コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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魔法学校へようこそ!! 〜ユウカと花の都〜
日時: 2011/07/19 14:26
名前: ゆき (ID: ySP8nr/s)

プロローグ>>0 登場人物プロフィール>>19 >>20 >>27

魔法学園へようこそ!!

第一話 〜魔法の国のユウカ〜 >>0
第二話 〜不穏な空気〜 >>1
第三話 〜やっぱりなんか変!?〜 >>2
第四話 〜謎は謎をよぶ〜 >>3
第五話 〜魔法〜 >>4
第六話 〜真相は!?〜 >>8
第七話 〜出発〜 >>14
第八話 〜ここはどこ?〜 >>16
第九話 〜あおさ〜 >>27
第十話 〜敵?味方?〜 >>30
第十一話 〜闇の城潜入調査!!〜 >>35
第十二話 〜謎な子〜 >>36
第十三話 〜呪符〜 >>40
第十四話 〜いよいよ〜 >>41
第十五話 〜扉〜 >>50
第十六話 〜救出!!〜 >>51
番外編 〜なつき編〜 >>17
番外編 〜あおい編〜 >>18
番外編 〜なつき&あおい編〜 >>39

魔法学園へようこそ!! 〜ユウカと花の都〜 >>52

第一話 〜花のカーニバル〜 >>53
第二話 〜カーニバルのお誘い!?〜 >>54
第三話 〜招待状〜 >>55
第四話 〜いよいよきたぞ夏休み!!〜 >>56
第五話 〜やってきました花の都!!〜 >>57
第六話 〜グリーネの城〜 >>58
第七話 〜それぞれの悩み〜 >>59
第八話 〜花の精の祟り!?〜 >>60
第九話 〜深まる謎〜 >>61

番外編
〜ユウカ×なつき×まゆか〜 前編 >>45
〜ミニ劇場〜 >>49


コメントをくださった皆様

〜yu-hi さん〜 >>5 >>7 >>13
〜藤宮 ゆう利 さん〜 >>9 >>11
〜なつきLOVE さん〜 >>21
〜百合花 さん〜 >>22
〜りんご さん〜 >>24
〜野祓 さん〜 >>28
〜川端 菜月 さん〜 >>31
〜りりか さん〜 >>46
〜愛利 さん〜 >>43
〜優衣 さん〜 >>37
〜なな さん〜 >>48

コメント返し

〜ゆき〜 >>6 >>10 >>12 >>15 >>23 >>24 >>29 >>32 >>38 >>44

お知らせ

〜オリキャラ募集〜 >>47
〜まゆかの絵〜 >>33 >>34
〜お話のリクエスト〜 >>42



   魔法学校へようこそ!!
   〜魔法の国ブルーレ〜

ここは、魔法の国、魔法の国は大きく
分けて12の大陸からできていて、
その、魔法の国の首都でもあると言え
よう ここブルーレでは、子供から
大人の魔法使いまで沢山の人が暮らしていました。

第一話 〜魔法の国のユウカ〜

「早く起きないと遅刻ですよ〜姫樣」
開けた窓から入ってくる、気持ちいい春の風と、ともに聞こえてくる声
「い…ま 何時?」
「7時30分です!!早く起きてください!!」
「えっ!!もぉそんな時間!?」
やばいやばいと急いでベットからとび起きた

魔法の国ウィン 12大陸の内の1つ
ウィンの国を治めているのは、この国のなかで一番『魔法力』が強い
王女セアン様 と、いずれ王女の後を
継ぐであろうセアン様の娘ユウカ様
であった。

「いってきまーす」
あたしユウカ!!魔法国のお姫様なんだけど〜
なーんかみんなに、そんなふうにみられてないんだよねぇ〜
まぁいっか☆
「「「「いってらっしゃいませ姫様」」」
城のみんなに見送られながらあたしは、学校行きの列車がでる駅まで急いだ
「第1列車まで間に合うかな〜?」
あたし達は、通常第1列車に乗るんだけど遅刻する子とかのために30分後と、1時間後に第2列車、第3列車が
でてるんだよね〜
学校があるのは、この国の首都ブルーレ、ウインとグリーネとクロールの国の境界線にある学校、とりあえずこの大陸には、2つの学校しかないの!!
あたしは、一番近い(全然近くないんだけど、ブルーレの学校にくらべたらものすごい近い方)3つの国に、またがっているリーカント学校に通ってるの

