コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 記憶をなくした魔法使い*.。・゜*.。・゜*.。・゜
- 日時: 2015/01/05 20:50
- 名前: 莢咲フレイ ◆4z4yLUbQKo (ID: jyOVwInT)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=36506&p=2
∮——————————————————————————∮
・・・ふわりと陽射しが差し込んでいた。
眩しい。
目を開けると 違う世界があった。
———それで?
———・・・・それから?
いつからだろう。
*記憶の一部が抜け落ちている*
ことに気付いたのは。
皆様のおかげで参照40000(4万)を突破した
小説は、URLより見ることができます
∮——————————————————————————∮
作者挨拶>>1
目次
主な登場人物 >>2
アストロロジー(魔法能力の説明) >>4
第一章 ∮花∮
プロローグ 〜魔法〜 >>3
第一話 【一輪の花弁】
*目覚め* ・>>5-12
*記憶喪失* ・>>14
- Re: 記憶をなくした魔法使い 【移動した!】 ( No.2 )
- 日時: 2015/01/05 20:55
- 名前: 莢咲フレイ ◆4z4yLUbQKo (ID: jyOVwInT)
*登場人物紹介*
第一章 ф花ф 主な登場人物 **の中はアストロロジー
嬉野 風花 huuka uresino *光*
穏和で、優しく明るい小学六年生。
自分で自覚していないが、美人で、雰囲気から感じられないが、ソフトボール部の副キャプテン、ショートという、爽やかなかなりのスポーツ少女。
立花 光輝 kouki tatibana *風*
一見クールで無愛想に見えるが、女子にやさしく面白い小学六年生。
男子も認める容姿の良さと、頭の良さ、野球部副キャプテン、ピッチャーの運動神経バツグンの颯爽とした最強少年。
蓮見 冬華 touka hasumi *陽*
美山 くるみ kurumi miyama *花* (藍)
中条 誠也 seiya nakajou *雷* (雷属性は誠を大切にしている)
黒月 瞬 syunn kurotuki *現*
此花 海斗 kaito konohana *清*
真田 世梨 seri sanada (昭)
泉田 香澄 kasumi izumida (尾)
→そのほかの、野球部・ソフトボール部のスタメン表>>13
*登場人物のきょうだい*
嬉野 柚香 yuzuka huresino
美山 ことね kotone miyama
立花 優里 yuuri tatibana
立花 雄太 yuuta tatibana
- Re: 記憶をなくした魔法使い 【移動した!】 ( No.3 )
- 日時: 2015/01/05 10:16
- 名前: 莢咲フレイ ◆4z4yLUbQKo (ID: jyOVwInT)
プロローグ *魔法*
人の内側に秘められたものが
開かれたとき、
その人の花は咲き 輝いていく——
その日、琴花は 新しい「花」を見つけた。
ふわりと笑みが浮かぶ
穏和な太陽の光が降り注ぎ ゆっくりと揺れる瞳を見つめていた。
- Re: 記憶をなくした魔法使い 【移動した!】 ( No.4 )
- 日時: 2015/01/05 21:39
- 名前: 莢咲フレイ ◆4z4yLUbQKo (ID: jyOVwInT)
*アストロロジー*
この話でいう「魔法の力」のこと。
アストロロジーには、さまざまな属性があり、
近代は、色々な本属性から派生した属性がある。
元属性と呼ばれるものは、
「光 闇 火 水 地 植 風」の7属性である。
この属性と、色々な属性が合うことにより
沢山の属性が派生する。
派生する属性の例
火+火=炎
アストロロジーを使う者は、
——アストロジニアと呼ばれる——
************************************************
〜魔法属性〜
属性同士の戦いで、反対属性となるものを並べる。
ただし、反対属性となる属性同士のどちらかが力を軽減されることはない。
※また、魔法世界に、指で数えるほどしかいない特別な力を持つ者の種をあげる
*特別派生能力 (古くには存在しなかった、新しい全く違う能力、誰も持っていない能力を持った者)
*二色同族性 (通常一つの力が、二つ同時に使える)
*三色同族性 (通常一つの力が、三つ同時に使える)
*幻影系三属攻撃性 (通常一つの力が、三つ、それぞれ一つずつ使うことができる)魔王や聖王の末裔や子孫が使えることがある。稀)
*魔境秘最強能力(使える属性は一つだが、莫大な力を使える)
*魔境性秘最強三属攻撃(使える属性は三つで、さらに莫大な力を使う。
*破魔性 (この世の物とは思えない。)
*突然変異性 (魔法世界の血がつながっている家系だと自信が自覚していないのに能力が発覚した場合)
*************************************
光属性(男子の場合 聖属性)
対
闇属性(女子の場合 魔属性)
夢属性(男子の場合 幻属性)
対
現属性(女子の場合 実属性)
水属性(男子の場合 清属性)
対
火属性(女子の場合 日属性)
空属性(男子の場合 天属性)
対
地属性(女子の場合 槌属性)
氷属性(男子の場合 凍属性)
対
炎属性(女子の場合 陽属性)
植属性(女子の場合 花属性)
対
獣属性(女子の場合 動属性)
音属性(男子の場合 響属性)
対
雷属性(女子の場合 鳴属性)
颯属性(女子の場合 爽属性)
対
風属性(男子の場合 旋属性)
無属性(女子の場合 零属性)
星属性
月属性
特別属性
羽属性 真属性
魔属性 非属性
現在 全18属性
*******************************
大きく、これらの属性は、大きく6つのチームに分かれることができる。
光 闇 水 地(植) 風(空)
———————光属性のチーム
・光属性 ・羽属性
・真属性 ・火属性
・炎属性 ・雷属性
誠実さ、正義を重んじるチーム
———————闇属性のチーム
・闇属性 ・魔属性
・冥属性 ・無属性
何事にも、結果と理想を求めるチーム
———————水属性のチーム
・水属性 ・氷属性
・颯属性
———————地(植)属性のチーム
・地属性 ・植属性
・獣属性
———————夢属性のチーム
・夢属性
・現属性 ・音属性
———————風属性のチーム
・空属性 ・星属性
・月属性 ・颯属性
・風属性
- Re: 記憶をなくした魔法使い 〜アストロロジー*末裔*〜 ( No.5 )
- 日時: 2015/01/05 17:11
- 名前: 莢咲フレイ ◆4z4yLUbQKo (ID: jyOVwInT)
第一話 「目覚め」
・・・ふわりと陽射しが差し込んでいた。
眩しい。
目を開けると 違う世界があった。
*****************
目の前で 明るい灯火が揺れたような気がしていた。
(わたしは、いったい・・・なにを?)
