなるかはわかっているだろう』
「はいわかっております」
『フン・・・明日私に恥を晒すようなことがあったらただではおかんからな』
「はい。・・・・わかりました・・・失礼します」
そういって長いかった電話を切る。
そしてポッケの中にあった懐中時計を開く。
なかには美しい金髪の女性と自分の映った写真。
そうこの女性こそが海人の実の母親、『アンヌ』だ。

かつて重信はある女性と結婚をしたその際に子供が生まれたがその子の母親は謎の理由でなくなってしまい
子供と、夫だけが残された。
そしてまた新しい女性と結婚するものの今度の女性は行方不明。
そして今度の女性は子供を産むと・・・離婚をしたのだ
そう二回の女性はなくなったがが3回目の女性は生きていた。
イタリアと日本のハーフの女性。
と森本重信。
その間に生まれた子供こそが海人だったのだ。
上の姉は財閥の娘として幸せに育てられた。
しかし、
なぜか海人ひとりだけが実の父親から虐待を受け、苦しんできていたのだ。
犯行すれば周りにいたボディガードに殴られ、父親の譏嫌が悪いとすぐに沢山のもう『拷問』と言っていいほどの暴力を受けた。
その中、使用人の男性が教えてくれたなんだかわからない戦い方。
そのおかげか、海人は大体の喧嘩には勝てるほどの実力をもっていた。
そしてある日父親から
「寮性の学校にはいらないか」
と言われ、この苦しい拷問を受け続けるなら、と考えこの学校に入学したのだ。

だが父親が明日の展覧会に来る。
そう考えると海人は夜も眠れないほどの悪夢につきまとわれる。
そんな自分が嫌いで仕方なかった。
変わりたいと思っていた。
しかし変われない。
でも実の母親を見ているとなんだか心が揺らいで行く
しかし母親は山奥で暮らしていて今は会える状況ではないと聞いた。
そんな母のことを思っていると聞き覚えのある声がした。
「悠紀人・・・・・」
「やっと見つけた・・・・・」
「どうしたんだよ・・・」
「そっちこそどうしたの?」
今の一言、悠紀人にとってはなんだかいつもの海人と違うように見えた。
「え?あぁいやうんなんかちょっとなそれより先に寮にもどるんじゃなかったのかよ?」
「でもさ帰るもなにも、鍵。」
そういって手を出す悠紀人。
すると思い出したようにポッケに手を伸ばす。
「あっ・・・・・・・・・は・・・はは」
「ったくもう数学の課題やらないといけないのに」
「あっ・・・お前悠紀人!!忘れてたのに!!」
「よかったね思い出して」
「くそう・・・・よしということでお前の終わってる分みせてくれ」
「ダメだよ自分でやんなくちゃ」
「いーのいーのどうせよなかお前のこっそり見るのがオチなんだから」
「え?」
「はっ・・・・・」
気をとり直して話題を変えようとする海人。

彼の明るさで悠紀人は忘れていたのだ。


————海人の言うはずのない暗いあの一言を。



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