コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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クルーク魔法学校
日時: 2016/02/08 19:51
名前: ちょこちっぷ (ID: vMqsnMSf)

初めまして、ちょこちっぷと申します(*´ω`*)
初の小説なので誤字脱字が多いかもしれません…誤字脱字に気づいた方は遠慮なく言ってください!
ちなみに魔法モノのコメディなのでそういったジャンルが苦手な人、初心者の小説なんて見てられないという人はUターンをお願いします(´-ω-)

!注意!
※この小説内に出てくる「人物名・国名・地名」などは、名前をランダムに作成できるサイトにて作ったものですので名前の由来等はありません。かなり前に作成したものなのでサイト名は忘れてしまいましたが、見つけ次第URLを貼り付けておきますm(_ _)m

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Re: クルーク魔法学校 ( No.17 )
日時: 2016/02/08 19:47
名前: ちょこちっぷ (ID: vMqsnMSf)

アンジュさん

コメントありがとうございます(*゜▽゜)ノ

ぷよぷよは名前は聞いたことがありますが…よく知らないですごめんなさいヾ(・ω・`;)ノ
この小説に出てくる人物・国名・地名は全て「洋風な名前をランダムに制作する」というとあるサイトにて作成したものなので、名前の由来とかは無いです(^^♪
この事は親記事に追記しておきますね
アンジュさんの小説も是非読ませてもらいます!

Re: クルーク魔法学校 ( No.18 )
日時: 2016/02/08 19:52
名前: ちょこちっぷ (ID: vMqsnMSf)


「…で?」

突然、キオンがニヤついた顔で問いかけた。

「その子とはどういう関係?彼女?」
「えっ!?ち、違うって…ただの幼なじみだよ」
「そのリアクションは怪しすぎるんだよなぁ」
「本当に違うんだってば…あ、名簿に名前書いて花飾り貰わないと」

慌てふためくレトリックの反応を見て楽しんでいると、やっと列の先頭に来ることが出来たようだった。
キオンはなんだか色々とはぐらかされたような気分になったが(ま、いいか)と呑気に笑った。





「あ〜…列並ぶだけでこんなに疲れるなんてな」

列から抜け出す事が出来たキオンは軽く伸びをしながらため息をついた。

「仕方ないね、新入生が大量にいるんだし」
「それにしたって多すぎるだろ!レトリックの彼女…じゃなくて幼なじみ見つけられるか?」
「だから彼女じゃないってば…リンちゃんは大講堂付近で待っててくれてるはずなんだ」
「大講堂付近って言ってもかなり広いぞ?」

レトリックは少し困ったような顔で苦笑した。この人混みで、しかも皆同じ制服を着ているとなると探し出すのは至難の業である。

Re: クルーク魔法学校 ( No.19 )
日時: 2016/02/08 21:20
名前: ちょこちっぷ (ID: vMqsnMSf)


「さっきの子、めちゃくちゃ可愛かったよなぁ」

すれ違いざまの会話が2人の耳に入ってきた。
レトリックが思わず声のする方を見てみると、新入生と思わしき2人組の男子生徒が楽しげに話している。

「確かに可愛かったけど、あんな連中に絡まれるのは可哀想というか…」
「ま、美人故の災難って感じだな」

足を止めたレトリックを不思議に思い、キオンはレトリックの顔をのぞき込んだ。

「どうした?幼なじみ見つかったか?」
「いや……でももうすぐ見つかるかもしれない」
「は?」

レトリックは困惑した表情を浮かべたキオンを軽く無視して、その2人組の方へ駆け寄った。

「ちょっと聞きたいことがあるんだけどっ」

突然声を掛けられたからか2人組は一瞬驚いた表情を見せたが、レトリックが新入生だと分かるとすぐに笑顔に戻った。

「あ、もしかして俺らがさっき言ってた女の子話?」
「そう!その子について聞きたいんだけどさ…その子の外見について教えてくれない?」
「うーん…髪の毛は黒で胸元くらいあったかな。目は茶色でとにかく色白美人って感じだった。あとすっげぇスタイルが良くてさぁ…」


