コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 名もないある日の物語【参照二百突破ありがとう!!】
- 日時: 2016/04/08 21:50
- 名前: ちくわ (ID: nH0S84tQ)
どーもみなさん、初めまして。
三度の飯より猫耳幼女、ちくわです。
妹たちに振り回される兄、橋原修のなにげなーい日常をゆるっと面白いお話っぽく書いていきたいなーと思います。
…後、今回こそは三日坊主にならないようにしたいな…(切実)
投稿ペースがかなりのんびりかなと思いますが、何とぞ宜しくお願いします。
最後に、読んでみた感想やアドバイスを頂けたら嬉しいです。
〜お越し頂いた方々〜
・夏目 織さん
・どみのさん
・こんさん
ありがとうごさいます_(._.)_感謝感激雨アラレです。
- Re: 名もないある日の物語 ( No.12 )
- 日時: 2016/03/23 22:19
- 名前: ちくわ (ID: nH0S84tQ)
六日目‐その弐‐
さて、前の日記に俺たち三人が飢餓地獄に陥ったことを書いたわけだが、今日はその続き、「天使が降臨した」話を書こう。
あれから数分後、俺たちは食べ物を求めて校内をゾンビのように徘徊していた。
俺「腹、減ったなぁ…」
高「ヒモジイ…」
達「このまま俺たちは死ぬのかっ…」
達也がかなり過剰な表現をしているが、この大変お腹が空いたままでは午後の授業に支障をきたしてしまう。
高「自動販売機のコンポタでも買って…凌ぐか…」
俺「そうかその手があったか!!ナイスだ高橋!!」
そんなわけで、自動販売機に行ってみることにした。
俺「………ない…。校内の自動販売機の腹の足しになりそうな物がなんで全部売り切れているんだぁぁぁぁぁぁ!!」
高・達「ノ、ノゾミガタタレター orz」
今考えてみれば販売機の商品は毎日補給してるわけではないし、生徒は毎日のようにジュースなどを買っているのでまあ当たり前っちゃ当たり前なのだが。
高「くそっ、あと授業があと三時間、掃除とか部活含めて五〜六時間はあるぞ…耐えれる気がしねぇ…」
達「この俺が…神に祈るしかないのか…?」
その時だった。
「あれ、修兄じゃないですか。何しているのですか?」
妙に聞き慣れた、いや、毎日聞いている声。俺は反射的に後ろを振り向いた。
「うわっ、修兄凄くやつれて見えるのです…」
そこにいたのは、パンや紙パックに入った飲み物を抱えた雷花だった。
俺「どうした、なんか用か…?」
雷花「いや、何も食べてなさそうだったので、何か分けてあげようかなって…ってどうしたんですか?そんな顔して?」
俺「神様…ッ」
達「女神…ッ」
高(結婚したい…)
かくして俺たちは、六月十七日を乗り切ることに成功した。
あと妹いてよかったと心の底から思った。
- Re: 名もないある日の物語 ( No.13 )
- 日時: 2016/03/25 18:33
- 名前: ちくわ (ID: nH0S84tQ)
七日目‐その壱‐
母さんは「Next Life」ってオンラインゲームを知っているだろうか?
