コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 馬鹿に清き一票を! いつのまにか参照600件突破!
- 日時: 2013/11/02 22:00
- 名前: 乙川暮愛 (ID: 1sGb2NBG)
- 参照: http://www.kakiko.info/bbs2/index.cgi?mode=view&no=7540
「あたし、生徒会長になってみたいのよね。」
「は?」
むん、と胸をはった(といってもはるには小さすぎるが)ちびっこ少女は言った。
「お前が?無理無理ww」
「wwってなによ!どこらへんが無理なのよ!説明しなさい!!」
「じゃぁ、全部。」
「なんでよ!全てにおいてパーフェクトなあたしの、どこが無理なのよ!」
「いや...俺の恋愛対象ならなんとか入れるんだけど、生徒会長はお前には無理だよw」
「っ!礼央!あたしは本気なのよっ!」
真っ赤になってそういう彼女はわりあい可愛かった。
「そんなことよりー、俺とつき合おう?」
「嫌よ!!」
「酷ーい。会長なんかになるより、俺とつき合った方が幸せだよー。」
「...嫌ったら嫌...あ、でも。」
「え?つき合ってくれるの?」
「じゃあ、私を生徒会長にしなさい!!そしたら、あんたとつき合ってあげるわ!!」
そういうと、彼女...椎名椛は、どう?と悪魔の微笑みを浮かべた。
「...おkっ!」
というわけで、俺はこのちびっ子少女を会長職まで導くことになった。
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- Re: 馬鹿に清き一票を! 本編も外伝も頑張りますっ! ( No.44 )
- 日時: 2013/05/11 20:09
- 名前: 乙川暮愛 (ID: /eEAG2r9)
- 参照: 本編 馬鹿に清き一票を!
...いかん。
まさかあんなところで美少女(少年だけど)と会えるとは...。
......マジだったし。あの椛の表情。
会ったとたん、「死ぃぃぃねぇぇぇぇっ!!」って思いっきり殴られた。
...うぅ...今もまだ腫れてるよ...。
頬をさすりながら歩いていると、後ろからがばっと抱きつかれた。
柔らかくて暖かい感触。
...女子か!!
笑顔で振り返ると。
「...げ」
そこには、美少女なのに俺が苦手としてる女子。
展翅聖。
超絶美少女。あのロリファッションも俺の好みにストライク!俺のストライクゾーン広いけど。
「レッオくーん!今日も大好きだよー!!」
そして俺への好感度MAX!!
...ここまで聞くとなんていい娘だろう、と思うであろう。
「...聖、頼むから、今はやめてくれ...。」
「えー!なんで?」
ぎゅっと抱きしめてくるところ悪いのだが。
「...なにあれ?...バカップル?」
「うー、格好いいのにねー。」
「あ、聖ちゃん〜!!なんであの男に抱きついてるんだよー!!」
「確かあの男さ、義妹とか幼馴染みなど大勢の超美少女と遊び歩いてんだろ?」
「うっわ、イケメンだからってふざけんなよ!!」
......周りの視線がとても痛いです。
殺意がいつにもましてむき出しですよ。
「ほらほら、ラブホ行こうよ、ラブホ。」
「...それは...。」
ごくん。
思わずつばをのみこんでしまう。
だって、見た目は超美少女だぞっ、これで興奮しないほうがおかしいだろっ、なぁっ?
「......」
ニコニコと不気味な視線を後ろに感じる。
振り向くと勿論。
「やぁっ、礼央?」
うん、椛でした。
「あははははは」
「...礼央、笑ってごまかすとは...。何をやっているのかな?」
「...ナナナ、ナンノコトヤラ。」
「...目が泳いでるよぉ〜?」
ちっ、こういう時は鋭いやつめ!
「あ、椛。うふふ、いいでしょう?ラブホに行こうかっていう話をしてたのよ〜?二人一致で!!」
おまっ、な、なんてことをいうんだっ!
