コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

【参照400突破!】ココロ×ツバサ〜過去と未来〜
日時: 2013/08/25 09:40
名前: 外園 伊織 (ID: ZsN0i3fl)
参照: http://www.pixiv.net/member.php?id=6367893

はじめに,
みなさんはじめまして!
外園 伊織(ほかぞのいおり)です。
きままに連載をしたいと思うので、温かく見守っていただけると嬉しいです。

読んだらなるべくコメントして頂くと嬉しいです
荒らし、暴言、悪口などのコメントはお断りします

基本、夢を叶える+学園恋愛モノでいきたいと思っているので。
プロローグは読まなくてもたぶん大丈夫です。

 プロローグ 第0話 >>01>>02>>03 
       第2話 >>16 
       第2話・葵 >>25 >>29 
 第1話出会い >>05>>06>>07>>08>>09>>10>>11
 第2話過去  >>16>>23
     葵  >>27>>31

*『ココロのツバサ』、『ココロ×ツバサ〜私に心ください〜』から改題しました。


最後に完結できるかわかりませんが応援よろしくお願いします。
*コメントくださった方は有難うございます。


*更新時期はばらばらなので、【お気に入り(NEW)】登録して頂くと色々と読者の皆様も、外園も便利です。

—————
【お客様(名前順)】
あいる様
通りすがりのストリート・ウィズ様
華世様
風龍神奈様

Page:1 2 3 4 5 6 7



Re: ココロ×ツバサ プロローグ ( No.2 )
日時: 2013/02/03 13:56
名前: 外園 伊織 (ID: 46h1u6ru)

    誰かの悲鳴が聞こえる
    自分と同じくらい傷ついた人の、聞こえないはずの声が
    嗚呼、きっとその人は誰かの優しい心を求めている
    —誰か助けて…
    その人がこれ以上傷つかないように救ってあげなければ
    —大丈夫、僕がここにいるから安心していいよ
    そう言って手をのばしてあげなくては

    おもうことも忘れてしまった人に

Re: ココロ×ツバサ プロローグ ( No.3 )
日時: 2013/02/03 13:57
名前: 外園 伊織 (ID: 46h1u6ru)

    —…もう大丈夫、よく頑張ったね

    どこからか届いた声が、
    私の空っぽの心を包んだ

Re: ココロ×ツバサ 連絡 ( No.4 )
日時: 2013/02/03 13:58
名前: 外園 伊織 (ID: 46h1u6ru)

   すっかり書き忘れていた…

いま考えてある、あらすじ↓
主人公・和音は過去の出来事で人と接するのが苦手。
顔は笑って、心で泣いての状態。
そんな和音は高校入学後、空という少年と深く関わることになる。
心を閉ざしてしまった和音は空との出会いでどう変わっていくのか…

この物語の題名の略を考えました。心翼(しんよく)に決定。そのまんまだけど(笑)

Re: ココロ×ツバサ 第1話出会い ( No.5 )
日時: 2013/06/14 17:15
名前: 外園 伊織 (ID: IfRkr8gZ)

                       ー1ー


 —三月は、別れの季節
中学生の別れは悲しいってみんなは思うけれど、和音(かずね)はどうしてもそんな風にはおもえなかったため、卒業式は感動しなかった。

 —だって、中学校生活三年間がちっとも楽しくなかったんだもの…。
親友はいなかったし、友達といっても響きはいいが、本当は誰も自分のことを大して好きではないのだ。
 もっとも、これは私が感じてそう思ったのではなく、友達だった佐崎麻理と吉野由紀が話をしていたのを、最悪だと思えるくらいはっきりと聞いてしまったのである。
そう、偶然に。
中二の夏、忘れ物を取りに行こうと放課後和音が教室に入ろうとした直前に二人の会話が聞こえたのだ。
『和音ったさぁ、本当に暗いよね〜。しかも何考えてるかわかんないからさ』
麻理が馬鹿にしたように笑いながら言うと、由紀が頷いて。
『わかる。可哀想だから友達になってあげたけど』
彼女達の言葉が心に突き刺さったような感じがして、和音は胸をおさえた。
—何を考えているかわからない。可哀想だから。
二人の会話が何度も反響してきえた。
 だから友達になったんだ… 私のことを好きだから友達になったのではなくて。
気づくと和音は、何も考えずに、廊下から頭を振って走って逃げた。
胸が痛んだのはきっと気のせいだと必死に思いながら。

 このことがあってから、和音は何かを思うことは極力避けた。
それは。
何かを思った分、自分が傷つくことを恐れてしまったから。

               ◇          ◇          ◇

       ある日、ふと気になった
    そういえば、いつからだったのだろう
    人をあまり信じることが出来なくなったのは… 

Re: ココロ×ツバサ 第1話出会い ( No.6 )
日時: 2013/06/14 17:20
名前: 外園 伊織 (ID: IfRkr8gZ)

                        −2−


         —四月は出会いの季節

    今年の春はいつもと違うと和音は思った。
    私は今度こそ変わらなければいけない。
    今日はいつもと違う。
    和音が合格した星ノ宮大学付属高校の入学式が行われるのだから。

              ◇          ◇          ◇                    


Page:1 2 3 4 5 6 7



この掲示板は過去ログ化されています。