コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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え、何、ここゲームなの?
日時: 2015/08/04 07:42
名前: ルナ&雅 (ID: .HkLA/wn)

はじめまして&こんにちは! 雅と申します!
今回はルナさんと合作です!

目次

キャラクター紹介 >>001

プロローグ >>002 >>003
第1話 >>004-016
第2話 >>018
第3話 >>
第4話 >>

息抜き(本編とは何の関係もない)>>017

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Re: え、何、ここゲームなの?【合作】 ( No.2 )
日時: 2015/02/02 18:58
名前: 雅 ◆zeLg4BMHgs (ID: Vj1Bc8me)

「ただいま〜」
はぁ、とため息をついて自分の部屋に入る。
ドスッとかばんを降ろすと、自分の机の上に何か封筒がおいてあるのが見えた。
「何だ、これ」
開けると中にはCDのようなディスクと紙切れが入っていた。
『センジツオカイアゲイタダイタゲームノトクテンヲオトドケシマシタ』
「……カタカナしか書けないのか、こいつ……」
発展途上国からかな、とつぶやいてみる。
ちなみにほとんどの発展途上国は日本語をしゃべらないことを彼は忘れている。
(胡散臭いけど、特典ならやってみる価値はありそうだな。)
少年は買いたてほやほやのゲーム機にそのディスクを入れた。
真っ暗な画面に白い文字が浮かび上がる。
“ナマエヲニュウリョクシテクダサイ”
「またカタカナか、漢字使えよ…………ユ、ラ、ン、と」
“ユランデヨロシカッタデショウカ?”
“YES/NO”
「読みにくいし……YES、と」
文字が消えて、ゲームがはじま……。
「え?」
次の瞬間、コントローラーだけが、コトリ、と音を立てて落ちた。

Re: え、何、ここゲームなの?【合作】 ( No.3 )
日時: 2015/02/02 21:49
名前: ルナ (ID: OkLgAh3z)

私も書いちゃうです!いきなりの駄文に;
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「ふーん、これがゲームねぇ・・・」
私が家に帰宅し、母親がこの前買ったゲーム機の特典らしいと渡して来たのはよくわからないゲームソフトだった。私にもよくわからないし、体験版とかそのあたりかなぁとか思ったり。

「ま、暇だしちょっとやって・・・


あれ、なにこれ?」
ゲームソフトのパッケージを開けると出てきたのは紙。私はとりあえず読んでみた。
「えっと・・・センジツオカイアゲイタダイタゲームノトクテンヲオトドケシマシタ・・・なにこれ、カタカナばかりじゃん;」
読みにくい!なんなのこれ;;
と、とにかくとにかく!!やってみるほかないよね!

買ってまだ何も使っていなかったゲーム機にソフトを入れ、電源をつけた。
『ナマエヲニュウリョクシテクダサイ』
「うわっ、またカタカナ・・・」
名前・・・私のそのまんまの名前でもいいかな?いや、でもそのままの名前じゃなくて・・・そうだ!



「ラピスラズリの最初の三文字を取って[ラピス]!!うーん、我ながらいい名前♪」
入力、入力っと♪
『ラピスデヨロシカッタデショウカ?(YES/NO)』
「だから何故にカタカナ・・・これを作った人に意図を聞いてみたいよ;で、YESと!」
どんなゲームなんだか知らないけれど、楽し・・・み・・・?

「ちょ!?なんなのこれぇぇぇぇぇぇ!!?」

それは一瞬の出来事だった。いつの間にか[ラピス]は消え、そこに残ったのは何故か、ゲームのコントローラーだけだった・・・

Re: え、何、ここゲームなの?【合作】 ( No.4 )
日時: 2015/02/03 18:41
名前: 雅 ◆zeLg4BMHgs (ID: Vj1Bc8me)

「ん……」
気がつくと、そこは見知らぬ部屋のベッドの上だった。
部屋には窓が一つと扉が一つ、テーブルとミラーボールといすが一つずつ。
壁も床も木材でできているらしい。
窓も木枠にガラスがはまってるだけだし、ミラーボール意外は全部木なのかな?
「どこだ、ここ……そしてなぜミラーボール……」
むくり、と起き上がりドアを開ける。
廊下には突き当たりに階段があり、そして3つほどドアが並んでいる。
「……どこだ、ここ……」
“階段を下りますか?”
「……今どこからか神の声が……」
“降りるかって聞いてるの! 降りないならさっさと寝ろ!降りろ!破裂しろ!”
「降ります!」
……どうやら神は機嫌が悪いらしい。
『降りろ!』って行ってるけど、降りないって行ったらどうなってたんだ?
どうやら今は神の声を気にしてツッコんでる場合ではないらしい。
階段を下りると何やら広いホールみたいな部屋。
“受付に行きますか?行きますね?行きますよね??”
「……」
“で、着いたら盗賊になりますって言うんだよ?”
別に盗賊になりたくないし。
“言・う・ん・だ・よ?”
「……はい」
結構強引に進むなぁ。
「いらっしゃいませ、ここは……」
“盗賊!盗賊ったら盗賊!”
「うるせぇ!」
「お客様?」
セリフだけ聞くと普通に質問しているように見えるが、受付嬢の顔に「何?この人」と書いてある。
「あ、すみません。ちょっと連れと話してたもんで。
……エア連れに」
“イタい子乙”
……まじうるせぇ。
言わないけど。
「ここは職業(もどき)を決める場所です。あなたは……盗賊でいいですよね」
また盗賊かよ……俺戦士がいいんだけど。
「えっと、他にないんですか?」
「はい」
強制なのか。
“よし、あとは仲間作って、バケモン倒して、終わり!”
「適当だな!?」
“じゃあ神の声もそろそろ退散するわ”
頼むから早くそうしてくれ。
“じゃ、バイナラ〜”






