コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- コスの初恋 〜旅の始まり〜
- 日時: 2016/03/10 06:14
- 名前: 桜井 玲 (ID: 16oPA8.M)
読者様、読んでいただいてありがとうございます!
気づいたこと、感激したこと・・・など、コメントお願いしま〜す!
第1話
これは、とある山奥の話
狼人間ハルルと柴犬ケヌーから、女の子が産まれた
ハルルとケヌーはコスという名前をつけ、かわいがった
ある年のコスの誕生日に、コスは両親に言った
コス 「私、外に出たいなぁ」
すぐに、緊急会議を開いた
コスには、狼の耳と柴犬の尻尾がついている
ハルルとケヌーは、コスの姿を人目にさらしたくなくて、外に出ることに反対した
コスは、両親の言葉を聞いて、怒って家を出て行った (この世界では家出)
しかし、コスは、ある重大なことに気づいた
コス 「どうしよう 家を出たには出たけど・・・
これからどうやっていきていけばいいの?」
コスは、自分に問いかけた
そう、コスは、家の事は全て、母のハルルと父のケヌーに任せていた
だから、家事についてまったく知らない
コスはまず、空腹の中、走り続けて、小川に着いた
川の水を少し、口に含んで、空腹を我慢した
そして、小さな洞窟を見つけ、もりの寒い夜を洞窟の中ですごした
- コスの初恋 ( No.7 )
- 日時: 2016/03/18 17:48
- 名前: 桜井 玲 (ID: 16oPA8.M)
- 参照: http:
第7話
長時間たった頃
コスとカルセは別室だが、コスの隣の部屋がうるさくて2人は目が覚めた
隣の部屋からは、コン・コン・コン・コンという音が鳴り響いている
カルセが、キツネになって、隣の部屋の窓をのぞいた
カルセが人間に戻って、コスの部屋の窓から入ってきた
カルセ 「おい、コス コンコンやってるヤツ、鳥だった」
コス 「え、鳥?ホテルって、人間しか、入れないんじゃないの?」
カルセ 「そうだよな〜」 (コクコクとうなずく)
コス 「行ってこよう!」
トントン、失礼しまーす
コス 「あの〜 鳥さん、静かにしてください
静かにしないと襲っちゃうぞ!」
カルセ 「コス 鳥さんいないよ」
?? 「あ、鳥?私だよ」
コス・カルセ 「え、マジ!?」
?? 「うん」
コス 「へー」
?? 「えっ、否定しないの?」
コス 「うん、私たちも、アナタと同じだから」
?? 「ナ、ナニ!?同じヤツがここにもいたのか!!」
カルセ 「ここにも!?」
カルセとコスは、他にもいたということにビックリした
でも、??は、2人よりもビックリしていた
- Re: コスの初恋 ( No.8 )
- 日時: 2016/03/18 17:51
- 名前: 桜井 玲 (ID: 16oPA8.M)
- 参照: http:
第8話
?? 「私はムー 鳥になれる」
コス 「ムーさんか 宜しく!コスだよ」
ムー 「そうか、コス 宜しくな」
カルセ 「ムー、宜しく 俺、カルセ
ここにもって事は、他にもいたんだな?何の動物だ?」
ムーは、もごもごしながら言った
ムー 「確か、キツネだったような・・・」
コス 「まさか・・・ カルセの・・・ 妹さん?」
カルセ 「ああ、まさかのまさかだ 絶対ロナだ!」
すると、廊下から、
ドタドタドタ、バタンバタン、ドタドタドタ・・・ガチャガチャ・・・
ガチャン!!!
ロナ 「ムーちゃん!!おっはー!!あっ、お友達?
ゴメーン、急に 失礼しまし・・・あっ」
コス 「きゃー!!ロ〜ナ〜!!また会えたね〜!!
