コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 今日も部活は大騒ぎっ!
- 日時: 2015/07/14 01:25
- 名前: きらめき (ID: t7vTPcg3)
知ってると思う人は…すみません…
【名前】杉原莉乃♀
【性格】鈍感。優しい。友達思い。
【容姿】ポニーテール。茶髪。
【その他】中二。日常部部長。
【名前】相島鷹♂
【性格】ツンデレ。ちょっと強引。
【容姿】赤髪。アホ毛がある。
【その他】中二。莉乃と同じクラス。日常部所属。
【名前】杉谷夕陽♂
【性格】クール。落ち着いてる。冷静。
【容姿】茶と黒が混ざった感じ。休日は眼鏡をかけている。
【その他】中二。莉乃と同じクラス。生徒会副会長。日常部所属。
【名前】日野凪♂
【性格】優しいけど、毒舌。ちょっと真面目。
【容姿】白髪。目の色がスカイブルー。
【その他】中一。莉乃の後輩。日常部所属。
【名前】岡島雷♂
【性格】優しい。お人好し。人見知り。
【容姿】青色の髪。片方の目を前髪で隠してる。
【その他】中一。莉乃の後輩。日常部所属。
【名前】杉原陸♂
【性格】冷たい。毒舌。鋭い。
【容姿】水色の髪。寝癖がちょっとある。
【その他】中一。莉乃の(義理の)弟。日常部所属。
【名前】佐久間吹雪♂
【性格】明るい。だらけてる。本番で、いつも成功する。
【容姿】黒髪。サラサラ。
【その他】中三。莉乃の先輩。日常部副部長。
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- Re: 今日も部活は大騒ぎっ! ( No.38 )
- 日時: 2015/08/21 00:46
- 名前: きらめき (ID: KQ9whZis)
23.結婚!?
陵牙「姉さん、結婚してください。無理なら、恋人から始めましょう!」
一同「は?」
莉乃「えっ?」
何で、こんなことになったかと言うと…。十五分前。
莉乃「ふぁ〜…眠い…」
吹雪「莉乃ちゃんが眠いなんて、珍しい…」
莉乃「実は昨日、雛が急に家に来て、学校のプリンスさまのアニメを今日中に
見てって言われて…。それで寝るのが遅くなっちゃったんです…」
吹雪「へぇ〜、いつも何時に寝てるの?」
莉乃「いつもは十時半なんですが、昨日は十二時前に寝ました…」
吹雪「寝るの早くね?」
ガチャ
ユエ「杉原さーん!」
莉乃「先生っ!?どうしt「結婚するんですか!?」
・・・?どーゆーこと?
ユエ「結婚するんですか?」
莉乃「先生、落ち着いて…。例え、ここが部室でも、そんな大声で言ったら、
聞こえちゃうよ。と言うか、私、結婚しませんし」
しかも、私のお父さんが、うるさいし。
ユエ「え、えぇ…」
莉乃「先生、えぇ…は、こっちの台詞です…」
ユエ「で、でも…手紙が…」
一同「手紙?」
陸「手紙って、何の?」
ユエ「えっと…書いた人は分かりませんが、こんなことを…」
鷹「先生、貸して」
ユエ「あ、はい…」
どんな内容だろって、皆の背が大きくて、見えない…!
鷹「嘘…だろ…?」
凪「これ、本当ですか…?」
雷「…」
陸「姉貴、何、やったんだ…?」
吹雪「これって…」
夕陽「ああ…」
?何だろ…
莉乃「皆、どうしたの?」
鷹「これ」
鷹くんも、皆も顔が真っ青…。一体、何が…?
凪「読んでください」
莉乃「う、うん…?えっとー…『杉原莉乃様。僕と結婚してください。もしくは
付き合ってください。答えは、この二つです。貴方が読んだら、僕は行きます。
そしたら、答えてくださいね。』…何、これ」
本当に何これ。真っ青になりたいの、私なんだけど。
莉乃「じゃ、なくて、ユエ先生、これって?」
ユエ「今日、校長がいきなり渡してきて、杉原莉乃さんの方によろしくって、
それで、中身の手紙を見たら、それが書いてあって…」
一番、テンパりたいの、私だよ!!
マジで何これ?何?私、誰かと結婚の約束でもした?いやいや、してないしてない
してたら、私のお父さんが覚えてるし…!
ユエ「杉原さん…」
莉乃「…」
鷹「お前が固まって、どうすんだよ!?」
莉乃「いや、固まってしまうほど、訳がわからなくて…!」
ガチャ
陵牙「姉さん、おはよう」
莉乃「陵牙くん!?」
夕陽「陵牙…」
陵牙「まぁ、姉さん。僕が単刀直入に言うね」
何だろ…
陵牙「姉さん、結婚してください。無理なら、恋人から始めましょう!」
そして、今に至ったのであった…。
続く
- Re: 今日も部活は大騒ぎっ! ( No.39 )
- 日時: 2015/08/22 02:18
- 名前: きらめき (ID: KQ9whZis)
24.what ?