“あ、そういえばここ君の家に届いたゲームの特典の中だよ”
「今!?」

Re: え、何、ここゲームなの?【合作】 ( No.5 )
日時: 2015/02/04 18:21
名前: ルナ (ID: OkLgAh3z)

『ほら〜、早く起きろ!!』
・・・なによぉ・・・もうちょっと寝かせてよ〜・・・
『そんなに言うんなら・・・!!!』
コショコショ・・・
「くしゅんっ!!!」
私は自分のくしゃみで起きた。
何!?こゆり!?てか、自分のくしゃみで起きるって・・・

『さあ、今すぐ廊下突き当たりの階段を降りなさい!!』
「いや、 ち ょ っ と 待 て や;いきなり?ねえ、いきなりだよね?」
『今すぐ降りなさい降りなさい降りなさい降りなさい降りな(ry』
あ〜うるさいうるさいうるさい!!!なんなの!?っていうか、何故に命令口調?
『私は神です』
「普通にさらっと言っちゃったよ、この人!?」

訳わかんないよ;

『さあ、降りなさい!!』
「はい、はい、わかりましたーわーなにがあるんだろー」

『こらっ!!棒読みすんなし!!!』
うーん、この人本当に神様?
全く信憑性がないんだけど;
・・・まあ、とりあえず階段降りてみるかな。

「で、降りて何しろと?」
『うーん、ま、自分で考えて♪』
「ふっざけんなぁぁぁぁぁぁぁ!!?」
は!?自分で考えろ!?神のくせにふざけんなよ!!
『ほら〜心の声が毒舌になってるよ〜、はい!落ち着いて〜』
「落ち着けるかぁぁぁぁぁぁ!!?」

「・・・あのぉ、お客様?」
あぐっ、しまった、いつの間にか人のいるところに来ちゃったみたい。
今、私のことすごく変な人だって思われてるよね・・・

『ぶっふぉwwwwww』
「てめっ・・・あ」
うう、出来ない。一言ガツンと言ってやりたいのに・・・
「あの、ここは?」
「ここは職業(もどき)を決める場所です。」
「職業・・・?」
職業って・・・どんなのだろう?

「あなたは剣士でいいですね?」
「はっ!?剣士っていうか[あなたは]って・・・」
『あー、一ついい忘れてた。君が目を覚ます約20分前にも一人、来てるんだよね〜』
え?ちょっと待って?

『で、仲間作っちゃってぱぱーっと怪物倒して、終了!』
「ぱぱーっとって;」

『んじゃ、そろそろ行くわ』
「とっとと消えろとっとと消えろとっとと消え(ry」←小声

『あーーーーーーーーーーーっ!!!』
「!?何!今度は何!」

『またいい忘れてた。ここ、ゲームの中ってことで。よろしくね〜』
「やっぱ、ふっざけんなぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

なんなの、こいつ;やっぱり神様じゃないよね!?

『んじゃぁね〜』
「ちょっ!?待っ・・・」

「まだ聞きたいことあるんですけどぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

はぁ・・・何故にこうなったし;

Re: え、何、ここゲームなの?【合作】 ( No.6 )
日時: 2015/02/05 15:41
名前: 雅 ◆zeLg4BMHgs (ID: Vj1Bc8me)

「どうしろっていうんだよ……」
人々が集まると聞いて酒場らしき場所にやってきたが、当然俺は未成年なので飲めない。
というわけで、何もできない。
“安心たまえ!”
「消えろ」
“現実から来たのはお主だけじゃないのよん。じゃ、永遠にバイナラ〜”
「そんだけか」
本当に何なんだ、あの声は。
『すみません』
後ろからすごい透明感あふれる声が聞こえてきた。
「何ですか?」
誰もいない。
「……」
まったく、神の声の次は誰なんだ!!
乱暴に水の入ったコップを置いた。
「みゃぁ〜……」
気の抜けたような声。
足首に当たるふさふさ。
「みゃぁ〜?」
足元に、ふっさふさの毛並みの青い猫。
「かっ……」
ふわぁ〜とあくびする猫。
「かっ……」
「ふみゃ?」
「かわいいぃぃ!!!」
ぎゅうぅとだきしめる。
しかし、するっと腕の間をすり抜ける。
そしてそのまま、ダッシュ!!
「あー……」
嫌われたぁー!!
「よく考えたら俺、現実のほうでもあんまりネコには懐かれなかったしな!」
開き直ってから、自分で落ち込む。
みゃぁ〜、とまたひと鳴き。
振り返ってみると、ネコは少女の足元にいた。


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