コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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題名未定。
日時: 2013/12/26 15:22
名前: 姫凛 (ID: jmxtpCAp)

『私って一体、……【何者】なんだろうね』

これはとある少女の悲しき運命との戦いをつづった物語である
——————————————−−−━━━━★

■初めまして。姫凛(ぷりん)と申します。
二次元紙ほかの方でもトリコの小説を書いています。

□基本ギャグコメディで少々恋愛要素やシリアス系統などが含まれてます。

■牧場物語やルーンファクトリーを題材とした話なので、これらをやったことある人にはあーみたいな所があると思います。

□ご感想、よろしければよろしくお願いいたします
 どなたでも、お気軽にご感想お待ちしております
 更新する糧と栄養にさせて頂きます(*^^)v

☆:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::☆

    【ストーリー】

(ヒドイ……ヒドイよ…
私たちはだた静かに暮らしていたいだけなのに…
こんな力があったから…母さんは…
いらない!みんなを苦しめるだけの力なんて私はいらない!!)

チヒロは幼いころの残酷な記憶を覚えていない。

それでも、記憶の残滓として彼女の奥底に眠っているのだ。

悲しき運命は彼女の後ろを追いかけてくる。逃れることはできない。


いつかチヒロは「記憶」を思い出すのだろうか?

※tatatatata様に考えていただきました♪

☆:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::☆

——目次——


登場人物紹介(>>02

*世界観*(>>03
ぷろろーぐ(>>01

春の月一日目(>>04->>08
春の月ニ日目(>>09->>11
春の月三日目(>>12->>14
春の月八日目(>>15>>17>>22
春の月九日目(>>26

☆:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::☆

【この小説のお客様】

*栗おこわ様*朱雀@様*ゆい様

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Re: 題名未定。 ( No.14 )
日時: 2013/12/19 18:33
名前: 姫凛 (ID: cdCu00PP)






『ぐおおおおおーーーーー』

「ひっ!」

ラクスの逃げた方向から大きなモンスターの唸り声が聞こえた

「うわーーーー」

「ラクスーーーー」

二人の声が意外と近くから聞こえた…
助けに行かないと…と思うが体が思うように動かない…
エースがわたしのもとに駆け寄ってきて、力強く肩を握りしめてこう言い放った

「メス豚、いいかお前は逃げろーー足手まといだ!」

「で、でもっ」

「ラクスは無事だから心配するな!」

でも…でも…
わたしが迷っている間に大きなバケモノはやってきた…

『ぐるるるる…』

角が生えた熊型のモンスター
遠い昔の記憶がよみがえる…燃える炎の中で……

(逃げて……チヒロ……)

「逃げろ!」

「いやだ……母さ……

いやだ……エース……

もう独りになるのはイヤだ……

悲しいのは——

もうたくさんだ!!」


——————

「!?」

急にあたりが青白い光に包まれ世界の時が止まったようだった…

[私のこえが聞こえますね……]

「なに……これ……」

目の前にはさっきまではなかった光り輝く女神の像があった
そして聞きなれない女の人の声が脳に直接語り掛けてきた

「誰!?誰の声なの!?」

[あなたは私と 同じ心を持っている……
 悲しみと……寂しさが……溢れている]

「誰なの?貴方は!?……うわ!?」

急に光が強く光り輝き、青白い光がわたしの体をまとわり右手の甲に集まりだしなにか強いエネルギーが注ぎ込まれるような感覚が走った
とてもあつく痛い

「ううううううううう………あああああああああああ……ぐぐぐぐぐぐぐ………あうはぁはぁあーーーーーーーーーーー」

そして意識が飛んでいく世界が真っ白に染まる

[大切なものを守りたい
その願いを強く祈りなさい]



Re: 題名未定。 ( No.15 )
日時: 2013/12/26 16:26
名前: 姫凛 (ID: jmxtpCAp)






春の月八日目




☆ヴィヴィアージュ邸☆



「うう…ああ…! …ここは?」

目が覚めるとそこは森じゃなくて、お屋敷?どこかのお城の中みたいな豪華な部屋だった。

「おぉ」

しかもわたしが今、寝ているベットは、天窓付きピンクのレースカーテンのお姫様ベットやんけ〜〜〜〜キャーーー♪
なに!?ここは天国!?わたしマジでゲームオーバーしちゃった?選択ミスった?
でもかまわんかまわん!だってお姫様ベットだもの!


