コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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恋の魔法
日時: 2016/02/29 18:56
名前: 彩夏 (ID: nrzyoCaD)

私、白石桜。
私の大親友、星野美香。
私たちには、好きな男の子がいます!
それは、田中晴河。
晴河くんは、優しくてかっこいい子なの。
私たちは、そういう晴河くんが大好き!

ある日、晴河くんが私たちの前を通った。
桜&美香「晴河くん!」
晴河「おーー、白石。星野。」
桜「晴河くん、これからどこ行くの?」
晴河「図書室。」
美香「私たちも、ついて行って良い?」
晴河「良いよ。」
私たち、桜と美香は晴河くんと図書室へ行くことになった。
桜「晴河くんって、好きな女の子いる?」
晴河「ん、いないよ。どうしてそんなこと聞くの?」
桜「えっ、えーっと…。」
美香「晴河くん、心配しなくて良いよ!」
晴河「あっ、うん。」

図書室に着いた。



続く……

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Re: 恋の魔法 ( No.6 )
日時: 2016/03/04 20:21
名前: 彩夏 (ID: nrzyoCaD)

先生「皆さん、忘れた人はいませんね?」
と先生は言った。桜はビクッと驚いた。桜は、そーっと手を挙げる。桜に合わせて、また誰か手を挙げる。それは、クラスで頭の良い男子が手を挙げた。それは、畑山充という人だった。みっちゃんと呼ばれてる。
えーーっ!みっちゃんが忘れたのーー!?と桜は思ってる。
桜「晴河くん、みっちゃんも忘れたらしいね。」
とコソコソと言った。
晴河「そうだな。」
とコソコソと言った。
先生「白石と畑山か……。忘れたのは。」
先生あきれてる。
えーーっ!みっちゃんが忘れたーー!?とみんなが口々に言い始めた。
先生「確かにな。畑山が忘れるなんて。二人は、どうして忘れたんだ?」
先生が不思議そうに言って来た。
充「理由は、祖母が土曜日に亡くなりまして、それで御葬式に行っていました。」
充は正直に先生に説明をした。
先生「そうか、分かった。それは、しょうがないな。それで、白石はどうしたんだ?」
桜「えっ、えーっと、連絡帳に書き忘れていました。」
桜はドキドキしながら、先生に説明をした。
先生「そーか、今度からは気をつけろよ。」
桜「はーい。」
私は、怒鳴られはされなかったけど、今度からは気をつけようと反省したのだった。


続く……

Re: 恋の魔法 ( No.7 )
日時: 2016/03/05 18:19
名前: 彩夏 (ID: nrzyoCaD)

そういえば忘れてた。私、桜は2年5組です。
休み時間。私桜と晴河は、隣のクラスに行った。
「桜ーー!彼氏出来たんだって?すごーい!」と話しかけて来た。その子は、幼稚園の頃からずっと一緒で、名前は飯田未来。2年6組。
桜「未来、なんで知ってるの?」
と不思議そうに聞いた。
未来「びっくりした?美香から聞いたんだ。」
桜「えーー、美香から!?もう美香すぐ話しちゃうんだから。」
とびっくりしてる、桜。
未来「桜、で彼氏紹介してよ!」
桜「良いよ。隣にいる子だよ。」
普通に言った。
未来「えっ!はー!?」
とびっくりしてる。桜は、そうだよと言い、なんでびっくりしてるの?とまた質問する。
未来「だって、はーと幼馴染みだもん。」
えーー!そうなのーー!?と桜はびっくりして腰が抜けそうになった。未来はそんなびっくりする?と質問して来た。「びっくりするよー。」と話した。
晴河「みー、久しぶりだな。小さい頃はよく遊んだよな。ごめんな。結婚する約束、破って。本当ごめん。」
と晴河は自分が悪いことをしたように謝って来た。
未来「 はー大丈夫。気にしないで。私は平気だから。」
晴河「みー僕、何か役に立つことあったらやるぞ。」
未来「大丈夫。本当に大丈夫だから。」
未来は必死に大丈夫を言い続けた。晴河が未来にギューっとやろうとした瞬間、未来は晴河の手をパシっと払った。
未来「はー、やめて!」
桜「未来、それはやり過ぎだよ。」
晴河は思いもしなかった。桜もいきなり未来がやるなんて思ってもしなかった。
未来「桜は分かんないでしょ?約束を破られた側はどんな気持ちだか分かってんの?」
と未来は晴河に怒った。
晴河「みー本当ごめん。」
晴河は一生懸命謝った。未来は許したのか分からないが。

キーンコーンカーンコーン♪

チャイムが鳴った。下校時間のチャイムだ。
未来は下校中、「どうして?桜に取られるの?はーは、桜のことが好きなの?」と泣きながら帰った。
その頃晴河は、桜と一緒に帰った。
桜「晴河くん大丈夫?」
晴河「あー、僕は大丈夫。けどみーが。」
私達は、未来のことが心配で何も話すことが出来なかった。


