コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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+小学生魔法探偵+*最終話*
日時: 2011/04/22 16:23
名前: 。+苺香+。 (ID: JD5DDSYn)

。+登場人物+。

杉原 萌美 【すぎはら もえみ】

とある日から魔法が使えるようになった。レベル12。
小学5年生の女の子。親友は萌葉。謎解きと歌が特技。

田崎 萌葉 【たざき もえは】

萌美同様、魔法が使えるようになり、レベルは11。
小学5年。クイズと運動が特技。

神崎 猫未 【かんざき ねこみ】

転入生。驚くことに魔法が使えた。レベルは5。
特に得意なものはないが何でも普通にこなせる。

宮田 茉里唯 【みやた まりい】

小学生魔法探偵事務所の管理人。
いろいろ意味不明なところがある。

>>1 第1話   >>33 第16話

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>>7 第3話   >>35 第18話

>>8 第4話   >>37 第19話

>>9 第5話   >>40 第20話

>>10 第6話

>>11 第7話

>>15 第8話

>>17 第9話

>>18 第10話

>>25 第11話

>>26 第12話

>>27 第13話

>>28 第14話

>>29 第15話

*お客様*

ren様 rensの小説はすっごく面白いです!1番最初に来てくだっさったお客様です!感謝♪

ここ様 名前の読み方を聞いて下さいましたwもかですよー。

猫未様 ゎたしの大親友!9歳なのに小説の天才!
猫未cの小説も見てね!

クピクピ様 わたしの謎をほめてくださいました!感謝です☆

カナコ様 面白いだなんて♪ありがとう!
カナcの小説も応援してるよ☆

美薫様 みかsの小説は面白い!
見てみてね〜絶対損しません!得するよ

*お知らせ*
>>19

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Re: +小学生魔法探偵+ ( No.27 )
日時: 2011/03/24 21:05
名前: 。+苺香+。 ◆IrmWJHGPjM (ID: JD5DDSYn)

—第13話—

「痴漢!?」

「だれか!早くこの人を捕まえて!」

「ちょっと待って下さい。あ、私たちは一応探偵ですよ。」

萌美が名乗った。

「何なの?それよりこの人を早く—」

「その時の状況をよく聞かせてください。」

「わたしは一人でここの温泉にはいろとして、来たの。」

「はあ、それで?」

「わたしは忘れ物を取ろうとして、部屋に戻ろうとして脱衣所を出たら、突然コイツがぶつかって胸を触ってきたのよ!それでぶつかった衝撃でこのブレスレットが壊れたのよ!」

そこにはバラバラになったビーズのブレスレットがあった。

「そ、それは誤解です〜。ぶつかってないんですよ〜」

その男は北村といった。

「ぶつかってない?」

「はい。なんか音がしたんですよ、何かにぶつかった音。それでその方向を見たら女性が倒れてて声をかけようと思ったらいきなり痴漢だって叫ばれて。」

「このブレスレット、高かったのよ?警察沙汰にしたくないのなら、弁償してよ!」

「・・・わかりました。いくらですか?」

「そうね。ブレスレット自体は15万だったけど…女性を突き飛ばしたうえに胸を触ったんだから、強いて150万ってところ?」

『150万!?』

わたしたちは声をそろえて叫んだ。

「150万も用意できませんよ!わたしにだって家族があるんですから。だからぶつかってないんだって…監視カメラとかないんですか?」

「誠に申し訳ございません!当店は監視カメラは設置しておりません。」

旅館の女将っぽい人が言った。

とにかく解決しそうにもないので3人は夕食をとって寝ることにした。

北村もその日は何とか女から逃れたようだった。

◇◆キャラクターファイル◆◇

北村 康人 (きたむら やすと)

中年のおっさんだが、そんなに悪い印象も受けない。
妻の真帆(まほ)、長男の瑞樹(みずき)がいる。サラリーマン。

Re: +小学生魔法探偵+ ( No.28 )
日時: 2011/03/25 17:17
名前: 。+苺香+。 ◆IrmWJHGPjM (ID: JD5DDSYn)

