コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- われこそは青春真っすぐdramaticクラブ!!
- 日時: 2014/05/31 15:59
- 名前: 姫音桜子 (ID: vnwOaJ75)
- 参照: http://いぇい
われこそは演劇部!!
「君の瞳に僕は写っていますか?」
「空が青いですね」
数多くのセリフを言った
数多くの動きを試した
スポットに浴びる迫力ある必死な思い。
−−−そう、われこそは舞台に光を届ける演劇部
*********
・アドバイスください
・コメください
・荒らし帰ってください
頑張ります!!
〜演劇部員紹介〜
《長瀬玲》
・部長 3年
『趣味』人間観測
〔性格〕人間観測のオタク
モニタリングという番組大好き
好きな物のセンスナッシング
明るい子でみんなのムード役たまに厨二病
《恋乃檸檬》
・3年
『趣味』スポーツ
〔性格〕男っぽく女から好かれやすい
みんなの第二の部長、姉
《谷方東太》
・2年
『趣味』アニソンを歌うこと
〔性格〕ばか。
《田野康介》
・2年
『趣味』絵を書く事 とくに少女マンガの主人公
〔性格〕たまにめんどくさい奴になる、真面目
《八木沢美稲》
・2年
『趣味』お菓子作り
〔性格〕ドジで天然
《碓井快奈》
・2年
『趣味』魚をじっと見ること
〔性格〕ツッコミ役の勉強そこそこできる子
- Re: われこそは青春真っすぐdramaticクラブ!! ( No.6 )
- 日時: 2014/05/18 17:33
- 名前: 姫音桜子 (ID: e.VqsKX6)
- 参照: http://いぇい
「……」
仮入部二日目。
思わぬ出来事が演劇部に走った
「え、福里くん…演劇部に入れないの?」
「ごめんなさい…詳しいことは…言えません…」
私達は顔を合わせ戸惑う…。
やっぱり、演劇部というのはダサいのだろうか
いらだちと不安と悲しさが通る
「…そっか、やっぱり…」
「…そんなんじゃ、ありません田野先輩…ただ、深いことがあったんです…期待させてごめんなさい」
田野の言おうとしたことを福里くんはわかっていた
やっぱり、演劇部になんて入りたくないよなって
「それじゃ…用事があるので…失礼します!!」
部室をでた福里くん
そのあとの私達は少し間が空いた
「…やっぱりな、信じなきゃよかった」
そう口にした田野は下を向いた
「…なに言ってるの、信じなきゃよかったとか」
「だって、そうだろ恋乃姉!!だって…あんな時間嘘みたいだったって言ってるようなもんだろ あいつ」
「…あんたは…配役の仲間を信じないってことか…あんたは、それでいいのか…それで演劇できるって思ってるのか…田野…」
強い口調で田野はいった
「配役?そんなの、違うだろ。あいつは、ただの仮入部したまだ部員じゃないやつだ そんな奴信じろなんてまっぴらごめんだ…」
「私達はそんなこと思ってなかったでしょ!!あんただって感動して泣いてたじゃない!!面白がって話したじゃないの!!