「ガチャ」「パタパタ」

ん?羽ばたき音と共に誰か来た?はっ、まさか白馬に乗った王子様!?

「あら〜、チヒロちゃんやっとお目覚め?おはよう」

「……なんだパニールさんか…」

白馬の王子様かと思ったらピンクの天使だった…。ガックシ…

「あらあら〜なんだか残念そうね」

「い、いえっそんなことは…」

「やっぱり、エース君の方がよかったかしら〜?」

「いえいえ…そんな…え?エース??」

なんでここでエースの名前が…?

「ええ。だってここまで貴方を運んできてくれたのはエース君だもの」

「え…ええーーー!?」

あ、あのクソはがいいエースが!?あいつジャイアンだったの!?
不良が子猫拾う的なあれなの!?

「彼もいいとこあるのね〜。おばさん感心しちゃったわ」

「いいいいや、わたしとエースはなんでもないですから!それよりラクスは!?あとリンゴは!?報酬は!!」

「ふふっ、落ち着いて。ラクス君は、少し擦り傷を負ったみたいだけど大丈夫みたいよ」

「そ、そうですか…よかった」

ふぅ〜〜と胸をなで落とす。よかったラクス無事で…

「それからレンリからこれを預かってるわ」

「へ?」

「今回の御礼。みんなが頑張って取ってきてくれたリンゴで作ったアップルパイよ。召し上がれ♪」

ふおおおおーーーーいい香り〜〜〜うまそ〜〜

「いただきます!はむはむっもぐもぐ」

「ふふふ、そんな急いで食べなくてもおかわりあるわよ」

「もぐもぐ」

うまい!うまい!なにこれ!?こんなおいしいアップルパイ初めてだよ!

「やっぱり、相当おなかすいてたのね…」

「?」

「チヒロちゃん五日も寝てたのよ」

「!!」

あっぶねーー危うくパイが喉に詰まるとこだった、ぜぇ〜〜ふぅー
っとゆうか五日も寝てたって…

「ホントに?」

「ええ。だから目覚めてくれてよかったぁ〜」

パニールさんは本当にうれしそうな顔をして言っている。
…わたし冗談抜きで生死を彷徨ってたんだ……ブルブル!こわっ

「これからどうするの?よかったら、まだ泊まっていても…」

「いえ、もう大丈夫です!元気パワー充電完了です!」

「そ、そう?それならよかったわ」

「……それじゃあ、そろそろお暇しますね」

「ええ。またなにかあったらいつでも頼りにして頂戴ね」

「はい♪」

笑顔でパニールさんと別れるとすぐに近くにあった茂みに隠れた
べつに隠れる必要性はないんだけど、なんとなく一人になりたい気分だったから……
あの時、わたしの身に起きたことを振り返る必要性があると思ったから…
わたしは茂みをかき分けながらどこか静かで落ち着けそうで、一人になれそうな場所を探すことにした。




☆ルビア山山道☆


「………」

ピュ〜〜〜ン

あ、あれ〜〜〜?わたしたしか一人になれる場所を探してたんだよねー?
なんでかな行くとこ行くとこ、スピリットだらけなんですけどーーー!!
スピリット達はおもしろおかしそうにこっち見てくるし。完全になめられてるよね…。遊び相手だと思われてるよね…

Re: 題名未定。 ( No.16 )
日時: 2013/12/21 10:43
名前: 姫凛 (ID: rMENFEPd)








☆ルビア湖☆


キュイキュイ♪




はぁー行けば行くとこ、スピリットだらけ…
まぁ、スピリットがいるってことはこの土地が豊かなの象徴なんだろうけどさぁ〜〜今は一人になりたい気分なんだよねー

「アタラセリ…ハメツアウタ……ケモノトナリ……トキリ…ウバイサル……」

ん??どこからか綺麗な歌声が聞こえてきた
周りにいたスピリット達も楽しそうにどこかへ飛んでいく。そしてわたしもおいでと手招きしてる子もいる
ためしに行ってみようかな