続く……

Re: 恋の魔法 ( No.8 )
日時: 2016/03/09 18:08
名前: 彩夏 (ID: nrzyoCaD)

翌日。登校中。
晴河は桜に何か言って来た。
晴河「なぁ白石、お前のことこれから、桜って呼んで良いか?」
桜「えっ!ハフハフ…良いよ、良いよ。」
桜はすごく緊張した。
晴河「じゃあよろしくな、桜。」
普通に晴河は桜のことを下の名前で呼んだ。桜は顔が真っ赤になった。
桜「あっうん、よろしくね。晴河くん。ところで何で、下の名前で呼んだの?」
晴河「えっそれ聞く?」
桜「うん、どうしても知りたくて。」
晴河「うん、分かった。それは、単純な答えだけど、カレカノだから下の名前で呼んだ方が良いのかなって思って。」
桜「なんだ。そんなことか。良かった。」
桜はすごくホッとして、胸を撫で下ろした。
晴河「あっ着いたね。」
晴河はもう無かったかのように話しを変えた。
桜「あっ本当だ。あっという間だったね。」
晴河「うん、桜と一緒だからかな?」
又、桜は顔が真っ赤になった。
桜「アハハ、私も。晴河くんと一緒だからかな?」
晴河「僕達って、すごく良いカップルみたいだね。」
桜「うん、すごく晴河くんといると緊張する。」
晴河「僕も、同じ。」
桜「本当?良かった。」
晴河と桜はすごく良いカップルになっていた。ところが二人が一緒に教室に入ると大変なことになっていた。みんなが、「田中と白石が夫婦で登校してる!」と言い出した。黒板にも『田中桜』、『白石晴河』と書いてあった。
桜「ちょっと何よ、これ!」
晴河「桜の言う通りだぞ!なんだよ、これ!」
みんながお一斉に『わーー、田中が白石のこと桜って呼んだーー!』と言い出した。
晴河「別に良いだろ!お前らだって結婚したら、下の名前で呼ぶんだぞ!」
桜「そうだよ!晴河くんの言うとおりだよ。」
と晴河、桜とクラスのみんなといつの間にか喧嘩をしていた。


続く……

Re: 恋の魔法 ( No.9 )
日時: 2016/03/14 08:55
名前: 彩夏 (ID: nrzyoCaD)

朝の会。日直は、桜と晴河だった。みんなが盛り上がった。桜は、(嬉しいなぁ、晴河くんと一緒なんて。)と心の中で思っていた。晴河も、(桜と一緒で嬉しい。)と思っていた。でも一人嬉しくない人がいた。それは、美香だ。美香は(どうして桜と晴河くんが同じ日直なの?どうして私は、好きな人が晴河くんなのに、一緒にならないの?意味分かんないよ…。)と心の中で思っていた。
桜「皆さん、起立。おはようございます。」
みんな「おはようございます。」
晴河「まずは、健康観察です。保健係さん、お願いします。」
保健係「今日の休みは、原田稔さんです。皆さん、体調に気をつけましょう。」
桜「はい。次は、係からのお知らせです。何か連絡のある係はありますか?」
ここまでは、順調に進んでいた。でもここからは、ちょっと心配だった。
シーーン……
晴河「では無いので、次に進みます。次は、先生からの話です。先生お願いします。」
先生「はい、ありがとうございます。白石さん田中さん席に戻って下さい。」
桜と晴河は席に戻った。大事な話をするに違いないと二人は思った。
先生「配布物を配ります。」
シャッシャッと配った。
それで、朝の会は終わった。


続く……

Re: 恋の魔法 ( No.10 )
日時: 2016/03/29 11:06
名前: 彩夏 (ID: nrzyoCaD)

朝の会と1時間目の間。
美香「ねー桜、ちょっとだけ図書室に行かない?」
桜「良いよ。どうしたの?」
美香「えーっと…まぁ、ついて来て。お願い!」
美香は必死のお願いをした。
桜「あっうん、良いよ。」
桜は、つまんなさそうだった。
美香「桜、どうしたの?」
桜「あっ!ううん、なんでもないよ。」
桜は隠し事を抱えているようだ。美香は、心配で心配で仕方ない。
美香「桜、なんでも良いから言いなさい!私、何も言わないからさ。」
美香は桜に、本気で怒ってるようだ。
桜「ごめん…。どうして、みの君が休みなんだろうって考えてたんだ。」
美香「なんだ、そんなことか。」
桜「美香、何よ!その言い方!」
桜と美香は喧嘩し始めた。目撃者、田中晴河が通った。晴河は、桜の彼氏だ。
晴河「桜!星野!どうしたんだよ!」
桜「えっ?」
桜は振り向いた。
桜「あっ、晴河くん!?」
美香「晴河くん!?」
2人共、声がかぶった。晴河は、気が合うなーと思った。
もう図書室に行かずに、教室に戻った。


続く……


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