ポッポー♪
その時遠くの方から汽笛が鳴る音がした。
「ゲッ!!あとちょっとで列車出ちゃうじゃーん」
あたしは、急いで駅へとむかった

駅につくと人は、少なくなっており
列車も、出発しようとしていた。
「ハァ…ハァ…そっ その列車乗りまーすぅ」
あたしは、息絶え絶えに叫んだ
列車に乗っている子達が窓から、あたしのことをチラチラ見てる
(ゥゥ…ハズカシィ〜)
列車は、あたしが乗るまで待っていてくれた。
列車のなかは、いろんな人でごったがえしていた ブルーレの制服を着た人は、2〜3人ぐらいしかいない、この時間にブルーレの子がいたら遅刻しかありえないしね〜
なんかみんなに「遅刻しました」っていってるようなもんだしねチョトかわいそうかも……
あたしは、暇だから窓の外を見ることにした、ここは魔法の国だから、この列車は、魔法の力で浮いてそらをはしっているわけで…高い所が苦手な、子には、かわいそうなこの高さ、眼下には、にぎやかな、街が広がっている
時々列車の横をホウキにのった、魔法使いが通って行く、あまりにも暇な光景に、あたしは、ついウトウトしてしまう。
しばらくしてあたしは、完全に寝ていた、目が覚めたのは、乗内アナウンスを聞いてからだった、周りの子は、みんなもう外に降りていた
(あたしも早く降りないと)
外に出た瞬間、太陽の光があまりにも
眩しすぎてあたしは、いそいで校舎へと、向かった









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Re: 魔法学校へようこそ!! 〜ユウカと花の都〜 ( No.59 )
日時: 2011/07/17 21:53
名前: ゆき (ID: ySP8nr/s)

第七話 〜それぞれの悩み〜

「今日は、どうしますか?」
「なんか、疲れたから休んでいい?」
「いいですけど… まゆかさんは?」
「わたしは、勉強してていい?」
「では、私もやり残してきた用事があるので失礼させていただきます。」
「うん」
りんかちゃんは、部屋を出ていってあたしは、床に寝転がった
(あー あおいのせいで疲れたー)
「ユウカちゃん…」
「なっ 何まゆか!?」
あたしは、びっくりして声が裏返った
「あおい君…わたしの事嫌いなのかな…」
「え?いや…そうじゃないと思うよ…」
「でも…」
「多分まゆかに迷惑をかけたくなかったんだよ!!」
「そうかな?」
「そうだよ!!」
「だといいな…」
「うん!!」
「でも、わたし りんかちゃんとあおい君が仲良かったなんて知らなかったわ…」
「親が仲良いだけだって!!」
「…」
「まゆか?」
「ユウカちゃんごめんね…」
「えっ?」
「疲れてるんだよね…」
「あ〜 うん…」
「じゃあ、横になってていいよ」
「うん、おやすみ…」
「おやすみ」
寝るのには、早すぎるけど昼寝だと思って寝よう!!
あたしは、ちらっと時計に目を向ける
6:30
窓からは、夕日がさしこんでいる、恋っていうのはそんなに難しいのかな…?あたしには、まだよくわかんないや…

気付けばあたしは、寝ていたらしい窓からは、月の光がさしこみあたしを照らしていた。
ハッ!! みんなは…
あたしは、飛び起きて部屋を見渡す
「まゆか!!」
まゆかは、テーブルの上にふせて寝ていた
まゆかも、疲れてたんだ…
コンコン…
誰かが部屋のドアをノックした
「おーい ? 入るぞ」
あおい!!あたしは、とっさに寝たふりをした。
ガチャッという音と共にあおいが部屋の中に入ってきた
「何だ?寝てんのか?」
(うん!!だから早く出てって!!)
あおいは、出ていかずに部屋の中に入ってくるとまゆかの宿題の表紙を見た。
「【魔女三級ドリル】っか…」
あたし達の年は人間界でいうと10〜12歳ぐらい(中取って11歳でいいや☆)何だけど、階級って言うものがあってそれにあった宿題とかテストとかが出されるのよね〜
まゆかもう三級なんだ!!あたしなんか十級なのに… 落第点…
「三級か…どーせユウカは、落第の十級だろうな…」
(何なのよー)
「頑張っても、成果が全然でねーし」
(それってあたしのこと?)
「三級なんてよっぽど勉強したんだろうな…俺は、もっと頑張らねぇーといけねぇのか…」
(自分の事?)
そう悲しそうに言うあおいの横顔を月の光が照らし出して余計悲しく見えた。
(あおいも、何か悩んでる事があるのかな…)