ユエ「結婚、やっぱり、するんですか…?」
莉乃「いやいやいや、先生、何言ってるの!?大体、まだ私、中学生だよ!」
陵牙「許嫁としては、駄目ですか?」
その、キラキラ+ウルッは、ヤメテホシイデス。
って、そんなことより…鷹くん達が固まってる!!
莉乃「しかも、結婚するなら、女性は16歳、男性は18歳ですよ!まだ、私達が
結婚する年齢じゃ…」
陵牙「分かってますよ、でも、許嫁としてなら、いいじゃないですか!」
・・・what?
陵牙「やっぱり、駄目…なんだ…」
ウルッは、やめて、何か、私が悪いみたいじゃん…!
陵牙「姉さん、手紙の内容、読みましたよね?」
莉乃「うん…」
陵牙「それ、多分、姉さんは分かってないと思いますが、僕ですよ」
・・・what ?←(本日二回目)
いや、本当に、これ陵牙くんが…?
夕陽「お前、許嫁は、違う人だろ」
鷹「夕陽、知り合いか?」
夕陽「知り合いではなく、弟だ」
莉乃、夕陽以外「弟!?」
莉乃「私も驚いたよ…」
でも、夕陽くんが言う、違う人って…他の許嫁、だよね。多分…
陵牙「ん?他の許嫁だったら、やっぱり、好きな人いたよ」
やっぱり…?
陵牙「とにかく、姉さん」
莉乃「へ?」
陵牙くんが私に抱きついた。
男子達「なっ…!」
ユエ「!?」
莉乃「…?」
陵牙「姉さん…」
その言葉は、凍り付くような言葉で、悲しそうな声だった。
私は嫌な予感を感じた。まるで…
私に関係する人達を、殺る感じだった____
陵牙「姉さん、よろしくね」
莉乃「う、うん…」
彼の笑顔は…目が笑っていなかった。
続く
- Re: 今日も部活は大騒ぎっ! ( No.40 )
- 日時: 2015/08/23 17:35
- 名前: きらめき (ID: KQ9whZis)
25.嫌な予感
莉乃「でも、陵牙くん…」
陵牙「?」
莉乃「ごめんね、私、まだ恋とか、結婚とか、付き合うとか分からないんだ」
陵牙「それで…?」
莉乃「分からないから、って訳じゃないんだけどね、まだ私には、早いかな…
って思って。だから、ごめんね」
陵牙くんは、一回うつむいて、言った。
陵牙「分かり…ました…」
私は、その消えそうな声に、何も言えなかった。
言ってしまったら、なんか…
陵牙「姉さん…?」
莉乃「!!な、何…?」
陵牙「…僕、帰ります…」
莉乃「う、うん…」
陵牙「それでは…」
ガチャ
行かせてしまって…よかったのかな…?
なんか、なんか…
莉乃「嫌な予感がする…」
ユエ「杉原…さん…?」
莉乃「…」
ガチャ
千秋「りーーーーーのーーーーー!」
ギュゥゥゥ!
莉乃「ぐるじぃ…ぢあぎ…」
千秋「あ、ごめんごめん!さっきさ〜、小学生の男の子が、ブツブツ言ってたんだ
よね〜。詳しくは聞こえなかったけど☆」
陵牙くん…やっぱり、気にしてるよね…。
雛「あれはいわゆる…ショタね」
全員「ショタ?」
雛「そう!あーゆー、ショタは腹黒い!もしくは小悪魔!それがアリアリなの!」
私達、その場にいた全員、雛の話しを聞いてた。
陵牙くんが計画したことなど、知らないで…
続く
- Re: 今日も部活は大騒ぎっ! ( No.41 )
- 日時: 2015/08/23 22:31
- 名前: きらめき (ID: KQ9whZis)
26.出来事は次の日に
今日は何故か学校は休み。事情は分からない。まぁ、それはそれで嬉しいけど♪
プルルルル…プルルルル…
莉乃「雛から?なんだろ…」
ピッ
莉乃「もしもし」
雛『莉乃ちゃん、あのぉ〜さ』
莉乃「ん?」
雛『なんか、おかしくない?学校が休みとかぁ〜』
莉乃「でも、分からないんでしょ?気にしなくても…」
雛『まぁ、私の気にしすぎかもしれないけどぉ〜、おかしいと思うんだよねぇ…』
雛がここまで気にするなんて、珍しい…
雛『でも、やっぱり変なんだよねぇ…今日、学校見に行ったんだけどぉ〜、
だぁ〜〜っれも、いないんだよねぇ〜…』
莉乃「先生達も、ってこと…?」
雛『そう!あ、でもぉ〜、ユエちゃんには会ったんだよ』
莉乃「ユエ先生に会ったの?」
雛『うん。ユエちゃんも、先生達も知らないってさぁ〜』
莉乃「…」
一体、どういうこと…?先生達も知らないって…何?