仲間を信じられない馬鹿は演劇部に必要ない…帰ってください」
それを聞いた田野は少し下を向いて
自分のカバンをとって 部室のドアを強く開けて
強く閉めた
「…恋乃姉…」
「…強く言い過ぎたかな…あとで謝っとこ…」
- Re: われこそは青春真っすぐdramaticクラブ!! ( No.7 )
- 日時: 2014/05/19 01:11
- 名前: 姫音桜子 (ID: e.VqsKX6)
- 参照: http://いぇい
あれから4日が経った
田野はしばらく来てない、おなじクラスの私は
今日の昼休みに
「絶対来なさいよ!!サボったら許さないからね」
「…そんなこと言われてもさ…恋乃姉に失礼なこと言っちゃったし見せる顔もねぇよ」
と、漫画のキャラクターの絵をスラスラ描きながら田野は目を合わさずに言った
「その絵を破ってやるわよ。それに、恋乃姉だって心配してるんだからさ」
「…よしてくれよ、嘘は…」
私は少しイライラした
「恋乃姉が言った通り信じない馬鹿だな…。信じてよ恋乃姉のことあたしのこと…」
「…わかったよ、行けばいいだろ部活…」
ぶっきらぼうに田野くんは また目を合わさずに絵を描きながら言う。
- Re: われこそは青春真っすぐdramaticクラブ!! ( No.8 )
- 日時: 2014/05/19 18:46
- 名前: 姫音桜子 (ID: e.VqsKX6)
- 参照: http://いぇい
部室の窓からは小さな淡いピンク色の桜が降っていた
田野くん以外の部員は、田野くんが来るのか来ないか
ずっと、不安でいっぱいだ。
「……」
「ごほん、…ねねあたしねいい事思いついた!!みんなで福里くんを観察しょう!!」
「…部長、こんな時に馬鹿なこと言わないでください」
部長は冗談よとか言おうとした瞬間
部室のドアがガラガラっと開いた
「俺、それいいと思う」
田野くんだった。
- Re: われこそは青春真っすぐdramaticクラブ!! ( No.9 )
- 日時: 2014/05/21 11:22
- 名前: 姫音桜子 (ID: e.VqsKX6)
- 参照: http://いぇい
たちまち静かな間が流れた
「な、なんなんだよこの空気」
田野はツッコミをしてくれてよかった
「え、え…じょ、冗談で言ったんだけど」
と、流石に言った部長でも驚いた。
真面目さんの田野がそんなこと言うなんてありえなかったよ
「本気で答えたつもりなんだけどな」
彼は自分のメガネの位置を直して恥ずかしがってた。
「…でもさ、俺あいつのこと信じたいって思ったんだよ。だから、本当のこと知りたいんだ」
天パの髪の毛でよく顔は見れなかったけど
前のこと、ちゃんと反省したみたい。
「…あ、そ…じゃあ、みんなカバン持って校門行くわよ」
恋乃姉がなぜかそんなことをいいはじめた
なんでだろうと一瞬思った
「なんで、校門に?」
そっと、自然に八木沢が聞いてくれた
「当たり前だろ、尾行するために決まってんじゃん」
恋乃姉が輝いて見えたのは気のせいか、いやわからない
窓からの光が反射したのかも
校門なう。
帰宅部が帰り始めた、こそこそとこっちを見て話してる生徒達がいた…恥ずかしい
「ち、なに見てんだよ」
部長は人間観測に慣れているから邪魔されたらキレるタイプだと今気づいた
「こういうのいつも長瀬してるのか…まったく、不思議だな」
そう言っている間に福里くん発見
「こんにちは…」
無理矢理笑った顔で福里くんは挨拶する
なんだかこちらは複雑だ。
「「「こんにちは」」」
こちらも部員全員で笑顔を作った
福里くんは、そのあと風に逆らって背をこちらに向けて学校を出た……その6分後
「よし、いけ尾行開始!!」
興奮MAX部長が走り出した
私達は追いかけるしかなかった。
- Re: われこそは青春真っすぐdramaticクラブ!! ( No.10 )
- 日時: 2014/05/21 11:17
- 名前: 姫音桜子 (ID: e.VqsKX6)
- 参照: http://いぇい
「よーし、どっかにこっそり隠れろ福里くんとの距離400歩」
やけに生き生きした部長が目をキラキラさせた
「…恋乃姉、本当にやるんですか?」
私はハエの飛ぶ音ぐらいの声で恋乃姉に聞いた
「仕方ないだろ、これも部活動の一個の練習として真剣にやるしかないし…長瀬に1回言ったことは取り戻せないからさ」
飽きれた顔をしながらすっと言う先輩がかっこいい
「押さないで田野くん…」
「ごめん八木沢」
必死に後輩のことを見る田野くんも…かっこいいと一瞬おもったけど、内容をよく考えると馬鹿らしいこと
してるんだよねって思い出した
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