Re: 魔法学校へようこそ!! 〜ユウカと花の都〜 ( No.60 )
日時: 2011/07/18 17:10
名前: ゆき (ID: ySP8nr/s)

第八話 〜花の精の祟り!?〜

「うわーーーーーー」
「ユウカ黙れ!!」
あたしは、豪華な食事を目の前に思わず声をあげてしまった。
あの後あおいに起こされたあたし達は、今こうして食堂に居るわけで…
(まぁ、あたしはもともと起きてたんだけどね…)
「だって、美味しそうじゃん!!」
「だからって、でかい声だすな!!」
「だってーー」
「アハハハ、ユウカちゃんらしいわね」
「なつき〜」
「さぁ、お料理を食べましょうか」
「わーーい」
「いただきます。」
パクッ
あたしは、次々に料理を口の中に入れていく
「おい!!」
「何?あおい?あたし今忙しいんだけど!!」
「食べる事がかぁー?
もっと上品に食べろ!!」
「うるさいわねー」
「二人共、食事中だから、静かにしましょ…」
「はーい」
あたしは、あおいを睨み付けるとフンッとそっぽを向いた

      ーー20分後ーー

「お腹いっぱいー」
「そりゃ、あんだけ食べれば十分だろ」
「美味しかったわね〜」
「ごちそうさまでした。
ほらみなさんも、ごちそうさまをちゃんとしないと」
「ごちそうさまでした。」
「ごちそうさまでした。」
「ごちそうさまでした…」
「あれ!? まゆかほとんど食べてなくない!?」
「えっ… わたしは、あんまりお腹空いてないから…」
「ふーん…」
「じゃあ、明日は早いですからみなさん今日は、早めに寝てくださいね」
「はーい」
あたしは、階段をあがってりんかちゃんの部屋の前まで来た。
「なつき…」
「何?ユウカちゃん?」
「あたしさっき寝たばっかだけど眠れるかな〜?」
「えっ?さぁ…?」
なつきがそう言い終わった時に階段から影が延びてきて
「でも、花のカーニバルが始まる前の日の朝に起きていた者は花の精の祟りがあるとかいいますねぇ…」
「えっ?」
あたしは、驚いて声のした方を見た。
「りんかちゃん…」
電気がついていないせいで余計怖く感じる。
「それ本当なの?」
「はい…」
りんかちゃんは、とても冗談を言っているようではなかった。
まるで祟りにあった人を知っているような、そんな感じがした…
「でも、前の日って明日の事でしよ!!今日は、安心して寝れるじゃん!!」
あたしがそう言うとりんかちゃんは、下からすくいあげるような目付きで
「ユウカさん… 知ってましたか?あと数時間で“前の日の朝”になるんですよ?」
「どう言う意味?」