2人組が楽しそうに少女の特徴をレトリックに説明しているのをキオンはため息混じりで眺めていた。
(おいおい…幼なじみ探すんじゃなかったのかよ…美人が気になるのは分からなくもないけど今はそれどころじゃないだろ?)
そろそろ探しに行こうぜ、と痺れを切らしたキオンが言おうとするとレトリックは2人組にお礼を言って大講堂の裏手方面へと歩き始めた。

「これはマズい事になってるのかもしれない。とりあえずあの2人が教えてくれた場所に行こう」
「まさか例の美人の所に行くつもりかよ!?幼なじみが待ってるんだろ?せめてそっちに行ってから—」
「いや、違うんだ」

慌てて止めようとしたキオンの言葉に被せるようにレトリックは短く呟く。


「その子が…俺の幼なじみだ」



Re: クルーク魔法学校 ( No.20 )
日時: 2016/02/09 11:03
名前: ちょこちっぷ (ID: vMqsnMSf)



「お、おい…それ本当なのか?」
「別人だと思いたいけれど…」

今までにもこんな事が何度かあってね、とレトリックは苦笑する。
大講堂の裏手付近に着くとレトリックは立ち止まった。確かに数人の話し声が聞こえてくる。

「あの2人組が彼女を見たのはほんの数分前、という事はまだここにいる可能性が高いんだ。変な奴らに絡まれてたのなら尚更…」
「なるほど。それじゃあとにかく確かめに行かねぇとな!」
「いや、相手は新入生とは限らないし危ないからキオンはここで…」
「は?何言ってんだよ!」

キオンは軽く制服の袖を捲り上げて楽しそうに笑った。

「魔法使うなら俺に任せろよ。防御はアレだけど結構火力は強いし。あとお前はなんとなく弱そうだからな!」
「会ってすぐの相手に酷い事言うなぁ…っていうか駄目だよ!魔法使って学内で戦闘なんてしたら入学早々問題児認定されるって!」
「いいからいいから!」
「いや、良くないから—」

そう言ってキオンが威勢良く飛び出そうとした、その瞬間。




「Licht・Nerv(リヒト・ネルフ)」




その声がしたのと同時に周囲が目も開けられなほどの眩い閃光に包まれる。
レトリックとキオンは思わず腕で目を塞ぎ建物の壁に隠れた。

数秒程してキオンが目を開けると、レトリックは困り果てたような表情で立ち尽くしていた。

「キオン、大丈夫?」
「俺はなんともないけど…今の光はいったい…?」

レトリックは呆然としているキオンを立たせると、光の発生源の方向へと歩き出した。

「ちょっ、いま行くのは危ないぞ!また第二波が来たら…」
「大丈夫さ。もう全部終わってる」
「は…?」
「彼女だよ。俺達が探してた」

歩き始めたレトリックについて行くと、そこに居たのは青色の目の眼鏡をかけた少年と緑色の髪の毛の少年、泡を吹いて倒れている5人の新入生達、そして—


「れ、レトさん…」



黒髪を靡かせる見目麗しい少女だった




Re: クルーク魔法学校 ( No.21 )
日時: 2016/02/09 16:19
名前: cocoa ◆hPvliMS/C6 (ID: vMqsnMSf)


初めましてcocoaといいます!

前に違う名前で魔法系の小説を書いていたのですが飽きちゃって途中で終わっちゃいました…汗

魔法系の小説っていっぱいありますけどこういう設定がしっかりしたのは大好きです!

だから是非諦めないで書いて欲しいなと思いました。

あとレトさんって実況のかと思ったら名前はランダム作成のサイトで作ったんですね!

リンだけ年下なのが気になります。16歳から入学なのに1人だけ歳が違うので打ち間違いでしょうか?

個人的にはキオンが好みです笑

長々とすみません。


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