「...そっかぁ...。止めないから、いってらっしゃぁい?」
ニコニコと笑う椛は恐ろしかった。
「......義妹の雫ちゃんにも私から教えておいてあげるよ〜?」
「だって!じゃ、いこっか、ア・ナ・タ?」
止めてくれぇぇぇぇ!!
- Re: 馬鹿に清き一票を! 本編も外伝も頑張りますっ! ( No.45 )
- 日時: 2013/05/14 21:21
- 名前: 乙川暮愛 (ID: /eEAG2r9)
- 参照: 外伝 1年A組は雫に全票投じます。
弐 第一回、雫アンケートぉぉぉぉぉ!!
「さて、と。皆さん、御待たせしました!雫さんから頂いたアンケート結果です!」
『いえーーーーーっ!!』
今日はいつにもまして騒がしい。
どうやら1年A組の皆さんは冴木さんにクラスアンケートと称してアンケートをとってもらったらしい。(もちろんクラスアンケートのわけが無い。)
「調べたのはっ、じゃんけん大会で勝利した雪と!」
「クラス委員長、瞳です。」
「ブーっ!雪はじゃんけんという公平なもので決められたから文句ないが、なんでいいんちょーは優先されんだよーっ!」
...正直どっちでもいいけどな。
瞳は、慌てた様子で、「で、でも、一応クラスアンケートですしっ!」と反論していた。
「......じゃあ俺が委員長になれば優先されたのか。」
いつのまに、平石までもこんなに汚染されていたのか。
ある意味恐ろしいと思う。主に変態なあたりが。
「とっ、とにかく、発表しますよーっ!」
『オォォォォォォォォォォ!!』
さらに盛り上がるクラス。
正直家に帰りたい。でも瞳と一緒に帰る事にしている為帰れない...。
「まず一つ目のアンケートです。」
Q好きなお菓子はなんですか?
A.最近和菓子を食べるとほっこりしますねー。
「ほっこり雫ちゃんかぁえぇのぉ!御持ち帰りぃぃっ!」
「よし、有名職人に雫ちゃんの為だけに新作の和菓子をつくらせるわ。」
...こいつらはなんなんだろう...。
耳を塞ぎたくなってしまう光景だよ。皆もだえてるからな...。
Qマイブームは?
A.最近はお料理に凝っています。
『俺(私)につくって(くれ)ぇぇぇぇ!!!!』
...ウゼェw
Q最近恥ずかしかった事は?
A.おにーちゃんに寝顔の写真をとられちゃったことですねー。恥ずかしいですぅ。
「...背に腹はかえられん。御願いして焼き増ししてもらおうっ!」
「おっし、電話だにゃっ!」
おっし、電話だ。警察に。
Q最近気になる事は?
A.最近出かけると誰かに後をつけられているようなきがします...。
『............(ダラダラダラダラ)』
冷や汗かいてる。犯人がこんなに簡単に見つかるとはな。
Qクラスの第一印象は?
A.えっとぉ...元気で明るいクラス、ですね。
「その気遣いをしかと受け取った!」
...確かにその通り、気遣いが出来る子なんだな。
Q好きな人は?
「うぉぉッ!なんていい話題!」
A.おにーちゃんです。
「皆の衆、武器をとれ。冴木礼央ブッコロス!!」
- Re: 馬鹿に清き一票を! 本編も外伝も頑張りますっ! ( No.46 )
- 日時: 2013/05/14 21:40
- 名前: はる (ID: CzRhDmzb)
ああ、雫のクラスメートはなぜここまで変態となれるのか…。
お久しぶりです!
オリキャラ投下させてもらいましょう!
*:..。o○☆゜・:,。*:..。o○☆1-A読者キャラ応募用紙*:..。o○☆゜・:,*:..。o○☆
名前:孝乃譲 真樹
読み:たかのじょう まき
年齢:雫と同い年
性別:女
容姿・性格:活発。茶色のショートヘア、くりっとした丸い目。やや小柄。いつもでかすぎるヘッドフォンをつけている。快活で、そこまでこだわらないタイプ。味覚が狂ってる。二重人格。
雫が好きな理由:顔。そして性格。すべて。
好きなもの:雫、チョコレートパフェカレー、餡入りキムチまんじゅう
嫌いなもの:礼央!