「あと数時間で日付が変わると言うことです…」
「…」
「気おつけてくださいね…」
そう言うとりんかちゃんは、階段を降りて行ってしまった。
「だ…大丈夫よユウカちゃん…」
固まってるあたしになつきは、そう言った。
「じゃあ、おやすみなさい…」
「おやすみ…」
なつきが隣の部屋に入っていき、あたしもりんかちゃんの部屋に入った。
ちらっと時計を見てみる、
9:15
まだ、後3時間ぐらいあるじゃん…
逆に言うと後3時間しかないんだけどね…
あたしは、ふと自分だけ歯みがきをしていない事に気付いた。
「確か洗面所は、食堂に行く途中にあったはず…」
あたしは、急いで部屋から出ると洗面所に急いだ。
洗面所のドアを開け中に入ろうとすると
「ゲッ…」
「何だよ、お前何しにきたんだよ!?」
っと嫌味な声が聞こえてきた
「あたしは、歯みがきをしにきたのよ!!あおいこそ何してんのよ!!」
「俺も歯みがきしてんだよ!!」
「…」
あたしは、歯ブラシを濡らして歯みがき粉をつけると歯をみがいた。
シーーーーーーーーーーーン
「…」
「…」
気まずい…
まぁ、歯みがきしてるから喋れないんだけどね…
ー 祟り ー
ヒョエーー
そう言えば祟りの事忘れてたー
「あおい、花の精の祟りって知ってる?」
あおいは、歯みがき粉をはいたあと、
「祟り?」
っと聞き返してきた、
「いや、何か後3時間後ぐらいに寝てないと祟りがあるんだって…」
「ふーん」
ジャーーーーーー
あおいは、口をゆすぐと
「知ってるけど…」
っと意外な返事が返ってきた
「知ってるの!!」
「うっわ きたねーな
歯みがき粉がこっちに飛んできたじゃねーか!!」
あたしは、急いで口を洗うと
「何で知ってるの?」
っと聞いた
「何で、って言われてもなー
知ってるもんは知ってんだよ」
「どーしよ、あたし祟りにあうかも…」
「眠れねーって事?」
「うん…」
「まぁ 大丈夫だろカーニバルに出れば何ともないんだから」
「えっ!? そうなの?」
「確か、そんな事言ってた気がするけど」
誰が!?って言うのは置いといてー
「よかったー」
「第一 祟り何てねぇーよ」
「でも、りんかちゃんが…」
「ああ… アイツは、色々あって祟りを信じてるんだよ」
「ふ〜ん でも、よかったー」
「あれは、祟りじゃなくて人の仕業なのにな…」
「えっ?」
「いや、何でもねぇーよ…」
「つーか そんなに怖いんなら早く寝ろ!!」
「そうだ!! 早く寝ないと」
あたしとあおいは、洗面所を出て階段をあがろうとしたらどこかから声が聞こえてきた。