なんか、嫌な予感がする…
莉乃「雛、ごめん。一回、切るね」
雛『うん!分かったぁ〜!何か合ったら、私と千秋ちゃんが行くから!』
莉乃「雛…!」
雛『じゃあね!』
ピッ
行こう…本当に何か、胸騒ぎが…
ガチャ
母「あれ…?莉乃、学校に行くんじゃないの?」
莉乃「お母さん、何言って…」
母「えっ、陸が言ってたんだけど…私の聞き間違いかしら…」
莉乃「何て言ってたの?」
母「えっとー…姉貴が学校に行けってメールが来てるからって…」
莉乃「それで!?」
母「それで…私が莉乃は家にいるでしょって言ったら、姉貴のことだから
飛び起きて来るだろって…」
何…それ…
莉乃「私、そんなこと、言ってないよ…」
母「あ、あら…そうなの?」
ガチャ!
母「莉乃!?」
私、行くときは、メールなんかしないよ!陸!
母「あとーー、他の子もーー、メールきたらしいわよーー!」
他の子…って、まさか、日常部の皆じゃ…!!!
嫌な予感は的中した。まさか…あんなことになるなんて…
続く
- Re: 今日も部活は大騒ぎっ! ( No.42 )
- 日時: 2015/08/23 23:31
- 名前: きらめき (ID: KQ9whZis)
27.予感的中というのは、こういうことだ
莉乃「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ…」
皆…皆…皆…!!!
ドン…
莉乃「あっ…」
??「っ…」
莉乃「ごめんなさい…」
??「いってー!って、お前…」
莉乃「すみません、急いでるんで…」
??「おいっ!」
私は、その呼びかけに聞こえないほど、とても慌ててた。
皆が、私の目の前から、いなくなってしまう感じがしたから。
莉乃「ハァ、ハァ、ハァ、ハァーー!着いた…」
ギギィィ…
莉乃「でも、どこにいるんだろ…」
私のスマホを見る。知ってる番号は、陸と雷くんだけ。
繋がると信じ、陸に電話する。
プルルルル…プルルルル…
ピッ
陸『姉貴か…今、どこn「陸達こそ、どこにいるの!?」は?』
莉乃「私、メールなんて、してないよ!学校のどこにいるの!?」
陸『は?メールのいう通り、体育館に来たんだけど』
莉乃「大体、陸と雷くんの番号以外、知らないし、メールなんて送ってないよ!」
陸『姉貴…?』
莉乃「私、今から、そっちに行くから!」
陸『お、おい!あねk』
プッツ
莉乃「体育館…」
私は走った。いつもより、早く、早く、走った。
莉乃「体育館、合った…」
ドアを開ける。すると…
男子全員「!?」
莉乃「ハァ、ハァ、ハァ…。鷹くん、夕陽くん、凪くん、雷くん、陸、吹雪先輩…
皆…皆…バカーーー!」
多分、人生初めて、こんな声だしただろう。でも、それほど、心配だった。
私は、涙を流しながら、怒った。
莉乃「わ、私…わだじ…うぅ、うっ…」
吹雪「莉乃ちゃん!?」
雷「莉乃先輩!?」
鷹「莉乃…!?」
夕陽「杉原!?」
凪「先輩!?」
陸「姉貴!?」
ウワーン!と泣いてる私に、皆は近づいて来た。けど、そんな瞬間が終わった。
タッタッタッタッ
莉乃「何…これ…。どういうこと?」
男子達の周りに、なんか、凄い人達が…
??「姉さん」
莉乃「陵牙…くん…?」
陵牙「姉さん…何で泣いてるの?」
莉乃「…」
私は、ペタッと座り込んでしまった。
莉乃「これ…陵牙くんが…?」
陵牙「…うん。出来れば、姉さんに見られないようにしたかったんだけど…」
莉乃「酷い、よ…何で、私になって、メールなんて…」
陵牙「姉さん、僕ね、姉さんのこと、好きなんだ。好きだけど、大好きなの。
大好きなの。大大大好きなの。姉さんが、他の男と喋ってる時なんて、見るだけで
聞くだけで、最悪だったんだよ。分かる?この僕の気持ち?こんな男子達に
しないでさ、僕にしなよ!ね?」
怖い…
夕陽「杉原!逃げろ!」
陵牙「…兄さん、いや、夕陽には死んでもらうよ♪今までありがとう。それから
日常部の人達も♪それから…さよなら♪」
当たってほしくない予感は的中してしまった。
続く
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