サンボ:「や、雫ちゃん!」
「あはは、真樹って呼んでいいよ!」
「てめぇ雫ちゃんに手ぇ出したら殺すぞ冴木礼央ぉ!」
備考:ダンス・音楽の天才で、世界大会の常連になっている。絶対音感あり。
*:..。o○☆゜・:,。*:..。o○☆ココマデ*:..。o○☆゜・:,。*:..。o○☆
- Re: 馬鹿に清き一票を! 本編も外伝も頑張りますっ! ( No.47 )
- 日時: 2013/05/14 21:55
- 名前: 乙川暮愛 (ID: /eEAG2r9)
はる様
おぉぉぉぉ!!
「てめぇ雫ちゃんに手ぇ出したら殺すぞ冴木礼央ぉ!」にしびれましたっ!
ヤバい、可愛いです!
いいです、好きです♪
使わせて頂きますっ!
提案ありがとうございます!
- Re: 馬鹿に清き一票を! 本編も外伝も頑張りますっ! ( No.48 )
- 日時: 2013/05/17 20:38
- 名前: 乙川暮愛 (ID: /eEAG2r9)
弐 現会長さんについて。
「__であり、私はとても光栄に思っています。」
会長就任挨拶時、俺は半分ウトウトしながら聞き流していた。
なんということもない挨拶は、就寝時の雑音にふさわしい...
「...であってですね。今回は、個性派応援企画を実地したいと思っています!」
はい?
俺は愕然としながら、その俺達の目の前に凛とした立ち振る舞いで堂々とたっているその現会長を見た。
そこにいたのは、つややかな黒髪をポニーで束ねた美少女。
華奢で白いが、弱い訳ではなく、どちらかというとアクティブなタイプで、可愛らしさとかっこよさを両立した少女。
「...嗚呼、紅先輩な。」
入学して間もない頃、俺は一時期このままの俺でいいのか不安になっていた時期があった。
俺は、このままこういう性格でいていいのか...なんてことを、な。
そんなとき、生徒会副会長の紅先輩と出会い、悩みを聞いてもらった。
そのときの会話が...こんなだった。
「...俺、こんな性格だから、嫌われやすい性格なんです。...少しは自制すべきなんでしょうか...」
「...ふーむっ...」
「......どうですか?」
「あははははははっ!おっもしろいねー!キミは!」
初めての反応に俺は驚いた。
雫なら「おにーちゃんはおにーちゃんだよっ!」と苦し紛れのフォローをいれてくるし、ましてや椛なんかは「ようやく気づいたわけ!?今まで気づかなかったことが酷いわよっ!」とフォローする気すらないだろう。
まさか笑い飛ばされるとは。
もう一回まじまじとその先輩を眺めた。
黒髪ポニーテール。才色兼備の美少女。社交的で人気者。気さくで少し変わり者らしい。
何故だかこの学校には、なにかが天才的に秀でていたり、成績優秀だったり美少女だったりする人が集まる。別にそんなに名門校というわけでもないのに。
彼女もその一角を飾る天才。
なんでこの学校にいるんだか、と思う程天才なのだが、ただ家に近いからという理由だけでこの学校に入学したという噂だ。
その天才副会長さんは、こう言ったのだ。
「別にいいんじゃないかなっ!少なくてもボクは全く気にしないよっ!個性的なのはいいことだよっ!」
明るく俺の肩を押した彼女は、俺に憧れと好意をもたせた。
その副会長こと、藤咲紅は、見事に会長職に就任していた。
そして、1年の俺の思い出を再び蘇らせるようなことを就任早々決意表明した。
「今回は、個性派応援企画を実地したいと思っています!」
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