コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

主のためなら命だって《観覧100!!!!感謝です☆》
日時: 2013/11/04 10:23
名前: まる (ID: 0.f9MyDB)

おはこんばんは!!
あはは、懲りずにフラグたったのでまた作りましたww
ちゃんとどちらも更新します(‾ー‾)

これはギャグ5:シリアス5くらいでいきたいと思います!!
意外と真面目な方(あ、いや、いつも真面目っすよ?)で、最後バッドエンドかハッピーエンドか悩む程ですwまあそれは後々決めましょう(*‾∇‾)ノ

因みに、国家事情とかそういうのまじ分からないんで、勿論死ぬ気で勉強する気ですが「これおかしくね?」とかなっても無視してください笑


登場人物

*アルフレッド・ドミンゴ・デイヴィール
20歳、182㎝
愛称アル、アル王子
銀の長髪に綺麗な青い目
デイヴィール国第一王子
剣術、商学、勉学、全てにおいて長ける
次に王につくのはアルだが、今の王が既に病に伏しているため殆どの政権はアルにうつっている
主従関係気にしない

*ヘレン・ピスリー
18歳、150㎝
アルの従者兼、幼馴染み
腰まである長い栗髪をポニーテールにしている。目は緑
幼い頃にアルと遊んだりしたが、その頃はまだアルの立場を知らなかったため普通にタメ口だった
女性で小柄ながらも剣術に長けている(…が、アルが出兵を認めてくれない)

Page:1 2 3 4



Re: 主のためなら命だって ( No.5 )
日時: 2013/10/18 20:19
名前: まる (ID: /B3FYnni)

剣の練習を一旦やめ、きらびやかな装飾品が飾ってあり優雅な雰囲気のダイニングルーム。そこには、まさに「城」の食事場のような長い黄金のテーブルがおいてある。



しかし、そんな食事場とは対照的に厨房では執事やらメイドやらが世話しない様子で働いている。




普通、朝食はもっと朝早くから用意され、もう少しゆとりをもって準備できるのだけれど………











「あの方」の食事にとっては、そうはいかない。














?「朝食はまだなの!?もうお腹空いたのにどれだけ待たせるのよ!!」








執事「申し訳ございませんアリーヤ姫!!もうしばらく…」









…アリーヤ姫にとって、は。

無論、アリーヤ姫は王家のなかでは一番身分が低いのだけれどそれでもやはりこの国の唯一の姫。







…それに、待ち人王族とはいえ大きな長所もある。


それは国の事にあまり深く関わる事もなく悠々と暮らせる事。


当然、何も関わりのない訳でもない。

でも、貿易以外の国の事に関しては本当に何も責任がないみたいでそれを良いことに姫という立場を楽しんでいらっしゃるのがこの方、アリーヤ姫。


私より二つほど年下なのだけれど、アレクサンダー様が思いっきり(私達もだけれど)甘やかしたためだけに、とんだわがまま姫になってしまった。





毎日起きる時間がコロコロ変わり、起きたら起きたで食事をせがむ。
この間など、シェフが決めた料理を全部自分の好きなものに変えろと言い、完成直前で今度はやっぱりさっきの料理が食べたいと言い出したり。











—そして、最近一番困っているのは男グセの悪さ。



国中の男を城にとっかえひっかえで招き入れては、遊んでいる。







オブラートに注意したとしても、激怒して家具を壊されたり皿を割られたり…
とにかく姫様には皆困っているのだ。

















…しかし、彼女には唯一大人しく従う人物がいる。











アル「まあまあ、もう少しぐらいまて、アリーヤよ」






アリーヤ「アル兄様!!」








アル王子を除いて、ね。



従兄弟というだけあって、二人の仲はとても良く昔から兄妹の様に育ってきた。
故に、アル王子の言うことは必ず聞く。







まあ、従う理由はそれだけではないのだろうけど……









メイド「ああ……アル王子、今日も素敵ねぇ…」





メイド「本当、朝からお目にかかれて幸せだわぁ…」







どこかでメイドが呟いた。



それは、アル王子の外見。
確かに顔は整っているし、サラサラの銀髪に綺麗な蒼い目……

がっしりした体つきだし恐らく面食い……おっといけない。お年頃のアリーヤ姫にとっては最高の条件であろう。








え?私?私はアル王子に忠誠を誓っているので、それ以上やいれ以下の感情はありません。

Re: 主のためなら命だって ( No.6 )
日時: 2013/10/19 11:52
名前: まる (ID: Qx4JmDlZ)

すみません!!訂正なのですが、パスワードを間違えて入力したみたいで修正の所がいくら試しても解けなくなったのでここで言います(T△T)


>>剣の練習を一旦やめ、きらびやかな装飾品が飾ってあるダイニングルーム。

どう考えてもおかしいですね(;・ω・)
正しくは、

剣の練習を一旦やめ、豪華な装飾品が飾ってあるダイニングルームに来た。

です。

もうひとつ!!