「ハリノシラベ…リンネノヒト…タリ…」

スピリット達に導かれて歩いていると大きな湖にたどり着いた
えっとえっと〜〜、慌てて地図を開いて居場所確認。ここは、ルビア湖というらしい。シアレンス村でたぶん目玉的なとこなのかな?大きいし…

「クロイハナ……アノコエガ…コワレタ…」

あ、女の人発見!
田舎には似合わないパツ金で耳にはピアスそしてヘソ出し衣装で、腕には龍の刺青

『ブルブルッ!』

一気にさっ、寒気が……
や、やばいよあの人!刺青もんだもん!ヤクザどっかの総長だよっ!逃げよう今なら間に合うっ!
抜き足差し足…と総長に気づかれないように、逃げようとしたけど、

『バキッ』

「あっ……」

小枝を踏んでしまい、大きな音を立てちゃった…

「………」

何事もなかったかのようにササッと黒古のように立ち去ろうとしたけど、

「ちょっと、待ちいなアンタ」

「ヒィィィィ!?」

総長に見つかったしまったぁぁぁあぁぁぁわたしの冒険はここで終わるのかぁぁぁぁ




           
            END






「いや、ENDちゃうし!」

「あれ?死んでない?食われてない?」

「なんでウチが、アンタを食わなアカンねんっ」

「え…だって総長さんだしぃ…」

「ダレが総長やねんっ!ウチは酒場のマスター、リザや」

「はぃ?酒場?マスター?」

キュキュイ

あ、頭が混乱してきた…
え?なにがどうでどうがなになの??

「ふむふむ、ほぉ」

リザさん?はスピリット達となにか、話してるみたい…?とゆうかスピリット語っていうジャンルあるんだ…

「アンタが、最近引っ越してきたちゅーチヒロさんか」

「はっはいぃ!ごあいさつが遅れてしまい申し訳ありませんでしたぁぁぁぁ‼!」

「いや、ええよそれは。アンタもいろいろあって大変やったみたいやし」

おぉぉぉ、リザさん見た目の割に本当はすごく優しい人なのかも♪
よかったー総長の殺戮マシーンじゃなくてぇ〜

「なぁ、アンタ。なんか悩み事があるんやって?」

「ほえ?」

な、なぜそれを…?

「スピリット達が教えてくれたんや。アンタが一人寂しく考え込むためにウロウロしとるって」

お、おしゃべりめぇ〜〜〜
……でも、わたし一人じゃどうにもできないことって沢山あるし…ここはスピット達のご厚意に甘えさせてもらおうかな…


「はい…」

「そなかしこまらんでええで。そしゃ、ウチの見た目は褒められたもんやないけど、これでも王立魔法研究所で働いとったすごい先生なんやで」

「えぇぇぇぇ!?」

「君、いちいちリアクション大きいね…」

王立魔法研究所っていったら、ノーラッドがほこる超超チョーすごいトコじゃん!具体的にどうすごいのかは知らないけど!


Re: 題名未定。 ( No.17 )
日時: 2013/12/23 10:30
名前: 姫凛 (ID: 57S6xAsa)










☆ルビア湖☆


キュイキュイ♪




はぁー行けば行くとこ、スピリットだらけ…
まぁ、スピリットがいるってことはこの土地が豊かなの象徴ってこといいことなんだけど、わたし的には今は一人になりたい気分なんだよねー

「アタラセリ…ハメツアウタ……ケモノトナリ……トキリ…ウバイサル……」

ん??どこからか綺麗な歌声が聞こえてきたぞよ
わたしを小バカにからかっていたスピリット達も楽しそうにどこかへ飛んでいく。そして、何匹かがわたしもおいでと手招きしてる。…ものはためし、ということでためしに行ってみようかな?


