コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 今日も部活は大騒ぎっ!
- 日時: 2015/07/14 01:25
- 名前: きらめき (ID: t7vTPcg3)
知ってると思う人は…すみません…
【名前】杉原莉乃♀
【性格】鈍感。優しい。友達思い。
【容姿】ポニーテール。茶髪。
【その他】中二。日常部部長。
【名前】相島鷹♂
【性格】ツンデレ。ちょっと強引。
【容姿】赤髪。アホ毛がある。
【その他】中二。莉乃と同じクラス。日常部所属。
【名前】杉谷夕陽♂
【性格】クール。落ち着いてる。冷静。
【容姿】茶と黒が混ざった感じ。休日は眼鏡をかけている。
【その他】中二。莉乃と同じクラス。生徒会副会長。日常部所属。
【名前】日野凪♂
【性格】優しいけど、毒舌。ちょっと真面目。
【容姿】白髪。目の色がスカイブルー。
【その他】中一。莉乃の後輩。日常部所属。
【名前】岡島雷♂
【性格】優しい。お人好し。人見知り。
【容姿】青色の髪。片方の目を前髪で隠してる。
【その他】中一。莉乃の後輩。日常部所属。
【名前】杉原陸♂
【性格】冷たい。毒舌。鋭い。
【容姿】水色の髪。寝癖がちょっとある。
【その他】中一。莉乃の(義理の)弟。日常部所属。
【名前】佐久間吹雪♂
【性格】明るい。だらけてる。本番で、いつも成功する。
【容姿】黒髪。サラサラ。
【その他】中三。莉乃の先輩。日常部副部長。
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- Re: 今日も部活は大騒ぎっ! ( No.43 )
- 日時: 2015/08/24 00:27
- 名前: きらめき (ID: KQ9whZis)
シリアスになってしまった…(・□・;)(;・□・)
28.逃げるしかないしね!
陵牙「そいつらは、僕の執事達だよ。ゴツいのも入れば、細身だけど強いのも
要るからね!」
私は、近づけなかった。いや、動けなかった。
陵牙「ねーえーさん♪」
莉乃「!」
陸「姉貴!」
皆、戦ってるのに、私は見てるだけ?
陵牙「気持ちよくしてあげるからね…♪」
莉乃「いや…やめて…!」
陵牙「突き飛ばしたって無駄だよ。片手で姉さんを止められちゃうもん♪」
莉乃「っ…」
陵牙「姉さんの首、綺麗…。ちゅ…ちゅ…」
キスしてる…!?私の首に!?
莉乃「やめて!」
凪「先輩!」
陵牙「ねぇさん…」
肩を出させて…何するの…?こんなの陵牙くんじゃないよ…。
陵牙「ん…ちゅ…ん…ん…」
莉乃「っ…!」
吹雪「莉乃ちゃん!」
雷「莉乃先輩っ!」
陵牙「んー…?うるさいなー…。ぺろっ」
莉乃「〜〜〜!」
やめて…嫌だ…。
陵牙「あいつら、殺られないな〜…。あんまり、姉さんに酷いことをしたくない
のになぁ…」
怖い…誰か…!
陵牙「姉さん、ごめんね。耳、舐めちゃうよ♪ぺろっ…ぺろっ…ちゅ…」
莉乃「やめ、て…嫌だ…。陵牙くん…前の陵牙くんに、戻って…」
陵牙「これが僕だよ、姉さん。いや、莉乃♪ぺろっ…ちゅ…ちゅ…」
莉乃「誰か…助けて…」
鷹「っ…莉乃!」
夕陽「杉原…!」
陵牙「ん?弱まってきた…♪」
見たくない光景、見られたくない光景…。男子達は蹴られそうになったり、
殴られそうになりながらも、頑張っていた。それなのに、私は…
陵牙「姉…さん…?」
私は…
鷹「う…」
夕陽「カハッ…」
凪「うっ…」
雷「うわっ…」
陸「ぐっ…」
吹雪「っ…」
私は陵牙くんの手を振り払った。
陵牙「振り払えた…!?」
莉乃「陵牙くん」
ペシッ!
陵牙「…」
莉乃「こんなことするの…陵牙くんじゃない」
私は走って…
執事A「うっ…!」
執事B「グハ!」
執事C「っ…」
鷹くん達に言った。
莉乃「逃げるよ!」
男子全員「うん!」
取り敢えず、逃げるしかないしね。
続く
- Re: 今日も部活は大騒ぎっ! ( No.44 )
- 日時: 2015/08/24 00:58
- 名前: きらめき (ID: KQ9whZis)
29.保健室!
莉乃「保健室、見っけ!」
ガラッ
莉乃「ふぅ〜…なんとか、なったかな?」
鷹「本当、危なかった…」
夕陽「ああ…」
凪「想像以上でした…」
雷「死ぬかと思いました…」
陸「本当、ヤバイ…」
吹雪「殺られる…」
じゃない!手当てしないと…!