体を起こそうとしているのに全く体がついてこない。
すると、見たことのあるような懐かしい雰囲気の少年が、ゆっくりと近づいてきて。
———それで?
———・・・・それから?
- Re: 記憶をなくした魔法使い ( No.6 )
- 日時: 2015/01/05 18:09
- 名前: 莢咲フレイ ◆4z4yLUbQKo (ID: jyOVwInT)
「がんばれーっ!!」
「いけーっ!!!」
「光輝、打て—!!」
黄色い声援が、どんどん飛んでいく。
ここは、舞星小学校、グラウンド。
暑い中、野球部の練習試合が行われていた。
赤いユニフォームを着た、野球部レギュラーメンバーが頑張っており、現在、相手の清星小学校と1点差の3対2で勝っている。
遠目に応援している(無駄に声が大きい)ソフトボール部は、先ほどまで練習を行っていたが、練習試合が始まったことで、野球部の試合を観覧することになった。
先生も職員室から出てきて、試合の様子を見守っていた。
6回裏。
後攻の、舞星小学校の攻撃。
現在は、ピッチャーにして5番バッターの、野球部副キャプテン、立花光輝がバッターボックスに居る。
野球部(&ソフトボール部)が歌う、応援歌に合わせて、光輝が打った。
セカンドゴロ。
良い音がした。
ソフトボール部女子の中から、大歓声が聞こえる。
そのままセカンドが拾ったが、ファーストにスーパースピードで走った光輝の方が先に到着して、セーフとなった。
「風花、これ、配って来て。あ、冬華、これ 清星小の、監督先生に渡してきなさい。」
と、野球部の顧問の一人である、松田先生がやってきた。
「はい」
「はーい」
先生に渡されたスポーツドリンクを手に、風花は、親友の冬華とともに、座っていた席を離れて、次のチェンジに合わせるように、野球部の元へ走り出した。
「もーう、風花こういうのすぐ引き受けちゃうんだから。」
冬華は、いまちょうど試合がいいところなのに。とつぶやく。
「だって、先生、わたしたちを、野球部の一日マネージャーにしたから…。やれって言われたことくらい やらないと、でしょう?」
笑顔で風花が言うと、
「とか言って名だけだよ、マネージャーなんて。パシリに使うんだよ」
と冬華が、ふてくされたような顔をした。
「断るのも面倒だったし、なんか走りたい気分だったから」
風花はつぶやく。
「まあねー、明日、あたしたちもポジションとキャプテン発表じゃん?ここまで頼りにされてるなら、もしかして風花、なっちゃうんじゃないの?キャプテン」
「えーっ!。そういうの向いてないの・・。ましてや松田先生は野球部の先生。指名なんかされるわけないかなって。」
「えー、絶対なると思うんだけどなあ。」
相手監督に、冬華が渡してから、野球部のベンチに風花と冬華は座らせてもらった。
「うわっ!ここ超涼しい!!」
冬華が、座るなり叫ぶ。
「だろ?おまえらんとこ涼しい?」
誠也が、意地悪くフッと笑う。
「暑いよー!」
風花が言うと、
「そりゃ、そうだろ。でも、あいつあんなに声出てるんだぜ?元気ならあそこで良いんじゃね?」
と、今、アウトになってしまった長瀬が戻ってきながらつぶやいた。
「…佐保ちゃんのこと?」
風花が呟くと
「ああ、あれ佐保だったのか」
ベンチでのんびりとお茶を口に含んだ 瞬が、知らなかった。とつぶやいた。
「えっ?」
野球部が騒然としていると、風花たちと会話をしていなかった部員たちの歓声で、光輝が戻ってきた。