「ハリノシラベ…リンネノヒト…タリ…」

スピリット達に導かれて歩いていると大きな湖にたどり着いた
えっとえっと〜〜。慌てて地図を開いて居場所確認!
ここは、ルビア湖というらしい。シアレンス村のたぶん目玉的なとこなのかな?大きいし…
湖の真ん中には大きな樹が立っていて反対側にはおいしそうな果物がってる♪
バタフライかクロールで取りに行くのかな?楽しいそぉ〜

「クロイハナ……アノコエガ…コワレタ…」

あ、女の人発見!今、わたしが立っているところから少し離れたところにある船着き場?で、いいんだよね。小さい小舟みたいなの見えるし。
みたいなところで田舎には似合わないパツ金で耳にはピアスそしてヘソ出し衣装で、腕には龍の刺青…

『ブルブルッ!』

一気にさっ、寒気が……
や、やばいよあの人!だって刺青もんだもん!ヤクザどっかの総長だよっ!逃げよう今なら間に合うっ!
抜き足差し足…と総長に気づかれないように、逃げようとしたけど、

『バキッ』

「あっ……」

小枝を踏んでしまい、大きな音を立てちゃった…

「………」

何事もなかったかのようにササッと黒古のように立ち去ろうとしたけども、

「ちょっと、待ちいなアンタ」

「ヒィィィィ!?」

総長に見つかったしまったぁぁぁあぁぁぁわたしの冒険はここで終わるのかぁぁぁぁ




           
      「勇者の冒険はここで終わった」 END






「いや、ENDちゃうし!」

「あれ?死んでない?食われてない?」

「なんでウチが、アンタを食わなアカンねんっ」

「え…だって総長さんだしぃ…」

「ダレが総長やねんっ!ウチは酒場のマスター、リザや」

「はぃ?酒場?マスター?」

キュキュイ

あ、頭が混乱してきた…
え?なにがどうでどうがなになの??

「ふむふむ、ほぉ」

リザさん?はスピリット達となにか、話してるみたい…?とゆうかスピリット語っていうジャンルあるんだ…

「アンタが、最近引っ越してきたちゅーチヒロさんか」

「はっはいぃ!ごあいさつが遅れてしまい申し訳ありませんでしたぁぁぁぁ!」

「いや、ええよそれは。アンタもいろいろあって大変やったみたいやし」

おぉぉぉ、リザさん見た目の割に本当はすごく優しい人なのかも♪
よかったー総長の殺戮マシーンじゃなくてぇ〜

「っと、ゆうよりリザさんスピリット達の言葉がわかるんですか!?」

「ああ、そやで。ウチはスピリットを研究するためにこの村に来たんや」

「へぇー」

研究しに来たって事は学者さんなのかな?
あれっ?でもさっき酒場のマスターって言ってたし…んーー?

「あちゃ〜〜また混乱させてもうたかぁー」

リザさんは頭に手をあててため息をついている。
…見た目は刺青もんで怖いけど、雨の日に子犬を拾う不良くらい優しい人なのかな?

「ごめんなー。ウチ人に説明すんの下手なんよー」

「いっいえ、わたしの理解能力が低いのがいけないんですから!」

「あ、そやったね」

えぇ〜〜〜否定してくれないの〜〜〜〜
と心の中で突っ込んだらリザさんはクスクスと笑い「冗談や」と言っていた

「ウチなここに来る前は、王立魔法研究所の研究員だったんや」

「へぇ………っえええ!?」

「反応…遅いしでかいわ」

お、王立魔法研究所ってたしか各国の超エリートを集めて古代魔法を研究してる超すごいところのことだよねー?すごぉーーー!!

「わぁぁぁ♪」

「急にウチをみる目の色が変わったな…」

キラキラしたまなざしで見ていると、リザさんはちょっと照れくさそうな、困ったような表情をしていた
こんなところでこんなすごい人を知り合いになれるなんて///
おばあちゃんに自慢してあげなきゃっ♪








Re: 題名未定。 ( No.18 )
日時: 2013/12/23 14:51
名前: 栗おこわ (ID: klNaObGQ)

栗おこわです。リザさん、かっちょいいですね♪

ところで、親記事のとこにある目次ってどうやって作りました?
私も小説、やってるんで…


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