コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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魔法が使える世界
日時: 2015/12/10 20:25
名前: 胡桃 ◆/GgRTOxpqo (ID: dQt5LOir)

☆*,初めの挨拶,*☆
はじめまして。胡桃と申します。これから、小説を書いていこうと思います。書く小説の名前は、魔法が使える世界です。
魔法系の小説です。書くのは、初めて何ですが、良かったら見ていってくれると、幸いです。

☆*,プロローグ,*☆
何も無い日々が続いて行く。そんな何も無い日々だったと言うのに、まさか・・・魔法の世界に行く何て。
これから、悪者と戦う?そして、魔法を習わなければならない?どうして私がそんな事をしなければ駄目なの?

☆*,注意.お願い,*☆
小説のアドバイスを言うのは良いですが、悪口は書かない様にお願い致します。
たまに来れない時や、小説を更新しない時が有ります。ご了承ください。
面白いと思った小説には、コメントをしたいと思います。その時は、宜しくお願いします。

☆*,目次,*☆
第一話 魔法使いになる少女
>>1 >>2 >>3 >>5 >>8 >>10
>>12 >>13 >>14 >>17
第二話 魔法の練習は難しい
>>18 >>19 >>20 >>21 >>22

☆*,読み方について,*☆
「」は普通の会話文
()は心の中で思った事
『』は小さな声(音)
【】は凄く大きな声(音)

☆*,コメントしてくださった方々,*☆
てるてる522様
音無 凰様
コメントありがとうございました。

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Re: 魔法が使える世界 ( No.18 )
日時: 2015/12/09 11:48
名前: 胡桃 ◆/GgRTOxpqo (ID: O0NjrVt8)


第二話 魔法の練習は難しい
あの夜から、魔法の世界が朝に変わり、魔法の世界には雪が降っていた。人間界では、まだ降っていないと言うのに。
今は、六時。菜々子は目覚まし時計をセットして置いたのか、目覚まし時計がうるさくなる。【ジリリリリッ!】と、大きな音が目覚まし時計から鳴り出した。
菜々子は、目覚まし時計に反応し、ゆっくりとベッドから起きた。朝早くに起きたは良いが、横で寝ているティナナの事も起こしてしまったらしい。
「うるさいティナナね・・・もう起きたティナナ?早過ぎるティナナ・・・」
眠そうな声でティナナは言った。菜々子は、眠そうな目を擦りながら「ごめん・・・」と謝った。
ティナナは、その言葉を聞くと、また寝てしまった。つまり、二度寝だ。
今日は、女王様に朝早くから魔法の練習をしなさい。と言われていたのだ。さっそく、優樹にどんな事をするのかを、聞きに行った。だが、まだ優樹は寝ているだろうと思っていた。
「ガチャン・・・」と静かに扉を開けると、もうすでに優樹が魔法の練習をしていたのだ。
菜々子は、優樹も朝早く起きるのか。と、心の中でこっそりと思う。優樹は、菜々子が居るのに気づいたのか、菜々子の方に振り向く。
「あぁ、菜々子さん・・・もう起きたんですか?おはようございます。」
菜々子は、これに対して「おはようございます!」と元気に返した。
何をしていたのかを聞くと、どうやら魔法の練習の仕方を、ノートに書き写していたらしい。しかも、三時からだそうだ。
これは、菜々子の為にやってくれたらしい。菜々子は感謝をしなければならない。
菜々子が起きた時間より、三時間も前だ。そんな時間からやっているのか。と、少しは優樹の事を凄いと思った。
だが、まだ優太とロイは同じベッドで寝ている。二人は、相変わらず夜遅くまで起きている。朝早くに等、起きた事は無い様だ。
菜々子は、三時間近くやっていたのだから、優樹にどれぐらい終わっているのかを聞く事にした。そして、お礼も言う事にした。

Re: 魔法が使える世界 ( No.19 )
日時: 2015/12/07 18:12
名前: 胡桃 ◆/GgRTOxpqo (ID: CCQdUj5A)