今、見たところ…鷹くんは腕にアザ二つ、夕陽くんは手の甲とほっぺに切り傷、
凪くんは膝と太股にアザと切り傷、雷くんは手首にアザとほっぺを叩かれた後、
陸は肩と足にアザが多数ある、吹雪先輩は足に切り傷と太股、腕にアザ。
結構、痛かっただろうな…。
莉乃「皆、ジッとしてて!手当てするから!」
と言って、私は手当てをした。
十五分ぐらいに終わる。
莉乃「終わった…」
陸「それより姉貴は大丈夫なのか?」
莉乃「何が?」
雷「さっき、夕陽先輩の弟に…」
莉乃「あ…」
耳とか肩とか首とか…舐められたり、キスされたっけ…。
莉乃「今、忘れたい…!」
吹雪「怖くなかった?」
莉乃「…怖くなかった、と言えば嘘になりますし、怖かった、と言えば皆に心配
かけちゃうし…」
何も言えないかも…
鷹「でも、お前は頑張ったな」
ポン…と私の頭に鷹くんの手がのった。
凪「先輩は凄いです」
莉乃「凪くん…」
夕陽「本当に陵牙が済まない」
莉乃「夕陽くん…夕陽くんのせいじゃないよ!誰のせいでもないよ!」
でも…
莉乃「でも…私じゃないのに早く気づいてほしかった!」
男子全員「!?」
莉乃「私、凄く心配したんだから…」
涙が溢れ出てくる…
莉乃「なんか、いなくなっちゃう感じがして、怖くて…でも、本当に無事で…
ホッとした…」
陵牙「・・・」
続く
- Re: 今日も部活は大騒ぎっ! ( No.45 )
- 日時: 2015/08/25 18:01
- 名前: きらめき (ID: KQ9whZis)
30.思いは…
ガラッ
陵牙「姉さん」
莉乃「陵牙くん…」
陵牙「姉さんはなんで、そいつらなんかと喋ってんの?」
莉乃「そいつらって言わないで。陵牙くん…前の陵牙くんに戻ってよ…」
陵牙「姉さん、これが僕なんだよ」
違う…違う…!陵牙くんは、もっと優しくて、笑顔が素敵だった…。
私は、皆の前に立つ。その場にいた全員、ビックリしてた。
陵牙「姉さん、何やって…」
莉乃「私は、バカアホドジマヌケな女の子だけど!いいところは多分ある!」
鷹「なんだよ、それ…」
凪「先輩らしいです。でも、まさか自分が、バカアホドジマヌケと言うことを
分かってたなんて、ビックリです」
莉乃「酷いよ!」
陸「姉貴は、ただのバカかと…」
莉乃「陸まで!?」
皆…酷い…。シクシク…。
陵牙「…大体、そんな奴らの、どこがいいの?」
莉乃「そんな奴らって、皆のこと…?」
陵牙「そうだよ。僕とそいつら、どっちが大切なの!?もちろん僕だよね?
ねぇ!そうだよね!?」
そう言うと、陵牙くんは私に近付いてきた。
姉さん、姉さん…と何回も言いながら…。
陵牙「姉さん、僕は姉さんのことが好きなんだよ。好きすぎて、他の人と
話してるとこ、見たくないの。姉さんは、なんで、そんなに鈍感なの?」
目の前に立った陵牙くんは、まるで感情が狂気になってしまった人形みたいだった
陵牙「姉さん、結局、誰が大事なの?」
莉乃「………私の…大事な人は…………皆だよ」
陵牙「…は、はぁ…?」
莉乃「私は、家族も友達も先生も…皆、皆、大事な人だよ。陵牙くんだって、
鷹くん達だって、私の………大事な人だよ」
それが、私の答え。
陵牙「んだよ……それ……」
ポロッ…
陵牙「なんだよ……それ…!僕のことなんか、もう思ってないくせに…!」
涙を流した陵牙くん。それを見ている私達。そして、何も出来ない私。
私は一人の少年を見ていることしか出来なかった。
続く
- Re: 今日も部活は大騒ぎっ! ( No.46 )
- 日時: 2015/08/26 00:04
- 名前: きらめき (ID: KQ9whZis)
31.愛情表現=?マーク
陵牙「姉さんも…お母様と同じだ…」
お母様?って、多分、夕陽くん達のお母さんだよね?
なんで、私が夕陽くん達のお母さんに、似てるんだろう…?