—第14話—

翌日、3人はせっかくだからショッピングに向かった。

萌美は可愛い雑貨、洋服など、萌葉は京都で有名な食べ物、猫未は萌美と同様、雑貨などを買った。

カフェで女の子らしくお茶をして、商店街を歩いていると—

「このブレスレット可愛い!ビーズの」

萌葉が何かを見つけたようだ。

『ビーズ!?』

萌美と猫未は声をそろえて言った。

「それ、よくみせて!」

「あ、これだけど。」

「これは…」

「あのとき、女が壊れたって言ってたブレスレット!」

「値段は…え?1500円?」

猫未が値段を見て驚いた。

「あの女、もしかして詐欺師なの?」

「そうかもしれない…」

「なんの話?あ、昨日の?大変だったよね〜」

萌葉は話がやっとわかったようだ。

「あの女、15万って言ってよね。」

「うん、詐欺師なのか女が騙されたのか…」

「旅館に戻ったら聞いてみようか。」

そのあとも3人でショッピングを楽しんだ後、旅館に戻った。

「すいません。昨日起こった事件のことなんですけど。」

萌葉は受付の人にしゃべりかけた。

「被害にあった女の人の部屋はどこですか?聞きたいことがあって。」

「笹原様のお部屋でございますね。203ですよ。」

「ありがとうございます。」

「203だって。いこっ!」

3人が203の前に着くと、電話で話しているのだろう。声が聞こえてきた。

「あーいう中年のおっさんは使いやすいわ。」

「わっ!やっぱり騙されてるんだよ!録音!」

と、小声で言った。

萌美が偶然持っていた音楽プレーヤーには録音機能が付いていたのだ。

「家族持ちの奴はさ、ばれないようにと思って借金してまで弁償するのよ」

きちんと録音されている。

「今日、あいつの部屋に行って脅してやるわ。訴えるわよって。」

電話の相手の声はもちろん3人には聞こえない。

「もとは1500円だったんだけどね。15万って言ったら疑いもしないの。あ、そうそう、ちっちゃい探偵とか名乗る馬鹿どももいたわ。」

「なんですって〜!」

萌実は殴りに行きたいのをこらえて言った。

「まあまあ、確かにいらっとくるよね。」

猫未は冷静だ。

女は出てくる気配がないので、一回部屋に戻ることにした。

Re: +小学生魔法探偵+ ( No.29 )
日時: 2011/03/25 21:20
名前: 。+苺香+。 ◆IrmWJHGPjM (ID: JD5DDSYn)

—第15話—

部屋に戻った3人。

「あの人が笹原だっけ。詐欺師なのは確実だよね。」

「うん。萌美の録音機で撮ったの、再生してみよ。」

萌美はポケットから音楽プレーヤーを出し、再生ボタンを押した。

《家族持ちの奴はさ、ばれないようにと思って借金までして弁償するのよ。》

《今日、あいつの部屋に行って脅してやるわ。訴えるわよって。》

《もとは1500円だったんだけどね。15万って言ったら疑いもしないの。あ、そうそう、探偵とか名乗る馬鹿どももいたわ。》

≪なんですって〜!≫

萌美の怒りの声も入ってる。

≪まあまあ、確かにいらっとくるよね。≫

プツッ。ここで切れている。

「あいつ、北村さんのところに行くって言ってたよね。スタッフとかもよんどいて。」

「うん。」

それからしばらく経って、あの女は部屋を出た。

偶然通りかかったスタッフがそれに気付き、みんなは北村の部屋304に向かうことにした。

笹原は304に着いた。北村も警察沙汰にしたくないらしく、部屋に入れた。

3人を含め、旅館のスタッフたちは途中までみていたが——

物が割れる音が聞こえてきた。

「いこう!」

3人は用意されていた304のカギを手にドアの前に言ってカギを開けて中に入った。

そこには—

血まみれの北村。息はしているようだ。

「北村さん!大丈夫ですか?」

女の手には緑のビン。持ってきたのだろうか。

「笹原さん。何があったんですか?」

「弁償してって言ってるといきなり、襲いかかってきたの!びっくりしてそばにあったビンをぶつけたのよ。」

「ち…がいます…」

だいぶ弱っているようだ。

「ちなみに、壊れたブレスレットは何円でしたっけ。」

「15万よ。」

「どこで購入したんですか?」

「商店街。すぐそこのね。」

スタッフは北村の処置で忙しい。

「やっぱり。15万というのはうそですよね。」

「そんなことないわよ!小学生が大人を馬鹿にするの?いい加減にしないと警察呼ぶわよ!」

「どうぞ、呼んでください。」

「何?あなたたち、学校でひどい目にあうわよ?警察に行ったなんて知れたら。」

「ひどい目に会うのはあなたです。ブレスレットはそこの商店街で1500円で売ってましたよ?」

「ッ!証拠は?」

「ありますよ。見てください。」

萌美はケータイを見せた。

そこには笹原のブレスレットと、値段が書いてある紙。1500円の値段が付いている。

「ブレスレットが1500円でも、痴漢なのよ?150万なんて安いもんよ。」

「あなたの職業は—詐欺師ですね。」

笹原も萌葉の言葉に驚いたようだ。

「詐欺師?失礼な!それこそ証拠がないじゃない!」

「残念ながらあるんです。再生!」

《家族持ちの奴はさ、ばれないようにと思って借金してまで弁償するのよ。》

《今日、あいつの部屋に言って脅してやるわ。訴えるわよって。》

《もとは1500円だったんだけどね。15万って言ったら疑いもしないの。あ、そうそう、ちっちゃい探偵とか名乗る馬鹿どももいたわ。》

「こ…これは!」

「さっき、録音しておいたんです。あなたの部屋の前でね。」

「分かったわよ!お金は払うから今回は見逃してちょうだい!」

「できればそうしたかったんですけど、またこういうことをやると被害にあう人が増えるので。もう通報してますよ?」

「ッ—!何して…くれてんのよ!お金が必要だったのよ!お父さんが借金を残して出て言っちゃって…母が脅されてるの!」

「どんな事情があったって、こういうことはいけません。」

結局笹原は連行されていった。

北村は無事、家族のもとに帰宅できたそうだ。

事件は1件落着だが、3人の旅はまだ続く…

Re: +小学生魔法探偵+ ( No.30 )
日時: 2011/03/26 18:10
名前: 猫未 ◆OkhT76nerU (ID: CFE7lDA5)

やっほ〜♪
お母さんに許可もらってやってる〜☆
そんなに今はしんどくないんだ^^
まぁ、15分だけだけど…

この先の旅が気になる〜☆
応援してるから頑張ってね^^
明日なるべく頑張って来るね♪

あ、後、
>>0
神田 猫未の所〜

特に得意な物はないが『ねんでも』になってるよ(・Д・;)
それを言うなら
『何でも』じゃ…?

あと、
宮田 茉里唯の所…

「小学生魔法探偵事務所の『事務所』」になってるよ〜…
それも言うなら、『管理人』じゃないのかな☆

Re: +小学生魔法探偵+ ( No.31 )
日時: 2011/03/27 18:47
名前: カナコ (ID: /IulyTPl)

わぁ★
苺香ちゃんの小説もおもしろい!!
はwwまwwるww
これからもガンバー!!


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