「どれぐらい終わったんですか?」
聞いてみると、もう少しで全て書き終わるらしい。三時間ぐらい前からやっていたのだから、そうだろうと思っていた。
菜々子は、その次にお礼を言った。その時の目は、美少女と言える様な可愛い目をしていた。
優樹も、可愛い所が有るんだな。と、小さく心の中で感じた。五分後。ようやく、優樹は終わったらしい。優樹は、菜々子にノートをそっと見せた。
そのノートには、魔法の事が沢山書かれていた。これを優樹だけで書いてしまうとは、やはり凄いと思った。一ページ、二ページと、菜々子には丁寧に見せていた。いつもはパラパラとしてしまうのに、何故だろうか。
ノートを見せていると、女王様が使っていたホームトーンの魔法が有った。これは、ホームトーンと叫ぶだけの魔法。とくに、難しい事ではない。だが、ある程度の能力を付けなければ、何度やっても家は出現しない。
そして、ある程度の能力を付けなければならない。と言うのは、女王様に聞きに行けば分かると優樹は言う。菜々子は、女王様に会いに行こうとした。
だが、それにはティナナとロイも連れて行かなければならない。妖精は、いつでもおともをしなければならないのだ。
ティナナとロイを起こし、朝ご飯を食べ、歯磨き等を済ませ、パジャマから普段着に着替え、女王様の所に行こうとした。
だが、菜々子は優太の事を忘れていなく、優太の事も女王様の所に行こうと言った。
優樹は、一人にするのは良くないと思い、仕方なく連れて行く事にした。菜々子と優樹以外の三人は、今まで寝ていたからなのか、相変わらず眠そうだった。

Re: 魔法が使える世界 ( No.20 )
日時: 2015/12/09 11:50
名前: 胡桃 ◆/GgRTOxpqo (ID: O0NjrVt8)


「ふあぁ〜・・・眠いなぁ。」
朝だからか、あまり人通りが無い道の真ん中で、優太があくびをした。その後、ティナナとロイもあくびをした。三人は、夜中の十一時まで起きていたのだ。あくびもするだろう。
菜々子と優樹は、真面目だからかは知らないが、夜の九時には寝ていた。本当は八時に起きようとして居たが、夜ご飯やお風呂等で、結局八時には寝れなかったらしい。
ティナナは、夜は寝られず、本を読んでいたらしい。だが、優太とロイは、夜中までゲームをしていた。
「昨日は遅い時間まで起きてたからですよ。菜々子さんとティナナさんは良いとしても・・・」
優樹は、困った様な顔をしながら二人に注意をした。「は〜い・・・(ロイ・・・)」と言う返事も返って来た。
だが、ティナナは(どうして私だけ怒られないティナナ?)と、心の中で思っていたのだ。
十分後。そろそろお城に着く頃だった。だが、何かお城の回りに決壊が張られていた。
「な、何これ・・・先に進めない・・・」
菜々子は、可笑しいと思い、口に出してしまった。まさしく、お城の回りに決壊が張られていたのだ。
「これは決壊ロイ・・・でも、どうしてこんな所に有るロイ?分からないロイ・・・」
ロイは、汗を足らした顔で言った。それもそうだろう。と、皆は思っていた。
その時、優樹のスマホに電話が掛かって来た。ピロロロロン♪とスマホはのんきそうな音を鳴らした。どうやら、それは女王様からだった。
「女王様からです・・・」
ピッ♪と言う音を鳴らし、優樹は焦りながらも電話に出る。すると、通信が悪くなっていた。
だが、きちんと電話は出来そうだった。電話から、苦しそうな女王様の声が聞こえた。
「ゆ、優樹・・・ルモィ・・・ナが・・・うぐっ・・・」
首を閉められた様な声で、女王様は電話に言葉を吹き掛ける。優樹は「どうかしたんですか!?」と、すぐに返事を返す。
皆は、とても嫌な予感がしていた。
「ルモィナが・・・突然・・・首を閉め・・・早く・・・お城へ・・・」
女王様は、何かに首を釣られ、息をしていない様にも聞こえた。言いたかった事は「ルモィナが、突然首を閉めて来たの・・・早く、お城に来て・・・」と言いたかったのだろう。
それを言った所で、スマホからの電話の通信は切れてしまった。優樹は、皆に何とかして決壊を破壊し、お城に入ると言う事を言った。
「分かりました・・・じゃあ、頑張ってみます!」