陵牙「そんなこと言って、嘘をつくんだ…」
莉乃「夕陽くん、どういうこと…?」
夕陽「あいつは、なかなか母さんに甘えられなかったんだ」
莉乃「お母さんに…?」
夕陽「ああ…。俺の時は、まだ仕事とか忙しくなかったが、陵牙が産まれた直後、
急に忙しくなった。それで、小さい頃、なかなか母さんに甘えられなかったんだ」
そんなことが…。
陵牙「お母様も…姉さんみたいなことを言ってた。皆、大事。陵牙のことも大事
だよって…。でも、嘘だよ。絶対、嘘のことを…」
ぎゅ…
陵牙「!?」
莉乃「そっか、辛かったんだね…。でも、大丈夫だよ。陵牙くんのお母さんは
ちゃんと、陵牙くんを大事に思ってるから」
陵牙「嘘だ…!」
莉乃「本当だよ。陵牙くんのこと、大嫌いって言ってた?あんな子要らないって
言ってた?」
陵牙「ううん…言ってなかった…」
莉乃「なら、大事に思ってるよ」
陵牙「でも…」
夕陽「こいつの言う通り、本当だ」
夕陽くん…。
夕陽「母さんは、俺達、家族をちゃんと思ってる。陵牙のことも大事と言ってた」
陵牙「…」
ガラッ
吹雪「うわぁ〜…また出た」
莉乃「先輩…」
??「陵牙、何をやってるの?」
陵牙「お母様…」
夕陽母「学校を、いきなり休校にしたのは、貴方だったのね…」
陵牙「…」
夕陽母「…陵牙、貴方の気持ち、分かったわ。でも、人を巻き込まないことね」
陵牙「…はい」
陵牙くんとお母さんは、帰ってった。夕陽くんは、黙って見ていた。
しばらく、沈黙が続いた。でも、吹雪先輩が沈黙を破り、皆、帰った。
私は陸に先に帰ってもらうよう、お願いした。そして、夕陽くんと私だけ残った。
莉乃「夕陽くん、色々、思ったことが合ったんだけど…」
夕陽「ああ、なんだ?」
莉乃「陵牙くんって、その、なんと言うか…なんで、私に、あんなことしたのかな
って思って…」
あんなことは体育館で合った出来事だ。まだ、私の頭には"?マーク"が
合ったからだ。
夕陽「…あいつは、あいつなりの、愛情表現だったかもしれないな」
莉乃「あいじょーひょーげん?」
夕陽「それが、お前と俺の母さんを重ね合わせて、泣いたのだろう。俺には
どう、たどり着いたら泣くのか、分からん」
私には、まだ"?マーク"しかなかった。
続く
- Re: 今日も部活は大騒ぎっ! ( No.47 )
- 日時: 2015/08/26 14:00
- 名前: きらめき (ID: KQ9whZis)
最近、文字数がヤバイ…&陵牙の話が終わったが夕陽の話が…(・□・;;)
32.いきなりの…
莉乃「屋上だ!」
夕陽「休みだからといって、暴れるな」
莉乃「暴れてない!」
学校での事件が多分、終わった!それで、私と夕陽くんしかいないので屋上に
来ちゃいました☆
莉乃「やっぱり、最近は暑いねー!」
夕陽「ああ」
莉乃「そうえば、夕陽くんと初めて会ったときも、ここだったよね〜!」
夕陽「確かに、そうだな。何故か懐かしい…」
莉乃「私も思った!最近、つくったばかりなのに、懐かしいって思うんだよね!」
夕陽くんと二人だけで喋るって、初めてかな…?
いや、二、三回ぐらいは合った。
夕陽「本当に陵牙がすまなかった…」
莉乃「えっ、いや、気にしてないし!大丈夫だよ!」
まぁ、首とか肩とか、舐められたけど…。
夕陽「本当にごめん…」
莉乃「本当、大丈夫だから!」
夕陽「…」
莉乃「…」
沈黙が痛い…。
夕陽「ボソッ)莉乃…」
莉乃「えっ…」
夕陽「……!?//」
今、莉乃って…。
夕陽くんは無意識に言ってしまったらしく、顔が真っ赤だった。
莉乃「あの、夕陽くん。今、莉乃って…」
夕陽「…呼んでない」
莉乃「呼んだでしょ!」
夕陽「呼んでない」
莉乃「呼んだ!」
夕陽「呼んでない」
莉乃「呼んだ!絶対、呼んだ!」
夕陽「分かった。呼んだ」
やっぱり!呼んだんだ!
莉乃「私、莉乃って呼んでくれると、嬉しい!」
夕陽「っ…。分かった…///」
また、真っ赤…。なんか、近づいた気がする。
莉乃「あ、もう12時か。夕陽くん、帰ろ!」
ドアの方に向かって私は歩いた。でも、夕陽くんは歩かなかった。
莉乃「夕陽くん?」
夕陽「…」
莉乃「どうしたの?ゆうh「好きだ」
夕陽くんは私の目を見て言った。
莉乃「私も夕陽くんのこと好きだよ。だって、友達だから!」
夕陽「友達の好きではない」
莉乃「どういうこと…?」
夕陽「恋愛感情の好きと言う意味だ」
莉乃「恋愛…感情…?」
夕陽「特別な意味のことだ」
莉乃「特別…?」
夕陽「ああ…」
私は固まる。夕陽くんは真っ直ぐ私を見る。そして…
_____動き始める。
続く
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