コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- どっちなんだろ
- 日時： 2015/07/12 09:14
- 名前： 小花 （ID: Wx.cjsE7）
突っかかってきたり
怒ったり
かとおもったら急に優しくしたり
あの子は何を考えてるんだろう
- Re: どっちなんだろ ( No.9 )
- 日時： 2015/08/02 22:15
- 名前： 小花 （ID: Wx.cjsE7）
紫「お粥、おいしい
ありがと」
桃「うん」
美味しそうにゆっくり食べている宇野ちゃんをずっと見ていたい
そうやって見とれていると
紫「よく気づいたね」
桃「ん？何が？」
紫「熱があること」
- Re: どっちなんだろ ( No.10 )
- 日時： 2015/08/03 22:37
- 名前： 小花 （ID: Wx.cjsE7）
桃「あぁ今日本読んでないときとか左手の親指握ってたのと
顔が赤かったかなって」
紫「よく見てるね」
桃「まぁ幼なじみだから」
紫「でもさぁ〜顔が赤いの熱だけじゃないかも」
少し何かを意図するような言い方は俺の心をヒヤリとさせる
気になる
紫「手」
それだけでまた手のひらを見てたことに気づく
桃「最近よく手のひら見てるなぁ」
笑った顔は引きつってるんじゃないかと
また焦る
もう手のひらは見ないように
- Re: どっちなんだろ ( No.11 )
- 日時： 2015/08/09 11:25
- 名前： 小花 （ID: Wx.cjsE7）
桃「あと変なこと言わない！」
紫「別に変な事じゃないもん」
拗ねた顔が可愛い
独り占めしたいと思う
でも、宇野ちゃんには好きなひとがいるんだもんなぁ〜
桃「熱は？下がった？」
紫「分かんない
体温計は？」
桃「あぁちょっと待って」
少し甘えた声は宇野ちゃんの武器だ
そういうときはできるだけ顔を見ないこと
桃「はい」
紫「ん ありがとう」
熱を測ってる時間は無言になる
ほとんどの人がそうだと思う
でもこの人は違うんだよなぁ〜
紫「あのさぁ〜」
桃「音が鳴るまでしゃべんないで」
紫「私の好きな人気になる？」
桃「っ！」
なんでいっつも変なタイミング…
ピピピ ピピピ
紫「37．5」
桃「まあまあだな」
紫「ねぇ、話聞いてる？」
桃「うん」
紫「じゃあ気になるの？気になんないの？」
そりゃぁ気になるに決まってんじゃん
桃「言いたけりゃあ言えば？
俺はあんまり聞きたくない」
紫「じゃあ言う」
桃「言うんかい（笑）」
笑うけど笑えてるのかな？俺
紫「秀太」
桃「なに？」
紫「違う！鈍感にも程があるでしょ」
桃「だから何？」
紫「だ〜か〜ら〜私の好きな人！」
と言いながら俺を指さす
- Re: どっちなんだろ ( No.12 )
- 日時： 2015/08/15 19:32
- 名前： 小花 （ID: Wx.cjsE7）
桃「え！？俺！？」
紫「そうよ」
いやでも今までそんな素振り見せたことあったかな
桃「いつから」
紫「私がこの前倒れたとき気づいて来てくれたでしょ
そのとき、あぁ秀太のこと好きなんかな…って」
桃「じゃあ俺より遅いな」
紫「遅いって…もしかして」
桃「そうだよ
俺も宇野ちゃんのこと好きだよ」
紫「えっ本当に？」
桃「嘘ついてどうすんの（笑）」
紫「嬉しい」
そしてとっておきの笑顔で俺に向けて笑う
チュッ
驚いた顔も可愛い
桃「ダメだった？」
わざと言わすのはちょっと意地悪だったかな
紫「だっ…ダメじゃない！
てかもっとくっついてたい！」
予想を上回る展開に頭がついていけない
桃「いいの？」
紫「いいよ///」
桃「容赦しないからね（笑）」
紫「しなくていい///」
ここまで積極的だとうれしいんだけども…
桃「熱直してからね」
紫「……分かった 早く直す」
こんなに素直な宇野ちゃんをみれて嬉しいな
これからも笑顔にしていこおっと
end
- Re: どっちなんだろ ( No.13 )
- 日時： 2015/08/16 19:26
- 名前： 小花 （ID: Wx.cjsE7）
あとがき
最後まで見てくださりありがとうございました
楽しんでもらえましたか？
他にも小説書いてるのでそっちもよろしくお願いします！
小花
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