Re: 魔法が使える世界 ( No.21 )
日時: 2015/12/10 19:50
名前: 胡桃 ◆/GgRTOxpqo (ID: dQt5LOir)


菜々子は、何とか頑張って決壊を割ろうとし、手で叩くが、もの凄く固い。
菜々子の手は赤くなってしまったが、それでも諦めなかった。今度は足で蹴ったりとしたが、全く効果は無かった。
優樹達も、見ているだけではなく、決壊を割ろうとしていた。
「はぁ・・・はぁ・・・どうしよう!全然割れないよ!」
菜々子は、朝から疲れた様な顔をしながら、そう呟いた。だが、優樹達は頑張れと応援してくれたのだ。
そして、二十分後。菜々子達は決壊を割ろうと何度も何度も割ろうとしていたが、結局、駄目だった。むしろ、どんどん決壊が固くなって行く気がして来た。
もう駄目だと思ったが、ティナナとロイは、何かをコソコソと話していた。それが終わると、勢いを付けて決壊を割ろうと、後ろに下がった。
菜々子と優樹と優太は、何をするのかと思った。ティナナとロイは、後ろに下がると、一気に「やぁー!」と声を上げながら、決壊を割ろうとした。
ティナナとロイの頭が、決壊を叩く。すると【バリーンッ!】と、大きな音が鳴り、決壊を粉々にした。その決壊は、とても大きな物だった。
「わぁー!凄ーい!ティナナちゃんもロイも凄いねー!流石、石頭〜!それに比べて、お兄ちゃんは・・・」
妖精達は、皆頭が石頭だ。優秀な妖精程、頭が固くなる。こう言った時にも、活躍はするのだった。だが、石頭を使うと、頭が赤くなり、ヒリヒリとしてしまう。どちらが固いと言えば、ロイの方が頭が固い。
だが、何故今まで石頭で割らなかったかを言うと、今まで二人は石頭の事を忘れていた。それよりも、女王様の事で頭がいっぱいだったらしい。
そんな石頭の事を、優太は褒めた。だが、言葉の最後を言い終わると、じっと優樹の事を見つめた。「はいはい・・・どうせ私の事でしょう?」と、優樹は目を細くして言った。
ティナナとロイは、何かと照れていた。
だが、菜々子は早くしないと女王様がどうなっているかを言い、皆を急いでお城に向かわせた。菜々子は、何も言わなかったが、心の中では、ティナナとロイの事を凄いと思っていたのだ。

Re: 魔法が使える世界 ( No.22 )
日時: 2015/12/10 20:23
名前: 胡桃 ◆/GgRTOxpqo (ID: dQt5LOir)


「着いたよ・・・お城に。いや、崩れちゃったけど・・・とりあえず、この家に入ってみようか・・・」
菜々子は、そう言うと、豪華そうな扉を「キイィ・・・」と音を鳴らし、開けた。そして、皆は家の中(お城)に入った。すると、玄関にメイド達が縄で体を縛られていた。
「酷いロイ!こんな事したの、誰ロイ?」
ロイは、怒りながら奥に進んで行った。ティナナは、ロイを何とか落ち着かせた。
他の皆は、少しずつ奥の方に進んで行った。
そして、二階に着き「リカコ様の部屋」と言う文字が書いてある。どうやら、女王様の部屋らしい。リカコ様とは、女王様の本名である。名字も付ければ、愛恋リカコだ。
「女王様、どうなってるかな・・・?開けるよ!」
優太が、女王様の部屋を開けようとする。皆は、心の準備をし、うなづいた。
『ガチャ・・・』と静かな音を立て、扉を開ける。そこには、女王様が傷だらけになりながら倒れていた。
「女王様!?(ティナナ!?)(ロイ!?)」
皆は、驚いてしまった。それもそうだろう。
部屋のど真ん中では、女王様が傷だらけになり、今にも死にそうな状態で倒れていた。どうやら、息はまだしている。他のメイド達も、今ならまだ命は助かりそうだった。
「すぐに、病院に行かなきゃ・・・」
菜々子がそう言うと、皆はすぐに電話を掛け、救急車を呼んで貰らった。


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