『今年は、誰が祟りにあうのかな…』
『大丈夫だよ、きっとここ5年は、祟り何か起こらなかったじゃん…』
『でも、ありさは…』
『もう、昔の話だよ…やめようこの話…』
『そうだね…』

この声誰の声
『ありさ』って誰?
「月が赤いな…」
あおいの一言で我にかえったあたしは、窓の外を見てみた。
赤い月がちょうどこの城の真上に見える
『あの年も、こんな赤い月の日だったな… 嫌な予感がする…』
何この声、なんか今頭の中に聞こえてきたような…
あたしは、あおいの方を見てみた。
あおいは、黙って月の方を見ていたその瞳に、月が映り赤く輝いている。
「早くねよーぜユウカ」
「うん…」
あたしは、りんかちゃんの部屋に入った、まゆかもりんかちゃんもまだあがってきていなかった。
もしかして、さっき話してたのってまゆかとりんかちゃん…
あおいも、何か知ってるのかな…


『ありさ』を…

Re: 魔法学校へようこそ!! 〜ユウカと花の都〜 ( No.61 )
日時: 2011/07/19 11:23
名前: ゆき (ID: ySP8nr/s)

第九話 〜深まる謎〜

カッチ カッチ カッチ カッチ
ただいま 11:00
ねむれなーーーーーーい
どーしよ、あと祟り発生まで1時間!!
もぉー!!りんかちゃんが余計な事言うからーー
何かトイレ行きたくなってきた…
あたしは、横に目を向ける
まゆかもりんかちゃんも、もう眠っちゃってる…
一人で行くしかないか…
お城の中だし、誰か起きてるでしょ…
あたしは、ドアノブに手をかけ静かにひねった
ガチャッ
ガチャッ
(えっ?)
驚いて横を見てみる、そこには、驚いた顔で立っているあおいがいた。
「なにしてんだよ」
「あたしは、トイレに起きたのよ!!あんたこそ何してんのよ!!」
「俺も、小便だっつーの」
「…」
何であえて同じタイミングで出会うわけー!?
最悪…
あたしとあおいは、仕方なく一緒にトイレに行くことになった。
トイレの電気は、付いていて妙に明るかった。
「ユウカお前どうせ祟りが怖くて寝れねーんだろ!!」
「別に!!あんたこそ怖かったりして!!」
「俺は、祟り何か信じてねぇーからな…」
「じゃあさ!!12時まで一緒に起きてようよ!!そして祟りを一緒にうけるのよ!!」
「はぁ!?俺をまきこむな!!一人で起きとけ!!」
あたしは、立ち去ろうとするあおいの紺色の髪を引っ張った
「何だよ!?いてーな…」
「あたし本気で祟りが怖いんだからね!!」
「だから何だよ!?」
「だから… 一緒に起きといてっていってるの!!!」
あおいは、あたしを見つめてため息をついた
「祟り何てねぇーって言ってんだろ!!」
「でも…」
あおいは、そう言うあたしの頭を撫でてから
「もし、お前が祟りにあったら俺が守ってやるよ…」
っとあくびをしながらそう言った
そうじゃなくて…
あたしは、守ってもらわなくていいから、
祟りがあるかどうかを証明したいだけなんだよ…
黙りこんでいるあたしを変に思ったのかあおいは
「そんなにこぇーのか?」
っと聞いてきた。
「まぁ…」
「仕方ねぇーな そんなに言うんなら俺もお前が寝るまで起きといてやるよ…」
「えっ!?ほんとに!?」
「ああ…」
「ありがと!!」
「いや…」
あおいは、そう言うと窓の外を向いた
「赤い月…」
「えっ?」
そう言えばさっきも赤い月見たんだっけ…
あたしもあおいの横に立って月を見る、さっきは、お城の真上にあった月も丁度あたし達の目の前の空に動いていた。
『嫌な予感がする…』
あたしの頭にあの時聞こえてきた声がこだまする
「? どうしたユウカ?」
「あの時と同じ赤い月?」
「えっ…?」
「あの時って?」
「…」
「あおい知ってるんでしょ!!祟りの事!!だから祟りなんてないっていったんだよね!?」
「ユウカ早く寝るぞ…」
「ごまかさないでよね!!あんたがそうやってあたしに隠し事すると、あたしが祟りの事気になるんだからね!!」
「…じゃあお前は?」
「えっ?」
あおいは、あたしに冷たい視線を投げかけて
「じゃあ、お前は、俺らに隠し事してねーのかよ!?
俺らにだって隠し事ぐらいあんだよ、お前には言いたくない事がな!!」
あおいは、そのまま部屋へと入っていってしまった。
「何だってゆうの?」
いいし!!そっちがあーんな事言うんだったら、あたしが祟りにあってもどうも思わないんだろうし!?
一晩中起きといてやるし!!!

Re: 魔法学校へようこそ!! 〜ユウカと花の都〜 ( No.62 )
日時: 2011/07/19 16:39
名前: ゆき (ID: ySP8nr/s)

