コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- ラジオの中から【リスナー募集中】
- 日時: 2016/03/09 19:58
- 名前: どみの (ID: y36L2xkt)
私、南野 咲は現在中学生モデルとして雑誌ELLEで活躍中!
みんなの憧れになれるように一生懸命毎日を過ごしてます☆
そんな私の悩み…それは、4月に入学した女子校に馴染めていないこと
周りの人には見栄をはって、楽しいふりをしてるけど、いつまで偽りの自分を演じればいいの…
そんな時、ラジオの中から聞こえた声が私の生活を変えました
………………………………………………………………………………………………………
始めまして。どみのと申します
この話は、私が5年くらい前によく聴いていた「ラジオ」がテーマの小説です。
小説書き始めてから間もないので、読み辛い部分など多くあると思いますが、楽しんでいただければ幸いです。
出来るだけ毎日更新できるよう頑張ります!
・リスナーさん募集してます!詳しくは>>17へ
・主な登場人物です>>28
- Re: ラジオの中から ( No.7 )
- 日時: 2016/02/28 11:04
- 名前: どみの (ID: 99568qQj)
こんちゃんへ
コメントありがとう!
解決早かったねw
読みやすいって言ってくれて嬉しいよ(*´ω`*)
まだ、メインのラジオが全く出てきてないけど、ちまちま進めて行きます!
今度、こんちゃんの小説にもコメントしに行くね(^^)v
- ラジオの中から ( No.8 )
- 日時: 2016/02/27 23:02
- 名前: どみの (ID: 99568qQj)
なんと!ELLEを毎月買っているという女の子が声をかけてくれた。
今までもこういうことは何度もあったけれど、やっぱり悪い気はしない。
「あの…良かったら、サインもらってもいいですか?」
そう言われ、私と彩は差し出された手帳にサインをした。
「ありがとうございます!二人とも、美人だしスタイルいいし、私もお二人みたいになりたいたなぁと思いつつ雑誌見てました」
「いやぁ、そんなことないよ。今日もすっぴんでごめんね」
そう言いつつ彩は満更でもない顔をしていた。
「いや全然大丈夫ですよ。お二人に会えただけで大満足です。お二人、学校でも人気者なんでしょうね」
「まぁ、友達と楽しくやってるよ」
「いや、そんなことないよ…」
「ん!?咲またなんか言った?」
「ううん。なんでもない。私も学校楽しいよ!」
あぁ、やっぱり…
私達モデルは、雑誌上では笑顔を見せ、明るく振る舞っている。
そんな私達を見ている人は、私達がみんなから好かれていると勘違いしている。
私達だって、人から避けられたり悩んだりすることはあるのに…
その後、10分程お喋りをして、私達は家に帰った。
その日の夜、テストも近いので勉強していた。
あれ…数学のこのページってテスト範囲だっけ…誰かに聞きたいけど連絡先わかんないしなぁ…
ズキン。胸がまた痛む。
いいや。数学やめて英語やろう。
英語を終わらせた後、私は寝ることにした。
しかし、明日が来てほしくないせいかなかなか寝付けなかった。
あぁ、明日どうやって切り抜けよう。お昼さっさと食べてまた図書室にこもろうかな…
そんな考え事をしているうちに私は寝てしまった
こうして、日曜日が明け、新たな一週間が始まった
- ラジオの中から ( No.9 )
- 日時: 2016/02/28 01:17
- 名前: どみの (ID: 99568qQj)
次の日。新しい1週間が始まる月曜日。
うげぇ。相変わらず満員電車つらいなぁ…
いっそのこと、電車止まってくれないかなぁ…そうすれば学校行かなくて済むのになぁ…
しかし思い通りに電車が止まってくれる訳がない。
電車に30分ほど揺られその後10分程歩くと学校に到着した。
教室に入っても、誰も話し掛けてくれるわけがなく、授業が始まるまで大人しくテスト勉強をしていた。
1時間目の英語の授業。
「じゃあ、田中さん。15行目と16行目訳して」
「私の趣味は走ることです。私は毎朝公園を走っています」
「OK!素晴らしい!」
キーン、コーン、カーン、コーン
「じゃあ、チャイムもなったので今日の授業はこれで終わります。see you next time」
「起立!礼!ごきげんよう!」
そう、私の学校は授業の挨拶などで女子校によくある「ごきげんよう」を使っている。
正直違和感しかないんですけど…
「最後に1つ。中間試験が終わったら、ラジオで放送されているベーシックイングリッシュを毎日聞くように。今まで勉強した単語や文法もたくさん出てきますし、リスニングの勉強にもなります。そして期末試験からはベーシックイングリッシュも試験範囲に入ります」
ふーん。ラジオかぁ…今まで聞いたことないけど、試しに今日聞いてみようかな
- ラジオの中から ( No.10 )
- 日時: 2016/02/28 11:42
- 名前: どみの (ID: 99568qQj)
その日の授業終了後、英語の先生が話していたベーシックイングリッシュのテキストを本屋で購入し、私は家に帰った。
ラジオがなければ、番組が聞けないので母親に聞いてみた
「お母さん、うちにラジオってある?」
「えーっと…確か幸が持っていたと思うけど…本人に聞いてみて。もううちに帰ってきてるから」
「わかった!」
幸とは、私の姉のことだ。
とりあえず、姉の部屋に行ってみることにした
「お姉ちゃん、ラジオ持ってる?」
「ラジオ?あぁ、あるよ」
「それ借りていい?英語の先生にベーシックイングリッシュ聞くように言われたんだ」
「いいよ。てか、今ラジオ全然使ってないし、どうせなら咲にあげるよ」
「本当!?いいの!?ありがとう!」
私、なんで英語のラジオごときでこんなにわくわくしているんだろう。
きっと、今まで触れたことがない新しい世界だから新鮮に思えるんだろうな…
そして、番組の時間がやってきた。
勉強を一旦中断し、ベーシックイングリッシュを聞いてみた
- ラジオの中から ( No.11 )
- 日時: 2016/02/29 18:15
- 名前: どみの (ID: 99568qQj)
「今日の、ポイントはWhat sports do you like?です。このWhatは何をという意味を表しており、必ず文章の始めに使います。………」
ベーシックイングリッシュは、毎回出される会話文とそれに含まれている文法の解説がメインの15分番組である。
ふーん。確かに、この文法学校でつい最近やったなぁ…。
「それでは、今日のレッスンはここまで。See you tomorrow!」
そんなこんなで、始めてのベーシックイングリッシュは終わった。
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