何日ぶりだろ?」
カルセ 「1日しかたってねえよ それよりロナ
母さんをおいてきたのか?一緒にいてあげないのか?」
ロナ 「だったらお兄ちゃんがいれば!?ママは嫌いじゃないよ
でもパパは大嫌い」
カルセ 「何の話だ!!」
と、ごちゃごちゃと兄妹げんかが始まった
- コスの初恋 ( No.9 )
- 日時: 2016/03/18 17:54
- 名前: 桜井 玲 (ID: 16oPA8.M)
- 参照: http:
第9話
コス・ムー 「うるさーい!」
3回ほど怒鳴って、やっと静かになった
ムー 「カルセ君、ロナ 何があったのか知らないけどさー
静かにしてよ」
コス 「そーだそーだ!!」
カルセ 「その割には、おまえもウザイな、ムー ここはホテルだ
おまえの家じゃない 穴をあけるのはやめてくれ」
コス 「そーだそーだ!!」
ロナ 「コス どっちの味方なの?」
コス 「どっちもだよ だって正義の味方だもん!」
ムー 「とにかく、出てって 他人がうるさくするのはゴメンだよ」
コス・カルセ・ロナの3人は、ムーの部屋から追い出された
コス 「何でよ〜 うるさくしたのはカルセ君とロナだよ〜
私悪いことしてないのに〜」
ムー 「うっせー!!」
コスとカルセは、部屋にとぼとぼと帰っていった
- コスの初恋 ( No.10 )
- 日時: 2016/03/18 17:55
- 名前: 桜井 玲 (ID: 16oPA8.M)
第10話
コスの部屋に、ロナもついてきた
コス 「ねぇ、ロナ 何だったの?」
ロナ 「私たちには、キツネのママがいるの
もちろん結婚したんだけど、ママはすぐにパパのことが嫌いに なった でも、出て行ったパパが帰ってきたの
だから、逃げてきたの」
コス 「へえー 私、両親と仲良かったから
ん?あれ?私、両親と仲良かったのかなぁ〜?」
はなしていると・・・
トントントン、ガチャ
コス 「あっ、ムーさん!」
ロナ 「ムーちゃん!」
ムー 「ゴメンね 勝手に入って
まあ、アナタ達も勝手に入ったのだから、おあいこだよね
あんたたち、旅をするみたいだけど、よかったら、私も言って いいかな?」
コス 「カルセ君なら、きっといいって言うよ」
ロナ 「ムーちゃんも行くなら私もいく!」
コス 「う〜ん、どうだろ〜」
ということで、カルセの部屋に行くことになった
ロナとムーも行こうとしたら、コスが言った
コス 「2人は来ちゃダメだよ カルセ君とけんかしたんだから」
2人は、そっかと妙に納得して、部屋に戻っていった
実は、2人に来ないでと言ったのは、別の目的があった
コスは、いろいろと大騒動があって、疲れていた
だから、疲れを癒したかった
(2人が来なくてよかった〜)と安心して、隣のカルセの部屋に向かった
- コスの初恋 〜旅の始まり〜 ( No.11 )
- 日時: 2016/03/18 17:56
- 名前: 桜井 玲 (ID: 16oPA8.M)
第11話
トントン、ガチャ
ジー!ジー!ジー!ジー!ジー!ジー!
コスは、熱い視線と冷たい視線を一気に浴びた
熱い視線はカルセ
冷たい視線は誰だか分からなかった
コス 「カルセ君 ムーさんも一緒に旅に連れて行っていいかな?」
カルセ 「ムー?いいよ 害にならないだろ」
コス 「うん そうだね カルセ君
ロナも一緒に旅に連れて行っていいかな?」
カルセ 「ロナ?ダメだよ 害になるだろ」
コス 「うん そうだ・・・ 違うよ!妹には優しくしなきゃ
カルセ君、何が何でも連れてくよ
ロナにも大変な事情があったんだからさ〜」
カルセ 「分かったよ〜」
コス 「あれっ、すんなりおれた」
コスは、カルセが認めたことに驚いた
カルセ 「おまえが、何がなんでもって言っただろ!
ふつうは、好きな人に合わせるんじゃないのか?」
コス 「・・・ 分かんな〜い」
と言った直後に、カルセの部屋の窓からドスンという音が聞こえた
コスが窓を開けてみると、目をぐるぐる回してたんこぶを作っているロナと、そばで看病しているムーがいた
カルセ 「やっぱりいたか
コス以外にも視線を感じたのはおまえ達か」
ロナ 「だって〜 マジ気になる〜 それにコス〜
分かんな〜いって、そんなのも知らないの?」
ムー 「で、聞いた限りで入ってもいいことになってるけど
行くからね」
カルセ 「はぁ〜・・・ しょうがないな〜」
ということで、ロナとムーは行くことを許されて、
一緒に海に向かうことになった
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