>>え?私?私はアル王子に忠誠を誓っているので、それ以上やいれ以下の感情はありません。

おかしい。おかしすぎる(‾□‾;)!!
正しくは、

え?私?私はアル王子に忠誠を誓っているので、それ以上やそれ以下の感情はありません。

です。
申し訳ありませんでした_(._.)_

Re: 主のためなら命だって ( No.7 )
日時: 2013/10/21 22:21
名前: まる (ID: L3izesA2)

アル「大体、お前は少し食事のマナーが悪いぞ。講習でも学んだだろう。もう少し気を付けろ」




アリーヤ「はい……」





アリーヤ姫、アル王子に注意をされしょんぼり。

…ああ、またあとで他の人に八つ当たりするのでしょうね…
言っちゃ悪いけど、本当に姫様に仕えることがなくてよかったと思う。










?「アリーヤ姫は今日もワガママ三昧か?」



ヘレン「?」




そんな二人の様子を見つめていると、後ろから声がかかった。








ヘレン「……バト」





後ろを振り向くと、そこには私の同僚のバトが立っていた。


バトも私と同じでアル王子直属の部下。おちゃらけた性格で、アル王子とも仲が良くアルと呼び捨てにしている。まあ、アル王子が呼ばせているのだろうけれど。



私はそんなバトを睨み付けた。





ヘレン「……バト。あまり主の家系の人の悪口を言うものじゃないと思うけど」



でもバトはそんなのにまったく動じず、ヘラっと笑った。







バト「んなこと言ったって、お前だってそう思ってんだろ。

…それにヘレンなんて、随分とお熱い目で二人を見てたじゃねーか。お前こそ嫉妬するもんじゃないぞ♪」




ヘレン「はぁ!?バカじゃないの?」




私は更に目つきを鋭くして、バトを睨んだ。

それでもやはりバトはニヤけながら、私の頭を撫でた。











…一言で言うと、こいつはガキ。




恐らく精神年齢は12、13くらいで止まっているだろう。



私よりも一つ年上だけれど、こんなのが私より年上だなんて本当悲しいったらありゃしない。










バト「怒んなよぉ」



ヘレン「怒ってない」



バト「じゃあ、照れてる?」



ヘレン「もっと違うわ!」






私がそう叫んだ瞬間、バカ!とバトが焦った様子で私の口を抑えた。








…周りを見ると、冷たい目線が私に突き刺さっている。


サッと血の気がひいた。









アリーヤ「そこ、うるさいわよ!!」





ヘレン「もっ、申し訳ありません!!」




我に返るなり、私とバトは急いでひれ伏した。









しかし、それでもアル王子に注意をされ、ただえさえ機嫌の悪い姫様はフォークだかナイフだかわからないけど机をカンカンと叩く。








アリーヤ「もう!!!気分が悪いわ!!その二人をこの城からつまみ出して頂戴!」





ヘレン「な……」




八つ当たりのターゲット、私とバト!?





バト「お待ちください姫様!!俺はともかく、こいつはただ俺のからかいにのっただけで…」





バトが必死に抗議する。







しかし、バトがそう叫ぶのも虚しく、近くにいた兵に取り押さえられた。

Re: 主のためなら命だって ( No.8 )
日時: 2013/10/24 20:37
名前: まる (ID: uY/SLz6f)

必死に抵抗する中、そびえ立つ大きな扉の外に連れだそうとされる。



ここまで、なのか…?




生涯、アル王子のためだけに忠誠を誓うと決めていたのに………






ほぼ諦めかけていた瞬間、兵が「のわっ!!」と情けない声をあげ私から離れた。








……あれ?



私は後ろを振り向いた。










アル「引け」









ヘレン「ア、アル王子!!」









見れば、兵の首根っこをつかみアル王子が私から引き離している。




見事にアル王子に一枚とられた兵士が、もがきながらアル王子を心配そうに見る。









兵「し、しかし姫様が……」





それでもアル王子は平然とした様子で続けた。









アル「何故アリーヤに従う?この者は俺の部下ぞ。





……お前も」






ジロリ、と鋭い目付きでバトを捕らえている兵を睨むと、直ぐ様バトが解放される。



それを確かめると、今度は姫様に視線を移す。

その形相に、流石の姫様も怖じ気付いた様子だ。









アル「…わがままも程々にしろ。俺の家臣までお前の自由勝手に巻き込ますな」



アリーヤ「ごっ、ごめんなさいアル兄様……」










姫様が半べそで謝ると、騒がしかった食事処が一気に静寂と共に嫌な雰囲気に包まれた。






どうしよう、私達のせいでせっかくの食事が台無しだ……



ここで謝っても更に雰囲気をまずくするだけだし……








本当にどうしよう、と眼を固く瞑った時だった。











アル「わっはっはっはっはっ!!!!!!!」


















……え。











アル「どうした皆!!せっかくの朝飯だ、楽しく食そうぞ!!」






再び豪快に笑い出すアル王子。




それにつられ、一緒に笑い出す人達。










「「「「わははははははっ!!!!」」」」






……えーーー……



物凄く微妙な気持ち。










……でも。








やっぱり、強引だし王子に合わせてかもしれないけれど、こんな風に人を笑わせられるなんてアル王子だけの特性だと思う。

やはり、この方に支えてよかった。そうおもった瞬間だった。








—————————



思うか!?(((((゜゜;)

Re: 主のためなら命だって《観覧50!!!!感謝です☆》 ( No.9 )
日時: 2013/10/24 22:49
名前: まる (ID: k7pNoPCO)

あのぅ……

もしよければ見た方は感想欲しいな〜なんて…モジモジ←


絶対返すのでよろしくです(*‾∇‾)ノ


Page:1 2 3 4



この掲示板は過去ログ化されています。