PR
コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- ヒーロー
- 日時: 2015/10/11 10:56
- 名前: lucky man (ID: T1OugAgl)
ヒーロー。
その言葉を聞いたとき、
貴方は誰を想像しますか?
- Re: ヒーロー ( No.7 )
- 日時: 2015/10/11 11:03
- 名前: lucky man (ID: T1OugAgl)
いらっしゃいませ。
lucky manと申します。
最初のお話は
野球少女蒼空ちゃんのお話。
では、始まり始まり・・・。
- Re: ヒーロー ( No.8 )
- 日時: 2015/10/10 20:52
- 名前: lucky man (ID: T1OugAgl)
「ゲームセット!」
ウーッとサイレンが鳴る。
「ナイスピッチング、蒼空!」
「ありがとうございます。」
私、雨宮蒼空が野球を始めたのは
小学校に入ってすぐのこと。
だから7年前。
野球って面白いよ。
1つのボールを
打って、捕って、投げて・・・。
9つのポジションにも
それぞれ大事な役割があって。
仲間と声を掛け合って
勝ちを取りに行く。
野球良いよ、物凄く。
- Re: ヒーロー ( No.9 )
- 日時: 2015/10/10 21:18
- 名前: lucky man (ID: T1OugAgl)
野球の楽しさ、面白さを
私に教えてくれたのは
兄さんだった。
雨宮雅樹。
それが私の兄さん。
私が生まれた時、
兄さんは小学3年生だった。
少し年の離れた兄妹。
私は首の座らない頃から
野球の試合に連れていかれた。
田舎の少年野球チーム。
部員が足りないから
3年生の兄さんも試合に出る。
私が歩けるようになると、兄さんは
私を近所の公園に連れて行った。
柔らかいボールを投げたり
プラスチックのバットを振ったり
兄さんは中学生になっていたけど、
月に一回はこうして遊んでくれた。
もう少し大きくなると、
私は兄さんのように
野球がしたいと思い始めた。
兄さんのように、というのは
兄さんはピッチャーで
中学校ではチームのエースだった。
バッティングは少し苦手だったけど
バントは上手だった。
中学校では1年生からレギュラー。
部員15人のチームで
県大会準優勝まで成し遂げた。
そんな兄さんのように
上手になりたい。
そう思っていた。
この掲示板は過去ログ化されています。
PR