第十話 〜祟り!?〜

その夜あたしは、本気で一晩中起きてた…わけもなく、気付けば寝ていた。
ピピピピピピ…
「ユウカさん起きてください」
りんかちゃんに起こされたあたしは、まだ寝ぼけてるあたまで必死に昨日何時に寝たかを思い出していた。
よく覚えてない…
あんな事を言っておきながらも内心
12時までには、寝てましたように!!
っと願ってる自分がいる…
「今日は、早いですよー」
りんかちゃんは、カーテンを開けながらあたしに微笑みかけてきた。
「今日どこいくの?」
「グリーネの街を案内します」
「やったー」
今日ぐらい祟りの事なんか忘れて楽しもー
とか思ってた矢先りんかちゃんが
「ユウカさん昨日は、12時までに眠れましたか?」
っと聞いてきた。
「うっ… うん…」
「よかったですね」
そうニッコリ笑うとりんかちゃんは、「朝食をとりに下にいきましょう」っとあたしを下へうながした。
(あれ?まゆかは…)
「ねー りんかちゃんまゆかは?」
「さぁ… 私が起きたときにはもうおられなかったので…」
「えっ?どこいったんだろ?」
あたし達がそんな会話をしながら階段を降りていると後ろから
「おはよう、ユウカちゃん、りんかちゃん」
っとなつきの声が聞こえてきた、あたしは後ろを振り返った
(ゲッ!!あおい)
そこには、なつきと一緒に立ってるあおいの姿があった
「おはよう…」
あたしも、なつきにあいさつを返して階段を降りた。
「ユウカちゃん昨日は、ぐっすり?」
「えっ!? あー う…ん まぁ…」
あおいの視線があたしに突き刺さる
(ヒーーー あおい何か怒ってる!?
つーか怒りたいのは、こっちだつーの!!)
あたしは、あおいを無視して食堂に入っていった。
「おはようございます。昨日はぐっすり眠れましたか?」
またそれか… っと思いながら朝食を運んでくるメイドさん達に
「はい」
っと返事をした。
「まゆかさんいませんねー?」
「そう言えばまゆちゃんは?」
あたしは、りんかちゃんの言葉に辺りを見回す。
「まゆかが朝起きたらいなくなってて… でもここには、いないみたい…」
「どこにいったんでしょうか?もう朝食が始まるのに…」
「あたし探してくるよ!!」
何となくまゆかが心配ってこととあおいと同じ部屋にいたくないって気持ちで…
「えっ!!ユウカちゃん!?」
「ごめん!!先に食べてて!!」
あたしは、それだけ言うと部屋から出ていった。
どこにいるんだろ…
あたしは、手当たりしだい部屋を開けて調べていく
(何で、どこの部屋も人がいないの…!?)
あたしの城では、ありえない光景に驚きながらも1階は、だいたい調べ終わった
「まゆか… どこにいるの?」
2階か…
あたしは、2階に上がると廊下を歩いた、りんかちゃんの部屋とその隣の部屋意外の前の廊下には、電気がついていないカーテンも閉めきっているせいでものすごい暗い…
「ここには、いないかな…」
あたしは、廊下の奥に足を進めていく
(なんか、怖い…)
「おい…」
「ギャァァァァァァァァァァーー
でたーーーーーーーーーーーーーー
悪霊退散!!悪霊退散!!悪霊退散!!悪霊退散!!」
「うるせーな…」
あたしは、おそるおそる後ろを振り返ってみる
「あおい…」
(でたー
今一番会いたくない人ランキング1位のヤツーーー)
「まゆかは…?」
「いないんだけど…」
気まずすぎる ここは逃げるが勝ち!!
「あたし、まゆかを探さないと、じゃあねー」
あたしは、そそくさとあおいの横をすり抜け1階に降りようとした
「早くしろよな!!」
「そんなこと言ったってまゆかが居ないんだから仕方ないじゃない!!」
「りんかが、まゆかならこの城に居ないから探しても無意味だって言ってたぞ」
「りんかちゃん、まゆかの居場所知ってるの!?」
「さぁ… だから早く朝メシ食うぞ」
「うん…」
何でりんかちゃんが?

「じゃあ、いただきまーす」
「いただきます」
「いただきます」
「いただきます」
目の前には、これまた美味しそうな料理ばかり…
でも、昨日みたいにハシが進まない…
「ユウカちゃんどうしたの?」
「いや、食欲がなくて…」
「えっ!? 大丈夫!?病院行く!?」
あたしが朝ごはん食べないからってそんなにおおげさにしないでよ…
ちょっとショック
「でも、今日は沢山食べておかないと…」
「うん…」
あたしは、とても食べる気はしないけど、無理やり口の中に押し込んだ
「ごちそうさまでした」
「もぉ、いいの!?」
「うん…」
「あたし、上あがって準備しとくね…」
「ええ…」
あたしは、食堂を出て部屋には帰らずまゆかを探すことにした。
「この城には、いないって言われたら余計気になるし」
それにあたしの頭の中には

ー祟りー

の二文字しかなかった

Re: 魔法学校へようこそ!! 〜ユウカと花の都〜 ( No.63 )
日時: 2011/07/20 22:15
名前: 佐々木 優花 (ID: ySP8nr/s)

こんにちは!!

私は、優花って名前でユウカちゃんと一緒でーす\>∀</ワーイ

小説面白いです頑張ってください・ш・ゝ


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