このゲームは、『第二の世界』をテーマに作られたMMORPGゲーム。だだっ広いオープンワールドの中で各国のサーバーが≪国≫というカタチで点在し、全世界の30%の人々を虜にしてきた。第二の世界っていうだけあって基本的に何でもできる。ただ現実世界と違うのは馬鹿でかいモンスターがいることと、ステータスカードがあるぐらいだろう。
今日はこの世界の中であったことを話そう。
「おーサムじゃないか!久しぶりぃ!!」
テストが明け久しぶりにログインしたら早速声をかけられた。(ちなみにサムは俺のプレイヤーネームである)
俺「久しぶりー。どうしたギル?」
ギル「テストようやく終わったんだな〜。なんか一緒にクエストいかね?」
俺「うーん、俺はいいんだけど魔法職が欲しいな…」
ギル「そうだなー。おーい、誰か暇な人いないか〜?」
少し待っていたらピピッと音が鳴り、念話(個人チャット)が飛んでくる。
「私で良ければ行こうか〜?」
ギル「おおノアルじゃん!そっちもテスト終わったんだ〜」
ノアル「うん!いやー疲れたよ(-_-)」
この人は全国ランキング二位のノアルさんだ。見た目は女性アバターで、中身も女性らしいが本当かどうかは定かではない。
ノアル「で、pt編成はどんな感じなの?」
ギル「とりあえず俺が前衛で敵のヘイト集めとくから、ノアルはボス相手の火力頼むわ〜」
ノアル「でもこのボス情報じゃ雑魚超湧かしてくるらしいよ?処理どうするの?」
ギル「そこはすぐそこの全国ランキング一位の何でもできるマンが何とかしてくれんだろ。なあサム?」
そう、これでも俺はこのゲームのランキング一位なのだ。
俺は胸を張って頷いた。
俺「ああ、任せとけ!」
数時間後…
ノアル「あ〜疲れたーっ!なんかレア物ドロップした?」
ギル「一応欲しかった武具の強化素材が。サムは?」
俺「俺?うーんと……お前ら喜べ、最上級の肉が落ちたぞ…」
ノアル「ほんと!?うっしゃー帰ったら焼肉ね!!」
ギル「よし、久しぶりにギルメン呼んで盛大にパーティすっか!!」
俺「いいぜ、料理スキルカンスト済みの俺が料理振る舞ってやんよ」
ギル「マジかwwあのスキルカンストしてるやつ見たことねえぞw」
ノアル「あー、えっと二人とも相談があるんだけど…」
俺「ん?ノアルどうした?」
ノアル「…ギルメンみんなでオフ会しない?」
「「オフ会!?」」
- Re: 名もないある日の物語 ( No.14 )
- 日時: 2016/03/28 21:32
- 名前: ちくわ (ID: nH0S84tQ)
七日目‐その弐‐
俺「え、オフ会!?オフ会かぁ…」
ギル「いいじゃん、楽しそうだぜ!」
ノアル「でしょ?でもいくつか問題があるんだよね〜」
ギル「ほう、言ってみてよ」
ノアル「まずギルメン全員の予定が空いている時じゃないといけない。せっかくやるんだったらみんなでやりたいし。っで、もう一つは場所。どっか店の予約とか取らないとダメかなぁ…」
ギル「大丈夫。ギルメンの問題は皆に呼び掛けて予定開けてもらうとして、店はこっちで手配しておくよ」
ノアル「ありがとう!じゃあ日程とか決めないとね!」
かくして、うちのギルドのオフ会計画がスタートしたのだった…
ノアル「レオン!カルファ!ネネ!オフ会やろ〜!」
レオン「おお!いいね!」
カルファ「みんなのリアル知りたいと思ってたんだ〜」
ネネ「たのしみだなぁ…で、いつやるの?」
ノアル「来週の日曜日!場所はえーと、間宮駅東口から徒歩五分ぐらいのところにある『Crescent Moon』って喫茶店だって〜」
レオン「おっけ!予定開けとくね!」
カルファ「俺も予定ないし、楽しみにしてるよ〜」
ネネ「絶対行くね!!」
ノアル「うん!じゃあ私はそろそろ落ちるね。みんな(つ∀-)オヤスミー」
ギルメン一同「おやすみ〜」
仲間たちの反応を見てから、彼女はゲームからログアウトした。
「ふ〜、よかったぁ。みんなオフ会来れそうだなぁ…」
暗くなったディスプレイを見ながら、彼女はそう呟いた。
高校生ぐらいだろうか、ラフな寝間着を着た彼女は椅子をくるりと回転させ立ち上がり、近くにあるベッドに飛び込んだ。
「…サムくん…どんな人だろうな…?」
そう呟くと、彼女は深い眠りに落ちた。
- Re: 名もないある日の物語 ( No.15 )
- 日時: 2016/03/29 23:34
- 名前: こん (ID: ZoJzIaOM)
こんばんは。
この間は雑談掲示板にて、私のスレッドに書き込みありがとうございました。
読ませていただきました。
おっそろしく面白いですね!!
なんですか、もう!!
ジャック、良すぎる。
もう、超愉快。
先生の髪型のところとかもすごくつぼりました。
雑談掲示板の方にて感想を載せさせていただきますので、気が向いたら足をお運びください。
また来ます。
- Re: こんさん ( No.16 )
- 日時: 2016/03/30 15:55
- 名前: ちくわ (ID: nH0S84tQ)
コメントありがとうございます!
わざわざお越しいただきありがとうございます。
これからも面白い展開にしていきたいと考えております。
頑張りますので、どうか応援よろしくお願いします_(._.)_
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